脱臭装置メンテナンス」カテゴリーアーカイブ

活性炭脱臭装置「デオキーパー」のメンテナンスについて

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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。

これは少し前の私の経費精算書からの抜粋ですが、何の金額かわかりますか。
 
経費精算書からの抜粋
 
・・・そうです、ガソリン代です。

仕事柄、車移動が多いので、月に数回、遠出が多いと週に1~2回はガソリンスタンドに行きます。少しでも安く(たいして変わらないのですが、ちりつもというやつ)という固定観念から、セルフスタンドに行きます。

セルフのガソスタでやる事と言えば、ガソリンの目押し(?)です。
カチッ!っと止まるところまで給油し、そこから、タンクを覗き込みながら、チョロチョロと給油して、給油機に表示されるガソリン代の端数をぴったり(00円)に揃えるのです。
(メーカーが想定する給油方法ではない事は承知しています。ご容赦ください。)

00円でピッタリで揃うと、なんだか気分が良いものです。
が、何度やり直しても00円に揃わない時があります。

96円、98円、101円
・・・くっ!
97円、99円、101円
・・・・・くそっー!

ガソリンが溢れますので、2~3回くらいが限度かと思いますが、揃わない時はしかたなく101円で止めます。50円で切り上げる時もあります。

偶数円だったら00円で揃うはず!と思いがちですが、そうではありません。
(いつかは揃うはずなのですが・・・)

なぜだろうと考えた結果、当たり前ですが、ガソリン単価と給油量が影響している事がわかりました。
給油機はおそらく0.01リットル単位で給油ができます。以下はガソリン単価と給油量の掛け算でガソリン代を一覧にしたものです。
(数学が得意であれば、数式を組み立てて導き出せそうな気がするのですが・・・エクセル手入力の力技です)
 
ガソリン単価表
 
白の列は100円でピッタリ揃うガソリン単価です。
青の列は100円では揃わないが、50円なら揃う単価です。
ここからわかることは、
「100円で揃わない場合、すぐ50円ピッタリに切り替えろ!」
という事と、(50円ピッタリって何だ・・・)

「163円/ℓでガソリンは入れるな!」

という事です。163円/ℓではなかなか揃いませんので、
相場より安い163円/ℓのガソスタを見かけたとしても、安易に飛び込んではいけません。スルーです。164円/ℓを探しましょう。

それでは、快適な給油ライフをお過ごしください!

・・・
4300円!
よしっ!ピッタリ!
・・・
(スロットチャンス!?)
・・・
(ジャラジャラジャラ・・・ジャン!)
(大当たり!ガソリン1円/ℓ値引き!)
4277円!
・・・
・・・
・・・おい!先に割引スロットやらせろー!!

最近少なくなったような気がしますが、こんなガソスタもありますよね。
なかなか思い通りにいかないものです。
  
  
  
さてさて、今回は、活性炭脱臭装置「デオキーパー」のメンテナンスについて、ご紹介させていただきます。

活性炭脱臭装置は、吸着方式の脱臭装置で、活性炭表面の小さな穴に臭気を吸着させて、臭気を低減させる装置です。

弊社の装置では下記の製品となります。
活性炭脱臭装置「デオキーパー」
https://www.201110.gr.jp/machine2-2/deokeeper/

活性炭には寿命があり、臭気が吸着して小さな穴が塞がってしまうと、それ以上の臭気は吸着できなくなります。
装置に入ってきた臭気はそのまま流れて出て行ってしまう事になりますので、寿命がおとずれた活性炭は交換する必要があります。

活性炭の寿命を予測・確認するにはいくつか方法があり、
①対象臭気の活性炭への吸着量と排気条件(風量、温度、運転時間など)から寿命を計算する方法。
②出口側の排気ダクトで臭気を確認し、臭いが強くなってきたら交換する方法。
活性炭脱臭装置入口側・出口側の臭気を採取し、臭気濃度測定し、脱臭効率を算出し、寿命を確認する方法
活性炭脱臭装置入口側・出口側にニオイセンサーを設置し、臭気をモニタリングし、入口・出口のセンサー値を比較する事で、寿命を確認する方法。

ニオイ監視システム「deomoni」
https://www.201110.gr.jp/sensor/deomoni/
排ガス希釈ユニット
排気監視ユニット
 
などがございます。
寿命を予測・確認をどの方法でやるのかは、現場次第になりますが、最も簡単な確認方法は、出口で臭いが強くなってきたら交換ではないかと思います。
1度交換すれば、あとは同じ周期で交換をしていけばよいのです。プレフィルターなどの消耗品交換は定期的にありますが、他の脱臭装置と比較すると、メンテナンスの手間も少ないのが、活性炭脱臭装置の大きな特徴かなと思います。

