こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。
弊社の業務とはあまり関係がないのですが、酸素クラスター脱臭装置の取付やメンテナンス、デオモニの設置作業で電気に関わる事が多くなり、電気工事士(第二種)を取ろう!と、昨年末に思い立ったのです。
第二種電気工事士の筆記試験は年2回、上期と下期があり、4月に上期の受験申し込みをしたものの、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたのですが、下期は予定どおり実施され、去る10月4日、筆記試験を受けてきました。
臭気判定士というマイナー?な資格とは違い、過去問・回答が公式ページから無料でダウンロードでき、回答の解説が欲しければ、個人で解説しているHP・ブログがいくつもあるのが良いですね。
本試験の回答速報も、1時間後には参考書の出版社から公開されていたので、結果発表を待つハラハラ・ドキドキ感すらありませんでした。
すぃーっと合格ラインを超えていたので、12月に実施予定の技能試験に向けて、しっかり準備したいと思います。技能試験もyoutubeなんかで独学できるようなので、参考にしようかと思います。
Youtubeで受験勉強もできてしまう、便利な時代になりました。
さてさて、今回は、先月対応した臭気調査の事例をご紹介したいと思います。
とある製造業の会社様から、「工場内の1角で、トイレの臭いが不定期に発生して困っているので調査して欲しい」というお問い合わせを頂きました。
臭いは雨の日によく発生するとの事でした。
臭気の原因を特定するには、実際にその臭いを嗅いで、臭いが強いところを追っていくのが一番ですので、雨の日に臭いが発生するなら、雨の日に調査に伺いたいところなのですが・・・その他のご依頼も多く急な対応ができないため、事前に調査日を決めて、調査にお伺いさせて頂きました。(雨男と呼ばれているので、一応、雨が降るよう祈っていきます)
調査当日は、ずばり快晴!臭いはなかったので、衛生関係の設備を中心に調査を進めていきます。
トイレの臭いという事は、トイレの配管等の衛生配管になんらかの不具合があり、そこから漏洩している可能性が高いのです。
さっそく天井点検口を開けてみると、ありました!怪しい配管。衛生設備を撤去する時に、配管を切りっぱなしにしてしまっており、そこから臭気が・・・というのはよくある話です。
このような怪しい配管を見つけたら、その先はどうなっているか?をしっかり確認しなければいけません。
・・・その先の写真は撮り忘れましたが、その先も、ちゃんと切りっぱなしにしていたので、原因でない事がはっきりしました。早とちりして、配管にキャップすれば臭い止まりますよ!と説明して撤収してきた現場もありますので要注意です。
気を取り直して、別の点検口から天井裏を確認してみると、またもでました!怪しい配管。配管の一部が、触るとボロっと崩れてしまうぐらい腐食していましたので、実に怪しい。
トレースガス調査を実施する事で、この場所から臭気が漏洩しているかどうかを、臭いが出ていなくても検査する事ができますが、今回はトレースガス調査を実施せず、まずは修繕してしまい様子を見るという事となりました。
・・・後日、お客様から、修繕後、雨の日も臭いがなくなったとご報告を頂きましたので、無事、解決となりました!
こんな便利な時代に現場で起こった事を文章で紹介するより、youtubeで紹介したほうが良いのでは・・・と思いつつ、次回、お楽しみに!
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