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商業ビル テナントの異臭調査



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こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

新年あけましておめでとうございます。みなさま冬休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は年末に今話題のニンテンドースイッチ「リングフィットアドベンチャー」を運良く手に入れる事ができたので、冬休みは遊び尽くすぞ!と思っていたのですが、2~3回プレイして飽きてしまいました。

そんな時に飛び込んできたのがニンテンドースイッチの「フィットボクシング」。ボクササイズで痩せる!みたいなゲームで、20分ぐらいプレイしていると汗をかくほどの運動ができます。
アップテンポな洋楽をBGMにジャブ(右)、ストレート(左)、フック(右)、アッパー(左)!!みたいな感じにノリノリで体を動かす事ができ、これなら毎日続けられそうです。(ただし現在4日目)
お正月らしい感じは一切ないお正月でしたが、凧揚げ、コマ回のような伝統的な遊びに代わり、TVゲームが伝統遊びになるのもいいのかなと思います。

あとは息子が「キン肉マン」にどハマリしているので、アシュラマン(こども)にやられる正義超人役を何度もやらせていただいておりました。「カーカッカッカッカッカ! 3つの顔を持つのがこの俺、アシュラマンよー」と、言葉の意味は良くわかりませんが、とにかくすごい自信でした。将来有望です。

あっ!と言う間の冬休みでしたが、しっかりリフレッシュできたかと思います。

さてさて、今回は年末に実施した臭気調査の事例についてご紹介させていただきます。

今回の物件はとある商業ビルにテナントとして入居している娯楽施設様からのお問い合わせで、客室から雑排水系の臭気が不定期に発生し、お客様から苦情が出ており、お部屋を貸し出せないので困っているというご相談でした。

臭気調査の方法や調査費用をお電話でしっかりとご説明させていただき、さっそく臭気調査をご依頼いただきました。

現場にお伺いし、客室内を確認すると、たしかに薄っすらと雑排水系の臭気がある事を確認。天井裏でも同様の臭いがある事を確認しました。室内には排気用の換気扇のみがある第3種換気方式をとっておりましたので、室内側が負圧となっており、天井裏から臭気が入り込んできている事が明らかとなりました。

気流の確認 天井裏→室内側の空気の流れ
気流の確認 天井裏→室内側の空気の流れ

雑排水系臭気の場合、衛生配管(洗面台、トイレ等の排水)から臭気が漏洩している場合がほとんどですので、天井裏でそのような配管がないか探していきます。天井裏を確認すると、付近には衛生配管はなく、唯一あるのはパッケージエアコンのドレン管のみでした。ドレン管付近には漏水の痕があり、冷媒管等からの結露によるものなのか、ドレン管に不具合が発生して水が漏れたのか判断が難しいところですが、付近になにも衛生配管がない事を考えると、ここから臭気が漏れているのでは?と疑いたくなります。

エアコンドレン管からの漏水痕
エアコンドレン管からの漏水痕

エアコンドレン管からの臭気漏洩もよくあるケースですが、ここからが臭気調査を専門に行っている弊社の本領発揮です。
まずは各所の天井点検口から天井裏の臭気を確認し、臭いの強い箇所・方向を追っかけていきます。

薄い臭いでしたが、しっかりと臭いを嗅ぎ比べると、エアコンドレン管とは別の方向から臭いが流れて来ている事がわかりました。臭いがする方向にある点検口から天井裏を確認していく事数回、少し離れたトイレの天井裏方向から臭気が流れ込んできている事がわかりました。
トイレには天井点検口がなく、天井裏を確認する事ができません・・・鼻が良い人ならここまでは絞り込めるかもしれませんが、万事休すです。

ここで重要な調査となってくるのがトレースガス調査となります。
トレースガス(疑似臭気)を発生させ、専用のセンサーを使って臭気の発生源を特定する調査方法です。
さっそくトレースガスを衛生配管に流し、センサーを使って臭気発生源を探したところ、やはりトイレ天井裏方向からトレースガスが流れ込んできている事がわかりました。
トイレ天井裏になにかあるのは間違いありませんので、少し離れた天井点検口から、天井裏に潜り込み、空調ダクトや電気配線をツイスターのように身をかわしてくぐり抜け、やっとの思いでトイレ天井裏に辿り着きました・・・。

