臭気調査」タグアーカイブ

臭気対策相談(魚のエサを製造している工場様)


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共生エアテクノ/チーム50Hzの原田です。
【所持資格:臭気判定士、2級管工事施工管理技士、毒物劇物取扱責任者】

皆さんは嫌いな食べ物はありますか?
私は小さなころから納豆が大の苦手です。

納豆

私の両親、姉、の家族全員が納豆が嫌いだったので食卓に出てくることはありませんでした。
学校の給食で唯一残した料理が納豆です。
どうしてもあの食感、味がダメで食べることが出来ずにいました。

一生涯納豆を食べることはないだろうと思っていましたが、昨年の10月から今年の10月までの1年間、あの嫌いな納豆を毎日食べる生活を送っていました。

なぜかというと、健康診断で5年連続悪玉コレステロール値が要治療レベルとなったからです。
悪玉コレステロール値の改善にいいと言われる納豆を、1年食べ続けたら変化するのか自分の体で実験することにしました。

この1年間はなかなか苦しい1年間でした。
家に帰るとあの忌々しい臭くて食感が気持ち悪い美味しくない納豆が待っていると思うと毎日憂鬱でしたが、大量の小葱と大量のからしで味を何とか誤魔化して何とか1年を耐え忍びました。

先日健康診断を受けてきましたので、今年の数値がちょっと楽しみではあります。
悪玉コレステロール値に変化が無ければもう一生納豆は食べませんが、数値が良くなっている場合は一生食べ続けることになります。

要治療となりましたが、病院での再検査、治療を受けていなかったので、さすがに今年の数値が悪い場合は絶対に治療を受けてほしいと病院の先生から何度も釘を刺されたので、改善していればいいですが、納豆を食べ続けるのはしんどいなぁ~。と色々と葛藤する日々を過ごしております。

さてさて、臭気の話に移りましょう。

先日魚のエサを製造している工場様より臭気対策相談を頂戴し、臭気の強さ、飛散状況の確認、
消臭剤噴霧テスト、活性炭テストなど、様々な調査を実施しました。

臭気対策テスト
(実際の現場写真とは異なります)

排気口から発生している臭気は臭気指数50を超えており、非常に強い臭気が排出されていることを確認しました。
排気風量も大きいため、OER(臭気排出強度)としても非常に高い数値となっております。

現在工場所在地の臭気規制値を超過している状況となるため、規制値を遵守できる対策設備を検討するため、消臭剤噴霧テスト、活性炭テストを実施しました。

臭気対策テスト
(実際の現場写真とは異なります)

消臭剤噴霧テストでは大きな脱臭効果が得られず、規制値を遵守することが出来ない結果となり、
活性炭脱臭装置では規制値を遵守することが可能なレベルまで低減することを確認しました。

臭気測定を実施し、現状を把握したうえで目標とする臭気規制値以下にする場合、活性炭脱臭装置だけではギリギリとなるため、排気口の高さ変更も行う方向でご提案を行っております。

臭気対策は病院の診察と似ているところがあり、まずは状況を確認するための診察(臭気対策では調査)を行って、原因が判明すると対策目的にあった処方(臭気対策では脱臭装置の選定等)を行います。

何も調査せずに処方を行うと、対策目的と異なった結果になることもあるので、まずは診察(調査)を実施することを推奨しております。

弊社では臭気の状況確認(調査)から対策まで一連してご提案することが可能となりますので、臭気にお困りの場合は一度ご相談いただけますと幸いです。

  
   
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臭気調査で嗅覚は命


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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノ臭気調査をメインに行っている佐藤です。

10月に入り、気温が一気に下がってきましたね。
下がってきたのはありがたいのですが、今年はまた上がったり、下がったり。
急激な気温の変化に体調を崩す人が多いと聞いています。
ちなみに自分は、何も問題なく元気に現場に出ています。

臭気調査で臭いにおいばかり嗅ぐ仕事をしていますが、そんな自分でもプライベートでいいにおいを嗅ぎたい時もあります。
10月初旬、埼玉県にある花のオアシスという場所でヒマワリを見てきました。
涼しくなってきた気候で見るヒマワリというのも、中々いいものですね。
ただ、ヒマワリのにおいというより、近くを歩いていたら感じたザクロっぽいにおいの方が印象に残っています。
いいリフレッシュにはなりました。バスの時間を間違えて駅から往復1時間以上歩いたけど。

