CPA:これ、無茶苦茶重要です。
毎日、かなりの時間、PCと睨めっこしています。
お休みの日でもYahooリスティング広告やGoogle AdWords広告の
管理画面をチェックしています。
なぜなら、例えば、東電の原発災害の時、
活性炭で防御できる
という情報がメディアに出たため「活性炭」のクリック数が
通常の10倍以上になりました。
もう暴発です。それも当社では扱いがない商品なので無駄な
広告費が浪費されてしまうわけで、即座に入札単価を下げたり
広告を中止をしなくてはならないのです。
ですから、頻繁なチェックも必要となるのです。
さて、表題のCPA(=Cost Per Acquisition、商品購入や問い合わせ
などの利益につながる成果を1件獲得するのにかかるコスト)は、
WEB広告における有料施策のROI(=投下した資本がどれだけの利益を
生んでいるのかを測る際に使われる基本的な指標)を把握するうえで、
非常に重要な指標です。
インターネット上でビジネスを展開するには、まず、自社のウェブ
サイトに見込み客のアクセスを集める必要があります。
これには、インターネット広告費や、SEOにかかるランニングコスト
などの費用などが発生します。
このような費用がかかる施策のうち、どの方法が効率よく実際の利益を
獲得できているのか、またできていないのかを見極める為に不可欠な
指標が、CPAです。
多くのインターネットビジネスでは、「アクセス」=「利益」では
ありません。
あるキーワードは、効率よく大量のアクセスを獲得できているものの、
売上げにはほとんど貢献せず、広告費を浪費していることがあります。
反対に、CPC(=クリック単価)が高く、クリック数も少ない為に
一見効率が悪いように見えるキーワードの方が、実際にははるかに
費用対効果が高い場合があるのです。
私は、毎週CPAを算出して、それぞれの施策の最終的な費用対効果を
明らかにし、1件の成果を獲得する為に許容できるコストの目安を
見極めて、Yahooリスティング広告やGoogle AdWords広告の入札単価
調整をしています。
CPA基準を決め、上げたり、下げたりするのです。詳細は秘密です。
CPAを極めると本当に費用対効果が高い施策を実施することができます。