「臭気判定士の合格したいか~??」
「おお~!!」
そんな掛け声が目覚ましになっている中丸です。
臭気判定士合格を目指す皆様、おはようございます。
本試験まで1ヶ月。臭気判定士試験の知識と、
エンゲル係数が右肩上がりの中丸がお届けする名物シリーズも
いよいよ2桁ですぞ。
試験勉強もラストスパートです!
さてさて今回は「過去問から読み解く悪臭測定概論その2!」でしたね。
早速、においデカの奥さんでもある、<におい婦警>式○×クイズです。
Q41.各測定機関では、嗅覚測定法の標準操作手順書の作成に努める必要がある。
A41. ○ その通り!
Q42.排出口からの排出ガスの吐出速度が大きい場合、
風下側の排出口後方に排出ガスが巻き込まれ、降下する現象を引き起こしやすい。
風下側の排出口後方に排出ガスが巻き込まれ、降下する現象を引き起こしやすい。
A42. × 正しくは吐出速度が低い場合ですね。
Q43.排出口の近くに高い建物がある場合でも、
排出口高さがその建物高さの2.5倍以上であれば、
ガス拡散に対する建物の影響は小さいと考えられる。
排出口高さがその建物高さの2.5倍以上であれば、
ガス拡散に対する建物の影響は小さいと考えられる。
A43. ○(?) 2.5倍以上あれば、影響は受けません。
(詳しくはhttp://www.env.go.jp/air/akushu/kisei/full.pdfにて)
(詳しくはhttp://www.env.go.jp/air/akushu/kisei/full.pdfにて)
Q44.排出口の形状が、陣笠、H型、横向きの場合は、
排出ガスの運動量によるガス上昇が見込めない。
排出ガスの運動量によるガス上昇が見込めない。
A44. ○ その通り!
Q45.盆地では地形性逆転層が発生しやすく、この気象条件下では排出口からの
排出ガスは拡散されにくく、停滞しやすい。
排出ガスは拡散されにくく、停滞しやすい。
A45. ○ その通り! 空気の対流が抑制され停滞しやすくなります。
Q46.夏季の日中には、大気安定度の階級が「不安定」となり、
最大着地濃度が排出口近くに出現しやすい。
最大着地濃度が排出口近くに出現しやすい。
A46. ○ その通り! 大気安定度は気象条件で分類されます。
Q47~Q49は臭気指数の気体排出口における規制基準の算出に関する問題です。
Q47.周辺最大建物高さ(m)及び排出口口径(m)の調査が必要である。
A47. ○ その通り!
Q48.排出ガス(℃)及び水分量(%)の調査が必要である。
A48. ○ その通り!
Q49.排出ガス流速(m/秒)及び排出口の向きの調査は不要である。
A47. × 調査は必要です!
Q50・・・といきたいところですが、
計算問題ですので次回にしましょうか!
次回、
「臭気判定士試験前日スペシャル!計算問題まとめて総復習!」です。
楽しくないですが、お楽しみに!
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Q47,48,49は排出口試料の測定に関する問題ですよね?
排出口試料では、15m以上では臭気排出強度、15m未満では臭気指数による測定のはずなので、
この問題の場合は排出口が15m未満と考えていいのでしょうか?
だとしたら、この問題では排出口の流量は不必要なはずなので、
Q47は○、Q48は×、Q49は○ではないでしょうか?
間違ってたらすいません・・・
執筆者の悪臭スナイパーです。
コメントありがとうございます。
問題には排出口の実高さは12mという指定があり、
記載が抜けておりました。
15m未満ではmya様のコメント通りですね。