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局所排気装置は毎年点検を


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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、明けましておめでとうございます。
共生エアテクノ臭気調査ホルマリン対策をメインに行っている佐藤です。

この文章を書いているのは昨年年末です。年末の恒例と言えば大掃除ですね。
もちろん私も毎年、と言いたいところですが、ギリギリまで現場に出ることが多くサボりがちです。
ですが、今年はしっかりできました。
どこの現場か思い出せない図面や、行方不明だった工具を発掘することができました。
そしてパソコンの中も色々と確認していると、なぜ撮ったかわからない写真も発掘されます。
 
道頓堀
 
場所は道頓堀で、理由も少し考えて思い出しました。
仕事で行った時に配管の確認に外に出たのですが、自分のイメージしていた道頓堀と違う景色だったので、何となく撮ったのでした。

さて、話は全く変わりますが局所排気装置を導入している皆さん、点検はしていますか?
私が導入したお客様には点検の案内をしていますが、名称は自主点検のためこちらから無理強いするわけにもいきません。
ただ、点検しないと色々と大変なことがありますし、点検も簡単ではないのでできればお任せいただきたい、という事例をご紹介。

場所は私が納品を担当した病院。担当した中で一番機器の数が多い病院です。
そして毎年点検を私が行っております。
点検の項目の中で大変なのが、各局所排気装置で数か所のホルムアルデヒド濃度を測定することです。
測定は簡易測定なので、検知管で対応しています。
 
ホルムアルデヒド濃度測定
 
測定用検知管
 
これでも使用した検知管の一部です。
他の項目の点検も対応するので、それだけでも時間がかかります。
そして点検とは別の事も追加で対応しています。
それが、エアカーテンユニットの清掃です。
一部の機械にはエアカーテンを発生させるためのファンが搭載されていますが、
どうしても埃の付着が発生してしまいます。
 
エアカーテンユニット
 
ファン清掃前
 
埃が詰まっていると空気が送り出せないため、エアカーテンが形成できません。
その結果、局所排気装置自体が機能しなくなってしまいます。
ちなみに写真の状態は清掃をしない状態が少し続いた時のものです。
現在は毎年清掃しているので、ここまで埃が堆積していません。

いかがでしょうか、この点検を自主点検として現場の方が対応できるのでしょうか。
設備部門や管理部門であればできるかもしれませんが、中々対応してくれないようです。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業。病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。
本年もよろしくお願いいたします。

https://www.201110.gr.jp/

  
   
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局所排気装置の排気量と脱臭装置の選定



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。
  
今回は少し変わった臭気対策についてご紹介させていただきます。

弊社では脱臭装置の設計販売がメイン業務となっておりますが、そのほかにも臭気に関わる様々な業務を行っております。
今回臭気対策検討をご相談いただいた内容が、
「局所排気装置を持っているが、排気量が大きいため適正な吸引量を知りたい」
という内容でした。
 
なぜ排気風量を小さくしたいかというと、ご相談者様は塗装業務を行っており、局所排気装置を使用し、屋内の作業員環境対策をしておりました。
しかし、局所吸引装置から吸引された塗料臭気が屋外に放出されるため、屋外に臭気が発生している状態。
現在の局所排気装置の排気量のまま脱臭装置を選定すると、巨大な脱臭装置が必要になるため排気量を抑えたいという内容でした。

脱臭装置の大きさは、脱臭装置の種類によって多少異なりますが、基本的には排気風量によって大きく異なります。
排気風量とは、屋外に放出する空気量のことで、一般的に工場ではm³/minで表します。
これは「1分間に〇〇m³の気体を屋外に放出する」という表記となります。
なので、10m³/minと表記されている場合は、1分間に10m³の空気を放出する量となります。
この排気風量が大きければ大きいほど、それを処理する脱臭装置も大きくなっていきます。

少しでも脱臭装置を小型化できないか検討した結果、局所吸引量を減らせる可能性があったため、風量をどこまで減らせるか調査を行いました。

局所排気装置の吸引量を減らすということは、塗装工程で発生した臭気を吸引できず、
室内に漏洩する可能性が出てきます。
そのため、漏洩しない適正な吸引量を模索するため、発煙管と呼ばれる煙を発生させる道具と鼻の官能による評価で検証を行いました。
  
  
発煙管による吸引量検証
  
発煙管による吸引量検証
  
  
結果から、現在の吸引量を1/5にすると、臭気が漏れ始めるため、1/4であれば吸引量を減少することが出来ることが判明しました。
また、局所吸引装置のフードをビニールカーテンなどで個室のような囲いを追加することで吸引量を1/5にしても臭気が漏れないことが判明しました。
作業性の問題でフードの形状が変えれるかなどの検討事項は発生しましたが、大幅に吸引量を低下させることが出来ると判明しました。

弊社では空調設備業者などの専門業者ではないので、大掛かりな専門的な調査は行えませんが、
このような簡易的な調査を実施することで一つの参考になったかなと思います。

臭気対策を検討する中で、脱臭装置を選定するまでに様々な工程、段階を踏んで装置選定を実施しております。
まずは臭気対策をご検討されている場合、弊社にお声がけいただき、ご相談内容から最適な対策方法のご提案を致しますので臭気対策に困ったらとりあえず弊社にご連絡をいただけますと幸いです。  

  

 

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