ヒマワリ畑

たまにはこんな感じに嗅覚を休ませることもありますが、やはり普段は臭い現場ばかりです。
今回紹介するのは不定期に発生する臭気の調査についてです。
ちなみに前回も同じような現場を紹介しましたが、今回は少し展開が違います。

調査に来たのはとあるサービスエリア。
自分も長く仕事をしているつもりですが、仕事で訪れるのは中々ない経験でした。
で、問題となっているのは一部エリアでの排水系臭気。
バックヤードが中心ですが、お客様の利用エリアにもかかわるため、何とかしたいとのこと。
訪問してみると、においがありません。いつものことです。
建物は平屋、排水は埋設、天井裏にも異常なし。水回りもほとんどなし。
迷宮入りしそうな条件がどんどん増えていきます。

であれば早速薬剤を使った調査をやってしまいましょう、と。
薬剤を流し、どこからか反応が出てこないか確認していきますが、全く反応ありません。
ただ、調査しながらヒアリングしていく中で建物裏手が臭いと室内も臭いとのこと。
裏手には浄化槽があるので、不定期ににおいが強くなる可能性はありますが、建物裏手には排気しかないので裏手からにおいが入ってくることは無いはず。
そう思って排気口に手を当てると空気が入ってくる。あれ?設備屋さん?
排気口ではなく、給気口でした。めでたし、めでたし。

そう思って臭気がしないと言われていた隣の部屋も一応確認したところ、嗅覚に違和感が。
センサーを見ると数値が高め。
慌てて色々な場所にセンサーを当てます。
掃除口。なんでこんなところに?でも反応なし。
コンセントボックス。見事にセンサーが急上昇。
カバーを外してみると一気ににおいが出てくる。
でも、この辺に水道とか何もありませんよ?

においセンサーPOLFA
においセンサーによる臭気判定

そこからは設備屋さんの出番。
その場で点検口を開けてくれました。
結果、見事謎の配管を発見。
どうやら昔は流し台があったようで、それを誰も知りませんでした。

においの原因

あの時、臭気の違和感に気づかなかったら2つある原因の1つを取りこぼしていたかも。
いつ、どんな時でも嗅覚を研ぎ澄ます。
これが臭気調査の基本ですね。油断大敵。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。

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不定期に発生する臭気調査


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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノ臭気調査をメインに行っている佐藤です。

暑い日が続き、飲み物の摂取量が多くなります。
その分、汗をかきますが、そのせいで自分が臭くならないか心配するようになりました。
汗の量も昔に比べて多いように感じます。もう若くないですね。

今回紹介するのは不定期に発生する臭気の調査についてです。
不定期に発生する臭気といっても色々とありますが、ケースとして多いのは排水系臭気です。
そして排水系といっても色々な臭質があります。
・汚水系(卵の腐ったようなにおい)
・雑排水系(食品残差のようなにおい)
・雨水系(カビのようなにおい)
排水の系統とにおいの質については、あくまで代表的なものになります。
現場によって臭質が違う場合もあるので判断に困ります。
ちなみにお問い合わせは汚水系が多いように感じます。

少し話が脱線しましたが、臭気調査を行った現場を紹介します。
西日本のある高層ビルの1階にあるトイレで汚水系臭気が発生。
設備業者様が色々と調査を行い、思い当たる場所の設備補修はしたとのことでした。
それでも時々臭気が発生してしまい、解決が難しいと判断してお問い合わせいただきました。
問題は臭気が不定期に発生して、長いときは1か月以上臭気がしないこともあること。
そして、臭気調査当日、やはり臭気を確認することはできませんでした。

こういった不定期に発生する臭気調査の場合、においを確認することができないことが多いです。
その場合、専用の薬剤を使った調査に移行します。
方法は、まず薬剤を排水配管内に流し込みます。
しばらくしてから臭気調査用のセンサーを使い、薬剤の反応がどこかから漏れ出てきていないかを確認します。
 
においセンサーによる臭気調査
 
においセンサーによる臭気調査
 
色々なところを確認した結果、排水配管の接続部分の一部でセンサー反応を確認できました。
 
 

 
つまりセンサー反応があった場所から配管内の臭気が漏れる可能性が高いということです。
設備業者様に報告書を提出し、修繕してもらうことができました。
後日、再度同様の調査を行った時にセンサー反応が無くなったことも確認しています。
不定期に発生する臭気で、当日臭気が発生しなくても調査をすることができました。
ただ、この現場、これで終わらなかったのですが、またそれは次の機会にでも。

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工場内の臭気調査について


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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。

