月別アーカイブ: 2021年7月

臭気濃度と臭気指数について



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こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

いろいろとありましたが、東京オリンピックが始まりましたね。こんな状態での大会開催は賛否がわかれるところですが、私が思うことは、オリンピックで大河ドラマを止めないで・・・という事です。

みなさんご覧になってますか、大河ドラマ?
今年は「青天を衝け」というタイトルで渋沢栄一が主人公となるのですが、これがまたおかしろいのでごぜぇます。
お恥ずかしい話ですが、私は渋沢栄一という人物をまったく知らず、次の一万円札が渋沢栄一に変わりますと言われても「誰それ?」状態だったのですが、「青天を衝け」ですっかり渋沢栄一の魅力に惹き込まれてしまっております。どんな魅力が?と言われても、にわかですので、気になる方はぜひ8月8日放送予定の総集編をご覧ください。

そんな「青天を衝け」ですが、オリンピック・パラリンピック期間中は放送休止です。
昨年の「麒麟がくる」は新型コロナウイルスの影響もあり、撮影自体ができなかった関係で何話か休止になりましたが、今年はわざわざ止めなくても競技のない深夜や、オンラインで放送できるのでは?・・・と思うのです。渋沢栄一も言ってましたよ、「よく集め、よく散ぜよ」って。

まぁこんなに盛り上がる(私だけ?)と思われてなかったと思うので、いまさら何を言っても始まりませんが、「麒麟がくる」みたいに来年2月くらいまで延長して全50話をやりきってほしいですね。

それはさておき、放送休止のアナウンスが事前にあったので大河ロス対策はバッチリです!
  
「新選組!」のDVDセットを借りておきました!

「青天を衝け」は、やや幕末分が足りないので、「新選組!」で補いたいと思います。「御用あらためでござる!」って言われてみたいですよね、死亡フラグですが。

全話いっきに見るにはなかなか時間がとれませんが、続編「土方歳三最後の一日」は当時視聴した覚えがないので、お盆休みやらなんやら休みでここまでたどり着きたいと考えております。渋沢喜作も、もしかして出ててくるのかも!?と、とても楽しみです。

さてさて、今回は臭気濃度臭気指数についてご紹介したいと思います。
「臭いを測定したい」というお問い合わせをよくいただきます。臭いの測定方法として、嗅覚による6段階臭気強度測定や、ニオイセンサーによる指示値の測定などいろいろとありますが、工場や飲食店厨房等の排気の臭いを測定したいとなると、「臭気指数を測定する」というのが一般的な測定方法となります。

ここで臭気指数とはなんぞやという話になりますが、臭気指数の前に臭気濃度というものを知っておかなければなりません。

臭気濃度とは、
 「臭気濃度とは、ある臭気を「無臭の清浄な空気で希釈したとき、ちょうど無臭に至るまでに要した希釈倍数」の事です。例えば臭気濃度1000というのは、無臭の空気で1000倍に希釈したときにその臭いを感じなくなる濃度のことです。」
という事です。

臭気指数とは、
 「臭気の大きさの差異が感覚的強度(人間の嗅覚にて感じるにおいの強さ)と同程度になるように臭気濃度を対数表示したもの。10log臭気濃度=臭気指数
という事です。
  
  

臭気濃度/臭気指数

  
  
臭気濃度がわかれば、臭気指数が計算で求められると覚えておけばOKです。
臭気指数がわかれば、対策が必要かどうか等、規制基準と照らし合わせて判断ができるようになります。(臭気指数による規制が導入されている地域に限ります)
  
  

臭気濃度/臭気指数

  
 
臭気濃度臭気指数の測定は、分析会社に測定を依頼するのが一般的ですが、測定してみて、基準値を超えてしまった場合や、超えてなくても苦情があり対策をしなければならない場合、改めて臭気対策専門業者や脱臭装置メーカーに相談をする事が必要になると思います。
臭気測定から、その対策のご提案、施工までワンストップでできるのが弊社の強みですので、臭気対策でお困りでしたら、ぜひ弊社までご相談ください。
  
  
  

 
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においセンサー「Deomoni」による臭気の数値化



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。

臭気対策を行う際に必要な情報として臭気の強さを計測することが重要となります。

臭気は目に見えないため、臭気を数値化して目に見える形にすると
わかりやすく対策目的を設定することが可能となります。

臭気を数値化する方法として、

三点比較式臭袋法による臭気指数(臭気濃度)の算出

・成分分析の実施

においセンサー「Deomoni」による臭気の数値化

などの方法があります。

今回はにおいセンサー「Deomoni」についてご紹介させて頂きます。
 

デオモニロゴマーク

 
 

においセンサーデオモニ

 
臭気の強さを測定する場合、臭気採取用の袋に採取し、持ち帰って測定を
行います。

そのため、採取した瞬間の臭気レベルは把握することができますが
臭気を連続で測定し、臭気の変動を確認することはできません。

以前より排気臭気の連続監視ができないか相談を複数頂いておりましたが、
排気臭気は臭気レベルが高く、センサーの故障に繋がるため、排気口に
センサーを設置することが難しい状況でした。

このことを弊社技術に相談し、色々と模索した結果、ついに排気監視ユニットが
完成いたしました。

本ユニットは排気臭気をそのままセンサーに嗅がせるのではなく、
無臭空気で薄めてセンサーに嗅がせることでセンサーに対する負荷を
軽減させることが可能となりました。

出来たてほやほやなので参考写真などもない状態ですが、色々社内ラボで
データ取りを行い、新製品として発表できる日も近い状態となりました。

この排気監視ユニットにより、

活性炭脱臭装置排気口へ設置し、活性炭効果の維持管理を実施

・工場内工程による臭気変動の監視

・イレギュラーな排気臭気をいち早く感知

などなど様々な監視が可能となります。

排気口から発生する臭気を常時監視したい等、お困りごとが御座いましたら
一度お問い合わせ頂けます様宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
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火災の脱臭、その前に



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策をメインに行っている
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

乾燥する時期は火事が多くなります。
しかし今は梅雨時にもかかわらず、火災後の脱臭の問い合わせを多くいただいております。
それぞれの現場に合わせて、脱臭方法を調整するのですが、
事前の煤除去作業も大変です。
今回は使用する道具を少し紹介。

大部分は削ります。
グラインダーを使用して削るのですが、刃も状況に応じて使い分けます。

グラインダーの砥石

削れない場所はふき取ります。
ふき取りの時は専用の薬剤を使ってふき取っていきますが、この薬剤も使い分けます。

薬剤噴霧スプレー

7月に予定している現場は更に別の道具を使用予定です。
それがこのミニ箒。
現場調査した後、色々と考えた結果今回はこれも使うことにしました。

ミニ箒

これ以外にも色々と準備が必要です。
そうやってしっかりと煤を除去することで、初めてオゾン脱臭がうまくいくのです。

火災現場の対策方法についてはもちろん、
においのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで

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