月別アーカイブ: 2013年7月

真夏の方程式・・脱臭消臭バージョン


今年の盆休みも仕事が入り、家族から少しブーイングが起きている 共生エアテクノチーム60HZの臭気判定士:山田がお届けします。

夏真っ盛りですね~。こんな時期の屋外作業は本当につらい。
弊社は臭気の対策を提案する事が仕事ですので、 臭気の調査から大型の脱臭設備の提案まで行っております。
脱臭設備の販売が主業務ですが、室内用の脱臭設備を設置する事もあれば、 排気臭気対策で屋外に設置する脱臭設備もあります。
工場は屋外に設置する脱臭設備がほとんどですので、 この夏の時期の屋外作業は、おじさん揃いのチーム60hzには堪えます。
仕事・休~~~~~~~憩・ 仕事・休~~~~~~~憩・ 仕事のようなタイムスケジュールになります・・・。
さて脱線しましたが、今日の話は「○○不足」
しつこいようですが、弊社は脱臭対策のご提案をビジネスとしており、 臭気の調査から大型の脱臭設備の提案まで行っております。
でも、いつも上手くいく事ばかりではありません。
弊社で一番困るのは「臭気が取れない」と言われる事です。
これは本当に困ります。
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このような事が起きない為にも、臭気コンサルテーションをお勧めします。

臭気の測定をする事で、臭気の強さや質が確認出来るので、適正な脱臭設備を提案出来ます。 
臭気調査を行う事で、発生時間や発生個所が特定でき、無駄な設備がいらなくなります。  
また脱臭テストを行い、臭気の減少度合いが確認出来ると、脱臭設備の仕様が固まります。
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ここまで手順を踏めば、想定外の事が起きない限り、 においが取れないというトラブルは起きません。
まさに「真夏の方程式:脱臭バージョン」です。
でも、予算が無いとか急いでいるとか経験ある臭気だから大丈夫等の理由で 臭気コンサルテーションが省かれる事があります。
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そんな時は要注意!
確認不足、連絡不足、打合せ不足等が起きるとトラブルは発生します。
弊社の主要製品でスクラバーシステムがあり、 水や空気を扱いますので水漏れやエア漏れが起きると大変です。つい最近も詳細は書けませんが、 確認不足のせいで漏れてはいけないものが漏れてしまいました。 よく聞く言葉ですが、この間の自動車免許の更新の時に受けた一般者講習で、 「~だろう運転では無く、~かもしれない運転を心掛けましょう」と言われました。
これも確認不足や注意不足によって起こります。
但し、起きたトラブルには迅速に対処したのでお客様には納得してもらったと思っていますし、 改めて報・連・相が大事だと気がつかされました。
本当にその通りで、当たり前ですが確認不足や注意不足や連絡不足には気をつけなければなりません。
世界になだたる企業でさえリコールや事故が起こるんですから。

皆さん、○○不足ありませんか?

ちなみに私は運動不足。
階段を少し上り下りしただけで、息は切れるし汗が止まりません。
では、またの機会に。

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ご紹介!フィルター式脱臭装置<デオキーパー>


日常の臭気対策業務をこなしながら、
全国全ての技術統括も行いながら、
新商品の開発責任も任されながら、
と、ポリバレントな忙しさの吉田です。

技術開発部長として、新たに業務用脱臭・産業用消臭
マーケットに満を持して送り出す新商品がこちら。
デオキーパー脱臭装置です!!

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写真の通り、脱臭フィルターをV字型に設置していますので、
大風量でも小スペースを実現。

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薬剤や金属の添着、サイズ、形状、素材等を
消臭脱臭のプロがカスタマイズしていきますので、
幅広い臭気に対応する事が可能となっております。

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定期的なメンテナンスで必要なものは、脱臭フィルターの交換を除けば、
プロフィルターの交換のみ。ファンの点検や清掃と合わせて、
ほとんど手間要らずの優れもの。容易な維持管理はお客様に喜んでいただけます。

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デモ機も有しております。実際の臭気から、デモ機で処理出来る分だけの
風量をアルミフレキダクト等で引っ張り込んで、実機同様のデモが可能です。
ファンも搭載しておりますので、デモテストも簡単に対応可能です。

