月別アーカイブ: 2013年11月

ハイブリッドスクラバーを世界へ!


みなさん、いつも大変お世話になっております。
共生エアテクノの技術開発部長を仰せつかっている、吉田がお届けしております。

弊社では今、タイでの臭気対策脱臭装置消臭システムの拡販を共有の
目的意識として統一しています。

営業は海外事業部長の佐々木が中心となって、そして技術や設計は私が中心
となって、タイの産業工場様のお役に立てるよう、日々体制を整えて行っております。

そんな中でも、既にタイのアルミ鋳造ラインの排気臭対策等々、何件かは実際に
導入していただいたり、設計していたりという段階となっておりまして、
私もついに現地:タイの某工場へ施工管理含めて海をこえて行って参りました・・。

既存の排気ダクトに、消臭剤スプレーシステムを組み込むという対策でしたが、
海外への輸出も含めて、商流や現地の業者さんや職人さんとのコミュニケーション等、
かなり苦労する部分が多くありました・・。

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特に困ったのは、英語すら満足に通じないという部分と、食の部分。
そしていわゆる「タイタイム」というトラップでした。
簡単に現場へ行ける距離ではないので、万全を期して日程を組んだのですが、
何と輸出したはずの脱臭ユニットが、通関出来ない・・。
受け取り人がどうとか、システムエラーだとか・・。

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ようやく到着したユニット。
弊社の、ハイブリッドスクラバー(弊社商標登録)デオミスト
のtypeHとtypeDのい良いとこ取りをしたタイ向けスペシャルバージョンです!

予定よりずいぶん到着が遅かったので、職人さんも夜遅くまで
頑張ってくれました。
弊社も、技術開発チーム2名と、パートナー会社の番頭さんは、予定してい
た飛行機とホテルを延長して、きっちり対応してきました。

photo4DSC_0247

 

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初めてのケースでいろいろとありましたが、噴霧量の調整、希釈倍数の調整、
ノズル噴霧位置調整、遠隔操作動作確認等々を、きっちりと脱臭システム
組み上げる事が出来ました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

試運転の時には、無事に予定していたmax量の消臭剤噴霧も確認出来まして、
御客様もたくさん、おそらく10名以上は簡易取扱説明会に参加していただけました。

これからもたくさんのタイビジネスが続きます。
技術開発チームは、日本、そして東南アジアをフィールドに、
<ハイブリッドスクラバーを世界へ!>を合い言葉に、躍進していきます!

 

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ハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」


みなさんこんにちは。
最古参の楽天男です。
いつのまにか季節は秋となり、今年のカレンダーも残すところあと2枚。
本当に年をとると一年が早いですね。私は来年年男です。

弊社共生エアテクノは第11期に突入しました。
私、佐々木も常務取締役海外事業部長となりまして、ますますタイでの
脱臭ビジネスに邁進しております。

弊社代表取締役の、<
ニオイ刑事>こと、松林とも、今後の弊社の主要マーケットが、
タイを含めた東南アジアになっていく事を、会社としての共有目的意識の統一としました。

そんなわけで、タイでの活動も活発になり、本日はバンコク近郊の工業団地・ウエルグロー
でのハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」の設置です。

アルミ関連の工場なのですが、ある工程で臭気が発生するため、その工程の稼働時に
ハイブリッドスクラバー「デオミスト」を運転させ、臭気対策を行うものです。
排気風量が大きいため、通常の排ガス処理装置では設置スペース等に問題が生じ、
なかなか対応に苦慮するものです。

そこでハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」の出番です。
秘密の部分も多いのですが、排突を反応チャンバーとして活用し、重量物もほとんどない
ため、耐荷重を気にすることもありません。
また、ダントツの低イニシャルコストを実現しているのも大きな特長です。
ランニングコストはタイマー制御や風向風速制御も可能で、運用側の自由自在です。

この世に出るまでに長い年月を要しましたが、各種の経験を重ね、
この度上市した装置システムです。

大風量、低中濃度ガス処理に最適のハイブリッドスクラバー「デオミスト」シリーズ。
お気軽にお声掛け下さい。

荷物が届くまでに大変な思いをしましたが、輸出入もかなり勉強しました。
これからは大丈夫です。

タイなんかでは特に最適と思われます。
それではまたサワディクラップ。

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施工中のタイ人スタッフ。よく働いてくれました。

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紆余曲折でギリギリに到着した荷物たち。

 

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臭気判定士の道:試験が11月9日でした


みなさんこんにちは、
悪臭スナイパーこと中丸です。

今回は久しぶりの企画、臭気判定士の道ですよ。

臭気判定士の試験が11月9日にありましたが、
皆様どうでしたでしょうか。

12月9日の結果発表までドキドキですね。

3度目のチャレンジの私にとっては、
合格発表が待ち遠しい1ヶ月となりそうです。

さてさて、
回答は某掲示板に書き込まれていたりしますが、
計算問題の解き方がわからんという方も
いらっしゃるかと思いますので、
私なりの解釈で適当に回答していきます。

