冬の消臭剤噴霧装置メンテナンス

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共生エアテクノ/チーム50Hzの原田です。
【所持資格:臭気判定士、2級管工事施工管理技士、毒物劇物取扱責任者】

共生エアテクノのスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

いつの間にか12月になり、1年が経過する速度が年々早くなっていると感じております。

今年も終わりに近づいてますが今年1年はほぼ出張の毎日でした。

もともと出張の多い職場ですが、過去最長記録の出張日数となり、私としてもとてもいい経験ができた1年でした。

12月になると気温も下がり、そろそろ現場用ダウンが大活躍する季節になります。
皆さんも気温に合わせて適切な防寒着を装着し、安全第一で現場作業を乗り切りましょう。

さてさて、ここからは弊社業務に関するご紹介をさせていただければと思います。

弊社としても冬の作業で避けたい作業第一位として、「冬の消臭剤噴霧装置メンテナンス」が挙げられます。

消臭剤噴霧装置メンテナンス

冬の寒い季節に消臭剤噴霧装置のメンテナンスを実施するということは、キンキンに冷えた水を触らなくてはならないのです。

消臭剤噴霧装置消臭剤原液を200倍から300倍に希釈して使用するため、消臭剤原液タンク、消臭剤希釈タンクが設置されており、タンク内部を清掃する際はビニール手袋をしていても冷たさが手に伝わり、凍える環境の中で冷たい水と戦う必要があります。

消臭剤原液タンク、消臭剤希釈タンク

状況によっては手袋を外して作業を行う必要があったり、試運転時に配管締め込みが甘いと大量の水を全身に浴びることもあります。

一つ一つの作業を丁寧に、順序通り実施すればそのようなことは基本的には起こらないですが、過去の経験で実際に全身水浸しになった経験もございます。

一度経験すると2度と同じ目に合わないように対策を行うため、一度は経験するのもいいかもしれませんね。。

そんな消臭剤噴霧装置メンテナンスですが、実は今年最後のお仕事として年末に実施予定となります。

今回ご依頼いただいたお客様は10年以上も前に消臭剤噴霧装置を導入いただき、現在も現役でご使用いただいております。

ご使用いただいております消臭剤噴霧装置ですが、交換推奨部品も増えてきており、交換可能な部品を一挙に交換しようとお客様よりご依頼を頂戴しました。

10年以上前の装置となるため、現在の仕様と異なる点が複数あるため、更新できる部分は更新する方向で改良工事を行いつつ、機器のメンテナンスを行うことになりました。

消臭剤を噴霧するノズルは消臭剤を細かく粉砕し、臭気と高接触させる仕様のため、ノズル径が小さく、異物が混入するとノズルの目詰まりが多く発生する仕様でした。

現在の仕様ではノズル径が大きくても消臭剤を細かく粉砕できる仕様になっているため、ノズルメンテナンス頻度が劇的に低下することになります。

ノズルメンテナンスはお客様自身で実施していただいておりましたので、本仕様に変更することで業務が一つ減ることになります。

今回の改良工事を実施し、今後も引き続きお客様の周辺環境改善の手助けができれば幸いです。

弊社ではその他様々な脱臭装置を取り揃えておりますので、排気条件毎に最適な脱臭装置のご提案をさせていただきます。

使用中の脱臭装置を改善したい、より脱臭効果の高いものに更新したい、使用している脱臭装置の効果を測定したいなど、臭気に関わることならなんでもご相談ください。

 
 

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㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→https://ameblo.jp/nioideka/

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