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主な仕様は、10CMM、20CMM、30CMMの処理風量をご用意しました。
もちろんそれ以外の風量でも対応は可能です。

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様々な臭気に対応できる、新型脱臭装置<デオキーパー>。
産業工場の排気臭対策や場内環境改善対策にはもってこいです。

ぜひ弊社共生エアテクノまで、お問い合わせ下さい。

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機械油を含む廃水の水質浄化と臭気対策について


みなさんこんにちは。

最古参の臭気判定士にして楽天男の佐々木です。

今日は機械油を含む廃水の水質浄化と臭気対策です。

 

 

タイでの自動車関連工場の廃水で、廃水中に機械油を含んでおり、
例えるならワキガ様臭気が周辺に漂っております。


専門的ですと
COD6000mg/L以上、BOD1500mg/L以上、
Ph5.0台と酸性に傾いており、処理をするにも非常に難しい廃水です。


しかしこのままでは、周囲の工場にも迷惑をかけるし、
いずれは問題となるおそれもあり、今後の事も考えて、
廃水処理対策の実機設計前テストに踏み切っていただきました。


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<写真↑ 最初は泡が出ましたが落ち着きました>

テストは、弊社の扱う高効率散気管アクアブラスター」を利用しておこないました。

廃水をポリドラムに80L程採水し、アクアブラスターを稼働させての実験です。

最初は泡がよく出ましたが、そのうち落ち着いてきました。


デモ機現地に持ち込み、
24時間後、48時間後とサンプリング採水し、
第三者機関に分析を依頼しました。


そうしたところ、
CODBODも半分以下の値となり、
Ph
もほほ中性となり、先方の廃水基準にだいぶちかずくことに成功しました!!

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よくわかる脱臭装置のイロハ~3rd~


消臭・脱臭専門会社、共生エアテクノの脱臭くん奮闘記。
1週間に1話更新。
7月に入った最初の臭、いや、週を任されているのは・・。

そうです!!狙ったニオイは逃さない~、
悪臭スナイパーこと中丸です。

皆様、おはようございます。
臭気調査のご依頼は、xyzと送って下さい。
工場でも、一般家庭でも、マンションでも、
飲食店でも、オフィスビルでも、ホテルでもOKです。
ねらい打ちですよ~。

・・・そんなことより、
7/8より臭気判定士試験の願書受付が始まります。
http://www.orea.or.jp/about/shiken.html

もう後がないのは私です・・・xyz・・・

さてさて、よくわかる(?)脱臭装置のイロハの第三回です。
燃焼方式に3方式がありますよという話から、
前回は
直接燃焼法
についてお話させて頂きましたが、

今回は、
②蓄熱式燃焼法
についてお話させて頂こうと思います。

②蓄熱式燃焼法とは、
燃焼による脱臭後の高温の排ガスを、
高い熱交換効率を持つ蓄熱体に通すことにより、
高温を蓄熱体に吸収させ、
その熱で燃焼室に入る前の原臭を昇温します。
通常の直接燃焼法との組み合わせを、
燃焼蓄熱法と呼びます。

また、燃焼温度が200℃~400℃の比較的低温での処理が可能な、
触媒燃焼法との組み合わせを触媒蓄熱法と呼びます。
弊社の取り扱う、カルモア製ETOはこの方式に分類されます。

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蓄熱式燃焼法は、95%の熱回収を行える経済的な脱臭法です。
排ガスをさらに廃熱回収システムと組み合わせる事で、
より経済的な運転が可能です。

メリットとして、
・熱交換率が良く、燃料消費量が節約できる→NOxの発生量が少ない
という点が一番でしょうか。
デメリットとして、
・立ち上げ時に昇温に時間がかかる為、連続運転以外には向かない。
とう点が上げられます。

よくご相談を頂くのが、
・立ち上げ時に臭気が脱臭しきれていない
・自燃を防ぐ為、高温度時に排ガスが燃焼される事なく、排気されてしまう場合
こんな場合は臭気苦情が発生してしまうようです。

それでは次回は、
③触媒燃焼法
につきまして、見ていきましょう!
楽しくないですが、お楽しみに!

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