平成25年度臭気判定士試験問題より、

問27

単一成分の閾希釈倍数(臭気濃度)=物質濃度÷閾値濃度ですので、

A・・・1ppm÷0.001ppm=1000    臭気濃度1000 指数30
B・・・1ppm÷0.002ppm=500     臭気濃度500  指数27
C・・・1ppm÷0.01ppm =100     臭気濃度100  指数20
D・・・1ppm÷0.2ppm =50     臭気濃度50  指数17

です。
答えは27ですね、
パッと見でBだけ計算するのがよいと思います。

image011

問28

与えられた条件から、排出ガスの水分量をもとめる問題です。
求め方は、
[水分量の容積(ℓ)÷(水分量の容積(ℓ)+乾式ガスメーターで吸引した
吸引量(ℓ))]×100=水分量(%)
ですが、
温度の補正と圧力の補正をおこなう必要があります。
下記の公式にあてはめると、

Xw=[(3.6g/18g・mol^-1)×22.4ℓ・mol-1]÷[「20ℓ×(273/273+27)×
((100+1.3)/101.3」+「(3.6g/18g・mol^-1)×22.4ℓ・mol-1」]×100%
≒20%

となります。

image012

問29

臭気排出強度(OER)を求める問題です。
OER=臭気濃度×乾きガスの風量より求めます。

与えられた条件より、
臭気濃度・・・臭気指数30=臭気濃度1000
乾きガス風量・・・風量の単位はm^3/分なので、単位を作り出します。
煙道の断面積・・・1m×1m=1m^2
排出ガス流速・・・10m/秒=10m/秒×60秒/分=600m/分
湿り排出ガス風量・・・1m^2×600m/分

水分が10%含まれるので、乾きガスの風量は
600m^3/分×(1-0.1)=540m^3/分

ガスの温度を補正すると
540m^3/分×(273/(273+127))=368.55m^3/分

よって
臭気排出強度=1000×368.55m^3/分=368550m^3/分
となります。

image013

image014

問30

(入口臭気濃度-出口臭気濃度)÷入口臭気濃度×100%=脱臭効率を
用いて計算します。

A~Eを比べるとDだけ明らかに脱臭効率が低いのが分かりますよね。

ちなみに臭気指数が
-10されると、90%の脱臭効率
-20されると、99%の脱臭効率です。

D以外のものは指数で10以上すくないので、
90%以上の脱臭効率を持つことは明らかですね。

Dを計算してみると、
臭気指数30(臭気濃度1000)、臭気指数23(臭気濃度200)
脱臭効率=(1000-200)÷1000×100%=80%
となります。

image015

それでは、次回は分析統計の計算問題を見ていきましょう!

楽しくないですが、お楽しみに!

 

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車のエアコンの対策


夏も過ぎても暑い日が続いておりましたが
ようやく肌寒い季節がやってまいりました。

今年は異常気象だったせいか、今頃になって、またカビ対策
お問い合わせが増えてきたように思います。

さて、私は以前、エアコンからのカビ臭を対策する内容をブログに載せました。
今回も同じく、エアコンからのカビ臭対策について書こうと思います。

しかし、今回はエアコンはエアコンでも、車のエアコンの対策です。

毎日、重たい荷物を運んでくれる弊社の功労者
日産・クリッパー君

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燃費はイマイチだけど、軽でありながら弊社社用車の中では
ハイエースに次ぐ収納スペースを持つ働き者です。
正直、自分よりよっぽど貢献しているのではないかと思います。

毎日数十km、時には数百km走らせているため、汚れも付きますし
においも付着します。エアコンからはカビ臭もしてきます。

たまに車内の清掃等行ってあげなければなりません。
清掃も終わり、仕上げにオゾン脱臭機の出番です。

CIMG0447

扉を密閉し、装置を約30分ほど稼働させます。
その際、エアコンを車内で循環させることで、
車内だけでなく、エアコン内の除菌脱臭も同時に行うことができます。

火災現場や倉庫など、強い臭気の脱臭で出番の多いオゾン発生機ですが
オゾン発生量の少ない小型のものは、ホテルや車内の定期的な脱臭に向いています。

・タクシーのタバコ臭の消臭に
・お客様に貸し出すレンタカーの消臭に
・観光バスの清掃後に
・大型トラックの運送物のにおい移り防止に
・救急車の衛生管理に

業務用に車を使用される方
1社に1台、業務終了後の車の消臭としてオゾン発生機
検討されてはいかがでしょうか。

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