月別アーカイブ: 2012年5月

”誕生” デモ機スクラバー2号機


関西の某工場での脱臭テストに、60Hzチームが出動です。
チームリーダーの吉田がお伝えします。

今回の脱臭テストは ”誕生” デモ機スクラバー2号機です。
従来テスト機は1台だったのですが、初号機が釜山にて格闘中の為、2号機君が生まれました。

CIMG7002
2号機君 初戦から強敵との対戦になりそうです。

今回の相手(におい)は乳製品製造臭気です。
しかも敵は 2臭(種)

<対戦内容>
1戦目:カスタード系乳製品臭気→この臭気は甘くケーキぽく乳臭い。
今日はこの臭気でのテストになるが前回訪問時の臭気に比べかなり臭いが薄く、テスト結果も室内臭気濃度(原臭)が200~500でMGスクラバーで問題なし。

2戦目:乳脂肪系製品臭気→牛乳とチーズが腐った臭い。
カスタードのような材料で甘い臭気が漂う。
乳製品テスト2日目 今日の臭気は酪酸系臭気全開でかなり室内も臭い。
牛乳とヨーグルトが一緒に腐ったような感じの臭気でテストを開始。

室内臭気は790~1300、製品直近臭気は3000ほどの臭気濃度、スクラバー撃沈かと思いきや脱臭効率約80%をたたき出す。

<対戦結果>
1戦目:相手が弱く快勝 かなりの臭気除去を行った。
2戦目:かなりの強敵だが、なんとか技術力でねじ伏せた。

脂肪酸系臭気は溶けにくいものが含まれているので強敵が多い。

対戦終了後、2号機は、茨城県の敵と戦うため飛び立った。

 


消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは
こちら→ http://www.201110.gr.jp/  です!

また、工場の臭気対策(排気臭・水処理・施設内臭気)の専門公式サイトは
こちら→ http://www.factory-nioi.com/  です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは
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http://ameblo.jp/nioideka/

 

 

臭気測定のWeeKでした


ドライバーが右方向へ飛んで行ってしまう臭気判定士:山田大介がお届けします。

先週1週間全て、臭気測定業務でしたが、一部ですが紹介します。

最初は某塗装関係工場の排気臭気対策
塗装乾燥炉の排気臭気が近隣へ飛散するのを防ぎたい!というご依頼で、脱臭対策する為の臭気測定を実施。

排気個所は3か所あり、いずれも臭気のレベルは高いので苦情になる確率は高い。
排気温度も高くヤニも出る個所もあるので、対策は簡単では無いが、本臭気は経験があるので「スクラバー+ミストコンタクトユニット」で解決出来るだろう。
あとは予算か・・・

太平化学産業 003
次は某薬品関係会社の排気臭気対策
漢方材料の製造臭気の対策相談です。
真隣に建売住宅が建設中で、これは100%苦情になるでしょう。

実際、このような臭気のトラブル相談は多いのです。
事業主様から、最近越してきた人から苦情が出て困っている。
うちの会社は昔からあったのに、においがするのは分かっていたんじゃないのかな!と嘆かれる場合もあります。

住民の方々からは、新築したばかりなのに洗濯物も外に干せない。
せっかく買った念願のマイホームなのに近くで異臭がすると役所へ相談される事もあります。


悪臭防止法
という臭気を取り締まる法律があります。
工場その他の事業場の事業活動に伴って発生する悪臭について、必要な規制(脱臭設備の設置、排気方法の改善等)を行うとともに、その他の悪臭防止対策を推進することにより、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的として制定された法律です。
自治体によっては厳しい罰則もありますので注意です。

DSC01057

今度も薬品関係の会社です。
漢方材料臭気が近隣住民から苦情になっておるので調べたいとのお話。
いつものように臭気採取を行い、臭気濃度を算出します。
敷地境界線における臭気濃度も測定しなければならないので、今回は専用の採取道具を使用しました。

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このように臭気測定を実施する事で、排気している臭気の強さが分かります。
これらの測定結果から最適な脱臭対策脱臭設備を提案致しますので、いつでもご相談下さい!!

 


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臭気調査時に於ける道具紹介


皆様、こんにちは。

病院でのホルムアルデヒド対策専門として、
病院ばかり訪問している臭気判定士の佐藤です。
決して病気ではなく、あくまで作業環境改善の為の出動です。


3月までで病院への納品がひと段落、

と思いきや来年以降のお話がおおく、まだまだ病院通いです。

ブログでは気分を変えて、前回の続きの臭気調査道具についてのお話を一つ。


現場は観光地にある高級旅館。
その中の特別室の<異臭 調査>。

・お客さんが多い時は悪臭があっても使わざるをえなかった

・一部クレームになっているので、何としても解決してほしい

・また毎日弱い汚水系の臭気は必ずする、
とのことで、文字通りニオイ110番のご依頼でした。



現場を訪問するとすぐに弱い汚水系臭気を発見。

しかし、怪しい部分は旅館の管理人が調べており、問題なし。

そこで使用したのが何とも平凡ながら優れものの逸品「デジカメ」。



パイプシャフトなどの人が入りにくい場所では目で確認ができません。


PS

そこでデジカメを持って腕を入れてパシャリ。

PS縦

曲がりに曲がったダクトの行方を確認することができました。

 

どんどん追っていくと、外への出口まで到達。

しかし、どうやら出口付近でにおいが発生している様子。

ここで再度望遠にしてパシャリ。


天井裏

 

 

写真では見にくいですが、ダクト接続口に穴が開いており、

どうやらそこから臭いが侵入していた様子。

ここは天井裏に入れるところも無かったので、

この写真とうっすら見える外の光で確認することができました!!


漏えい部分については再度別の方法で確認し、原因であることが確定。

後日お客さんに工事し直してもらい、無事解決しました。


臭気調査の時はどうしても入れないところを確認していく必要があります。

そういったときにさまざまな道具を使って現状把握を行っていくのです。

 


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