弊社のデオキーパーNDKシリーズについての活性炭交換方法は以下のような流れです。

①装置本体から活性炭フィルターケースの取り外し
活性炭フィルターケースから古い活性炭の抜き取り
③フィルターケース、装置本体の清掃、プレ・アフターフィルターの交換
④フィルターケースへ新しい活性炭の充填
⑤フィルターケースの装置本体への取付
 

フィルターケースの抜き取り
フィルターケースの抜き取り
古い活性炭の抜き取り
古い活性炭の抜き取り
フィルターケースの清掃
フィルターケースの清掃
新しい活性炭の充填
新しい活性炭の充填

  
となります。
小風量であれば1日で終えられますが、大風量(100m3/min~)となってくると2日以上かかります。
工場が止まっている休日に交換となる場合が多く、作業は大変ですが、脱臭装置は脱臭性能がある状態で末永く使っていただきたいので、喜んで交換作業の対応させていただきます。

弊社装置に限らず、活性炭脱臭装置のメンテナンスでお困りの事がありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせお願いいたします。

執筆者
株式会社共生エアテクノ 営業部技術課 中丸(悪臭スナイパー)
実務経験:13年
資格:臭気判定士、第2種電気工事士
趣味:今はガンダムにはまっています。GQuuuuuuX!主題歌も良いですよね

  
  

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思い込みはミスを招く

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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノ臭気調査ホルマリン対策をメインに行っている佐藤です。

最近は運動不足解消のため歩くことを増やしています。
電車通勤が多いので、会社と自宅の往復だけでもいい運動になりますが、
休日はほとんど外に出ない生活を送っております。
先月からですが、徒歩30分の場所に遊びに行くことが増えたので、
往復1時間、一万歩弱といい運動になっています。
問題はこれがいつまで続くのか、ですが。夏はたいへんそうだなぁ。
 
東京駅北口
 
写真は東京駅北口です。
西日本に新幹線移動の時は会社から歩いて東京駅に向かいます。
徒歩20分くらいですが、歩くのはまったく苦になりません。
ただ、このブログを書いている今日は雨だったので、荷物が多いのもあって憂鬱でした。

さて、話はそんな出張先で遭遇した内容です。
ホルマリン対策機器の点検はいろいろな病院で行ってきましたが、今回は初訪問の病院での点検でした。
納入してから10年ほど、まったくメンテナンスしていない状況で、最近違和感があるとのこと。
10年メンテナンスしていないということで、間違いなくファンや吸引部分の目詰まりがあると思いました。
実際に現場に訪問してエアカーテン用ファンを稼働してみると風が出ていませんでした。
 
ファンの内部を確認
 
ファンの内部を確認してみると埃が詰まっている、と思いましたがそれほどでもありません。
数年点検していないという病院でも真っ白になるくらい埃が詰まっていることもあるのに、なんか違和感が。
とりあえず通常通り清掃してみます。
 
清掃後、運転確認
 
清掃後、再び運転させてみても空気が出てきません。
正確には、吸引された空気が吸引部分から排出されている感じがします。
ファンは動いているので機器の問題ではなさそう。
何か異常があってダクトの途中で目詰まりしているのか?といろいろと考えました。
結果的に、ファンの途中にあるダンパーが閉まっていることが発見され、ダンパーを開けて解決しました。
ただ、本来ダンパーの調整は設置時のみで、これまでの点検で調整したことがなかったので完全に予想外でした。
設置時に調整してから閉めるはずないし、お客さんがダンパーを調整することもありません。
ダンパーが閉まっているはずないと思い込んでいたため、発見が遅れました。

結局は原因不明、ダンパーが緩んでたのかな?と。
思い込みを持たず、1つずつしっかり確認は必要ですね。

臭気調査、脱臭作業、除カビ・防カビ作業。病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。

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局所排気装置は毎年点検を

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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、明けましておめでとうございます。
共生エアテクノ臭気調査ホルマリン対策をメインに行っている佐藤です。

この文章を書いているのは昨年年末です。年末の恒例と言えば大掃除ですね。
もちろん私も毎年、と言いたいところですが、ギリギリまで現場に出ることが多くサボりがちです。
ですが、今年はしっかりできました。
どこの現場か思い出せない図面や、行方不明だった工具を発掘することができました。
そしてパソコンの中も色々と確認していると、なぜ撮ったかわからない写真も発掘されます。
 