いつも通りどうでもよい話から・・・

昨年末くらいから読み進めている「ローマ人の物語」もやっと半分くらいまで来ました。ハドリアヌス帝の治世が終わったところです。古代ローマ帝国の勢力圏も最大版図となり、軍隊も連れずに、皇帝が各地を視察できるような平和な時代、パクスロマーナです。
この先はローマ帝国は衰退していくようなので少し読む気が萎えてしまって、若干積読気味です。

ハドリアヌス帝と言えば、少し前に話題になった映画「テルマエ・ロマエ」が舞台としている時代です。
当時観た時は、ローマ人が現代にタイムスリップしてわちゃわちゃするコメディ映画という記憶でしたが、古代ローマの歴史を少しかじってから観ると、さらに面白いのです。

テルマエ・ロマエ
https://amzn.asia/d/7PLDL8h

物語の終盤、「アントニヌス様が死んでしまうと、ハドリアヌス帝は神格化されないんだよ!」みたいな感じの重要なシーンがあります。
唐突に出てきて何の説明もないので、意味がわからずスルーしてしまうところです。神格化に何の意味が・・・と思いますが、今は違います。

後の皇帝、「アントニヌス・ピウス」のピウス(慈悲深い)たる所以のエピソード。要約すると「元老院から嫌われているハドリアヌス帝が死んだあとに、アントニヌス様に元老院を説得してもらわないと、ドミティアヌス帝のように記録抹消刑に処されてしまうのよ!」という意味です。(たぶん)
映画では一切触れられていないので訳が分かりませんが、このエピソードを知っていると、「まじでアントニヌス様を助けないと!」となって盛り上がる場面でした!

この他にもいろいろと古代ローマ帝国やハドリアヌス帝のエピソードが散りばめられており、楽しませてくれる映画です。原作漫画も読み始めましたが、同じ作者さんの「プリニウス」にも手をつけてしまって、漫画も積まれていきます。

少し知っていると、「テルマエ・ロマエ」がさらに楽しめますよという、今更な話でした・・・。

さてさて話を現代に戻します。今回は工場内の臭気調査についてご紹介させていただきたいと思います。

弊社では、臭気調査と言えば、オフィスビルや飲食店、個人様の住戸等で、定期・不定期に発生する異臭の発生原因を特定する調査を業務として行っております。

この調査の発展となりますが、工場内の臭気調査も対応しております。

工場担当者様から、

・工作機のどこから臭気が漏れているのかわからないので、漏洩箇所を特定したい
臭気対策のため、工場内に新しく給排気システムや、集塵機・ミストコレクターを設置したいが、設置前後について、臭気ベースで評価したい
・臭気を屋外にそのまま排気したいが、問題にならないか事前に調べたい
・離職理由に「臭気」があり、工場内の労働環境を改善したい

等々の理由で、工場内の臭気調査についてお問い合わせを多く頂いております。

工場内の臭気調査は主に以下の調査項目を実施し、工場内の臭気発生個所の特定や臭気のレベルを数値や図で可視化していきます。

①嗅覚による臭気発生源の特定
工場内をくまなく嗅ぎまわり、臭気発生源を特定します。工作機械やベルトコンベア等、それぞれの機械周りについても確認を行い、どこから臭気が漏洩しているのか等を特定します。
臭気発生源の特定ができれば、それについての対策も検討可能となります。

漏洩箇所の特定
漏洩箇所の特定

②臭気飛散状況の可視化
発煙管で煙を発生させ、流れを追っていくことで、工場内の気流がどのようになっているかを確認します。工場内の風の流れや、臭気が拡散するルートを可視化する事で、給排気の位置・風量の見直しや、局所排気装置の導入等の対策に役立てる事ができます。

発煙管による気流確認
発煙管による気流確認

③臭気の強さのマッピング
工場内を一定の区画に分けて、6段間臭気強度表示法を用いて臭気の強さをマッピングし、可視化していきます。工場内でどこが臭気が強いのかが一目でわかるようになります。
臭気対策前後でマッピングを行い、結果を比較する事で、臭気対策の効果が目に見えてわかるようになり、対策設備導入の評価に役立ちます。
    

6段階臭気強度測定
6段階臭気強度測定
臭気のマッピング
臭気のマッピング

    
どこから手をつけて良いかわからないような臭気対策も、まずは工場内臭気調査からスタートする事で、臭気問題解決に近づくと思います。
臭気でお困りの事がございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
経験豊富な臭気対策コンサルが対応させて頂きます。

 
  
  
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フロアで不定期に発生する汚水臭



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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。
  
