臭気指数等の測定実務内の計算問題


こんにちは! 悪臭スナイパーこと中丸です!

いよいよ臭気判定士筆記試験まで1ヶ月を切りました!
皆さん勉強の調子はいかがでしょうか。

今年は5択問題に加え8択問題も加わるとの事で、選択肢に幅が増え悩みそうですね。

さてさて、引き続き平成25年度臭気判定士試験問題より、臭気指数等の測定実務内の計算問題を解いていきましょう。
今回は排出水試料の嗅覚測定の計算問題です。

試験のポイントは2点問題の最後の計算問題を1つも間違えない事だと思いますので、
皆さんの参考になればと思います!(上から目線じゃないです・・・。)
問55

55

嗅覚測定法による排出水試料の臭気指数を求めましょうという問題です。
排出口試料の問題と解き方は同じなので、

①希釈倍数とその対数を計算する事

②各パネルの解答について正誤判定をし、上下カットをする事

③各パネルの閾値を算出し、全体の閾値の平均から臭気指数を算出する事

①希釈倍数とその対数を計算する事 からみていきましょう。
各希釈倍数とそれぞれの対数を計算します。
試料水と無臭水が計100mlとなるように、各希釈倍数での付臭水を調整します。

それぞれの希釈倍数と対数は、
試料水30ml・・・希釈倍数:3.3、対数:log3.3=0.52
試料水10ml・・・希釈倍数:10、対数:log10=1.00
試料水3ml・・・希釈倍数:33、対数:log33= log(3.3×10)=log3.3+log10=0.52+=1.52
試料水1ml・・・希釈倍数:100、対数:log100=2.00
また、それぞれの希釈倍数の中間の対数値も計算しておきます

(0.52+1.00)÷2=0.76
(1.00+1.52)÷2=1.26
(1.52+2.00)÷2=2.76

わかりやすいように、表に計算結果を記入していきます。(①)

続いて、
②各パネルの解答について正誤判定をし、上下カットをする事 です。
各パネルの解答に関して、
正解・・・○ 間違え・・・×
を表に記入していきます。

その後、上下カットを行います。
上下カットでは一番最初に臭いが嗅ぎ分けられなくなったパネルと、
一番最後まで臭いをかぎ分けられたパネルの結果を計算から除くため、カットする事です。
カットを行い、異常値を除く事で、後の平均値の算出を、より正しい結果に近づけます。

今回の問題では、
300倍の臭気を嗅ぎ分ける事ができた パネルF
30倍の臭気を嗅ぎ分ける事のできなかった パネルB
をカットする事になります。
複数人いる場合は、1人だけをカットします。

55-2

③各パネルの閾値を算出し、全体の閾値の平均値から臭気指数を算出する事
各パネルの閾値は、正解した希釈倍数と不正解の希釈倍数の中間となります。
よって、各パネルの閾値は表より、
パネルA・・・1.26
パネルC・・・1.76
パネルD・・・1.26
パネルE・・・1.26

全体の閾値の平均値は、
(1.26+1.76+1.26+1.26)÷4=1.39 となります。
臭気指数=10×log臭気濃度の公式より、上で求めた平均値はlog臭気濃度に値する数値ですので、
臭気指数=10×1.39=13.9≒14
臭気指数14となります。
排出水試料の測定に関して、よく出題される項目は下記のとおりなので、キーワードだけでもしっかりと覚えておきましょう!

○排出水試料用試料採取器具について
ふっ素樹脂製パッキン付きの密栓のできるガラス瓶又は共栓ガラス瓶であって、遮光性を有し、かつ、容量が50ml~1l程度のもの

○排出水試料用判定試験用装置及び器具について
・無臭水製造装置
日本工業規格K0102 に定める装置又はこれと同等以上の性能を有するものであること。
・無臭水保管容器
密栓ができるガラス容器瓶であって、その容量が2~5l程度のものであること。
・恒温水槽
水槽内の水温を約 25 ℃に維持できるものであること。
・判定試験用フラスコ
共栓付き暗褐色透明摺りのガラス製の三角フラスコ又はこれと同等以上の性能を有するものであって、容積が300mlで、かつ、共栓口径が原則として27mmのものであること。
・フラスコ用鼻当て
ふっ素樹脂製のもので、フラスコの口に装着できるものであること。
・注入用器具
メスシリンダー、メスピペット、マイクロピペット又はこれらと同等以上の性能を有するものであって、
ガラス製又は無臭性、かつ、臭気の吸着が少ない材質のものであること。
○排出水試料の採水に関して
・試料を泡立てないよう静かに採取し、気泡が残らないように満水にして直ちに密栓する。
採取後、試料水は、判定試験を実施するまで0~5℃の暗所に保管する。

○排出水の測定に関して
試料水及び無臭水は、恒温水槽で約25℃に保温したものを用いるものとする。
また、無臭水は原則としてpHが7~8になるように調製し、使用前に無臭であることを確認すること。

それでは、試験頑張ってください!
Qapla!!

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