道頓堀
 
場所は道頓堀で、理由も少し考えて思い出しました。
仕事で行った時に配管の確認に外に出たのですが、自分のイメージしていた道頓堀と違う景色だったので、何となく撮ったのでした。

さて、話は全く変わりますが局所排気装置を導入している皆さん、点検はしていますか?
私が導入したお客様には点検の案内をしていますが、名称は自主点検のためこちらから無理強いするわけにもいきません。
ただ、点検しないと色々と大変なことがありますし、点検も簡単ではないのでできればお任せいただきたい、という事例をご紹介。

場所は私が納品を担当した病院。担当した中で一番機器の数が多い病院です。
そして毎年点検を私が行っております。
点検の項目の中で大変なのが、各局所排気装置で数か所のホルムアルデヒド濃度を測定することです。
測定は簡易測定なので、検知管で対応しています。
 
ホルムアルデヒド濃度測定
 
測定用検知管
 
これでも使用した検知管の一部です。
他の項目の点検も対応するので、それだけでも時間がかかります。
そして点検とは別の事も追加で対応しています。
それが、エアカーテンユニットの清掃です。
一部の機械にはエアカーテンを発生させるためのファンが搭載されていますが、
どうしても埃の付着が発生してしまいます。
 
エアカーテンユニット
 
ファン清掃前
 
埃が詰まっていると空気が送り出せないため、エアカーテンが形成できません。
その結果、局所排気装置自体が機能しなくなってしまいます。
ちなみに写真の状態は清掃をしない状態が少し続いた時のものです。
現在は毎年清掃しているので、ここまで埃が堆積していません。

いかがでしょうか、この点検を自主点検として現場の方が対応できるのでしょうか。
設備部門や管理部門であればできるかもしれませんが、中々対応してくれないようです。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業。病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。
本年もよろしくお願いいたします。

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局所排気装置は点検していますか?

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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策臭気調査をメインに行っている、
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

先日、人生ではじめでのギックリ腰を経験しました。
軽めだったので、気にせず仕事していたら悪化しました。
年ですね、体調管理には気を使いたいと思います。

ちなみに皆さん、職場で使用している局所排気装置の管理はされていますか?
年に1度の点検が必要ですが、存在を知らない人も多いです。
共生エアテクノでは納品した機器の点検を代行しています。
 
 
吸引状態を確認

吸引状態を確認するためスモークテスタを使用し気流を確認します。
スモークテスタは臭気調査でも活用するアイテムです。
昔は線香の煙などで確認していたのでしょうか?
 
 
必要に応じて清掃

吸引部分にゴミや遮蔽物が無いか確認します。
点検とは関係ありませんが、気になったところは清掃しています。
日々の業務に追われている現場の方には中々手の届かない場所になりますので。
 
 
小型ファンの清掃

使用されている小型ファンの清掃です。
こちらも点検とは関係ありませんが、必ず確認して必要に応じて清掃しています。
清掃道具は歯ブラシです。これ以外での清掃が難しい構造なので。
それでも現場の人が点検するのは難しい場所です。
使用場所や頻度によって汚れ具合が変わりますが、年に1度清掃していれば問題ないことが多いです。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで

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今回は脱臭装置メンテナンスについてご紹介いたします。

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今回は脱臭装置メンテナンスについてご紹介いたします。

過去にスクラバー脱臭装置を導入いただいたお客様で、年に一回、毎年機器のメンテナンスを実施させていただき、今年で10年となりました。

さすがに10年経過したこともあり、細かい部分で故障、不具合などがあり、定期的に部品交換を行っておりました。

今年も機器全体点検を実施し、不具合がないか、故障個所はないか確認を実施させていただき、消耗品などの交換部品を交換させていただきました。
  

  

 
  
全体としては問題なく機器は動作しており、今後交換が必要となる部材のピックアップを行い、来年のメンテナンス時に交換されるかお客様と相談させていただきました。

産業用向け脱臭装置は決して安いお買い物ではないため、しっかりと機器のメンテナンスをすることで長くご使用いただくことが可能となります。
 

  
 
脱臭装置設置後、メンテナンス未実施となりますと、機器の性能維持を行うことが出来なくなってしまいます。

現在脱臭装置も様々な方式の脱臭装置がございますが、設置後のメンテナンス実施も含めてご購入の検討をされることを推奨させていただきます。

臭気対策でお困りの場合はご相談いただけますと幸いです。
  
  
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