引き続き読書の秋です。前回ブログに引き続きですが、塩野七生さんの「海の都の物語」を読んでました。「レパントの海戦」は、スペイン&ヴェネツィアの連合軍とオスマン帝国の一大海戦のお話ですが、理系専攻の私からすると、大国であろうスペインと肩を並べるヴェネツィアって何ぞ・・・となるわけです。
文庫本を読むと、最後のページは出版社おすすめの小説紹介がでてくると思います。そこで見かけたのがヴェネツィア共和国の興隆と衰亡までをまとめた「海の都の物語」です。あらすじとかはamazonで・・・。秋の夜長にピッタリなお話ですので、手にとってみてください。
  

   
さてさて、今回は臭気調査のお話です。
飲食店で不定期に異臭が発生してお客さんが帰ってしまう、オフィスビルで悪臭が発生して仕事にならない等々、どこからともなく悪臭が発生して、不定期に臭いが発生するので、原因が特定できない・・・という臭気問題について、弊社では異臭発生源の特定調査(=臭気調査)を行っております。

今回は、オフィスビルの管理会社様からお問い合わせを頂きました、フロアで不定期に発生する汚水臭について、お問い合わせから調査、その後の対応までの流れをご紹介したいと思います。

① お問い合わせ
管理会社様から「オフィスビルの1フロアで汚水臭が発生しており、原因が特定できないので調査を検討している」とのお問い合わせをお電話にて頂きました。お話をお伺いしながら、調査方法のご説明をさせていただきました。
調査を実施したいとの事でしたので、「メールでのお問い合わせ」にお客様の情報をご入力いただき、メールで図面や見積等の書類関係のやり取りを進めていきました。
  

  
② 現場お打ち合わせ
現場に訪問して臭気を確認する事で、異臭の発生場所・原因が予測できてしまうケースもあり、現場訪問=臭気調査となってしまう事から、調査前の現場確認は実施しておりません。しかしながら、テナント様やオーナー様と調整が必要等の理由により、現場でのお打ち合わせを実施する事もございますので、必要に応じてご相談ください。
今回のケースでは、現場にて管理会社様とお打ち合わせさせていただき、調査方法の詳細説明や、臭気発生状況のヒアリングを実施し、調査実施に向け調整を行いました。
週明けの早朝が一番臭気が発生しやすいとの事でしたので、弊社からいくつか調査候補日を提示させていただき、調査日を決定しました。

③ 調査当日
さて調査当日です。現場に訪問すると、事前の情報通り、オフィスフロアで汚水系の臭気が漂っている事を確認致しました。臭気が強いところを辿っていくと、オフィスフロアに隣接するトイレにたどり着きました。トイレ内洗面台、大便器周辺、天井裏と確認していくと、天井裏で最も臭気が強い事がわかりました。
汚水系臭気の場合、汚水配管系統からの臭気漏洩が疑われます。天井裏を確認すると、上階からの汚水配管がPS内に落ちてきているが確認でき、汚水配管を目視で確認してみると、腐食により穴が開いてしまっている事が確認できました。PS内に潜り込み、該当する配管に鼻を近づけると、強烈な汚水臭が確認できました。
  

  
平日は空調が動いているので、PS内で漏洩した臭気は、トイレ内の換気扇から外部へ排出されていたようですが、休日になると空調が停止し、臭気がオフィスエリアにまで漏洩してしまうので、週明けの早朝が一番臭気が発生するという状況になっていたという事がわかりました。

④ 報告書
調査結果を報告書にまとめ、修繕を担当する工事業者様へ共有していただきました。報告書には、臭気発生原因と解決(修繕)方法のご提案をまとめております。弊社では修繕工事はできませんが、報告書を修繕を担当する工事業者様が報告書を見ていただければ、対策方法がわかるよう、記載をさせていただいております。
不明な部分があれば、工事業者様と直接やり取りを行い、ご説明させていただく事も対応しております。

⑤ 結果ご報告
修繕後、臭気の再発生がないかどうか、一定期間様子を見ていただきました。修繕後にピタッと臭気の発生がおさまったとの事でしたので、無事に解決となりました。

このような流れでお問い合わせから解決までの臭気調査は進んでいきます。現場状況や調査の進み具合にもよりますが、ご相談をいただき、調査を実施してから、早い場合は調査当日に原因箇所の特定・修繕が終わってしまう事もございますが、おおむね1~2か月以内に臭気問題の解決が図れると思います。

異臭の不定期発生にお困りの方は、ぜひ弊社にお問い合わせいただければと思います。

  

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