いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノで臭気調査をメインに行っている佐藤です。
10月に入り、気温が一気に下がってきましたね。
下がってきたのはありがたいのですが、今年はまた上がったり、下がったり。
急激な気温の変化に体調を崩す人が多いと聞いています。
ちなみに自分は、何も問題なく元気に現場に出ています。
臭気調査で臭いにおいばかり嗅ぐ仕事をしていますが、そんな自分でもプライベートでいいにおいを嗅ぎたい時もあります。
10月初旬、埼玉県にある花のオアシスという場所でヒマワリを見てきました。
涼しくなってきた気候で見るヒマワリというのも、中々いいものですね。
ただ、ヒマワリのにおいというより、近くを歩いていたら感じたザクロっぽいにおいの方が印象に残っています。
いいリフレッシュにはなりました。バスの時間を間違えて駅から往復1時間以上歩いたけど。
たまにはこんな感じに嗅覚を休ませることもありますが、やはり普段は臭い現場ばかりです。
今回紹介するのは不定期に発生する臭気の調査についてです。
ちなみに前回も同じような現場を紹介しましたが、今回は少し展開が違います。
調査に来たのはとあるサービスエリア。
自分も長く仕事をしているつもりですが、仕事で訪れるのは中々ない経験でした。
で、問題となっているのは一部エリアでの排水系臭気。
バックヤードが中心ですが、お客様の利用エリアにもかかわるため、何とかしたいとのこと。
訪問してみると、においがありません。いつものことです。
建物は平屋、排水は埋設、天井裏にも異常なし。水回りもほとんどなし。
迷宮入りしそうな条件がどんどん増えていきます。
であれば早速薬剤を使った調査をやってしまいましょう、と。
薬剤を流し、どこからか反応が出てこないか確認していきますが、全く反応ありません。
ただ、調査しながらヒアリングしていく中で建物裏手が臭いと室内も臭いとのこと。
裏手には浄化槽があるので、不定期ににおいが強くなる可能性はありますが、建物裏手には排気しかないので裏手からにおいが入ってくることは無いはず。
そう思って排気口に手を当てると空気が入ってくる。あれ?設備屋さん?
排気口ではなく、給気口でした。めでたし、めでたし。
そう思って臭気がしないと言われていた隣の部屋も一応確認したところ、嗅覚に違和感が。
センサーを見ると数値が高め。
慌てて色々な場所にセンサーを当てます。
掃除口。なんでこんなところに?でも反応なし。
コンセントボックス。見事にセンサーが急上昇。
カバーを外してみると一気ににおいが出てくる。
でも、この辺に水道とか何もありませんよ?
そこからは設備屋さんの出番。
その場で点検口を開けてくれました。
結果、見事謎の配管を発見。
どうやら昔は流し台があったようで、それを誰も知りませんでした。
あの時、臭気の違和感に気づかなかったら2つある原因の1つを取りこぼしていたかも。
いつ、どんな時でも嗅覚を研ぎ澄ます。
これが臭気調査の基本ですね。油断大敵。
臭気調査、脱臭作業、除カビ・防カビ作業。病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで!
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。
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㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→https://ameblo.jp/nioideka/
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