腐食がある配管
腐食がある配管

梁の裏側に隠れていましたが、腐食した怪しい配管を発見、トレースガスの反応もここから出ていました。
図面に記載はありますが、リニューアル後の図面でなんの配管かわかりません。そこで上階の空きテナントを確認する事にしました。

腐食したグリストラップ
腐食したグリストラップ

対象配管の真上付近には蓋の錆びたグリストラップがありました。
原因は定かではありませんが、長期間使用されていなかった影響で配管との接続部分が腐食し、臭気が漏洩する事となってしまったようです。
配管を修繕していただき、臭気問題を無事に解決する事ができました。

雑排水系臭気や汚水系臭気の場合、臭いがないので大丈夫と思っていても、突発的に臭いが発生するケースがほとんどですので、このような娯楽施設様や飲食店様においては、お部屋が貸し出せなくなってしまう等の死活問題になってくるのではと思います。

臭気問題でお困りのことがあれば、ぜひとも弊社までお問い合わせください。必ず原因は見つかります。

 
 
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2019年 共生エアテクノ 総集編



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨年に引き続き今年も最後のブログは 私、臭気判定士の原田の担当となりました。

早いものであっという間に年末になってしまいました。

今年もたくさんのお問い合わせを頂戴し、数々の臭気対策を担当とさせて頂きました。

私の担当は産業工場の臭気対策、一般建築業での臭気対策を主に行っておりますが、特に印象に残っている案件として、3つほどご紹介させて頂きます。
 
 

1)1km先まで臭気が飛散している工場の臭気対策検討

お客様より周辺より苦情が発生しており、対策を行いたいとご相談いただきましたが、内容を確認すると1km先の住民様から苦情が出ているとのことで、お客様は当初 そこまで臭気が飛ぶわけ無いと楽観視しておりました。

実際に苦情が立て続けに発生し、何が原因で臭気が飛散しているのか調査してほしいとご依頼を頂き、工場の排気口や臭気発生源の臭気測定を実施しました。

また、工場周辺を歩き回ってどこまで臭気が飛散しているか合わせて調査を行った結果、排気口から発生した臭気が1km先まで飛散していることがデータ上でも、鼻の感応でも確認することが出来ました。

今回の測定データを元に、お客様も臭気の飛散状況を重く受け止め、本腰を入れて臭気対策に取り組む姿勢となりました。

臭気は目に見えないため、しっかりとしたデータ収集、測定結果などで目に見える形をご提供出来ると対策方法についても具体的なご提案が可能となります。

臭気判定士による調査
(実際の現場写真とは異なります)
 
 

2)工場内に発生している臭気調査

工場内臭気調査は昨年よりお引き合いを多く頂戴し、今年も複数現場で実施させて頂きました。

特定の製品を製造する際に、工場内の臭気が強くなり、従業員からクレームが発生している状況で、原因について突き止めたいとのご相談を頂戴しました。

工場内を歩き回り、六段階臭気強度表示法により臭気の強さを区分けし、工場内臭気マッピングを作成しました。

工場内臭気マッピング
(実際の調査記録とは異なります)

マッピング実施後、臭気の強い個所が特定でき、その周辺をくまなく調査すると原因となる臭気発生原因が確認できました。

「なぜ工場内が臭くなるのか」について本調査を実施し、お客様に原因をご提示することが出来ました。

弊社はよく周辺住民様からのクレームに対して脱臭装置を設計し、苦情解決をお手伝いすることが多いですが、ここ最近では工場内の作業環境対策を進んで実施されている企業様が多くなっていることを実感しております。

働く環境がより良い空間になるのはいいことなので、そのお手伝いが出来ることは非常にうれしく思います。
 
 

3)排気脱臭装置検討から臭気調査へ

工場から排気している臭気が事務所へ侵入する為、脱臭装置を選定してほしいと御依頼を頂戴し、現地打ち合わせを行わせて頂きました。

打ち合わせ実施後、別の部屋でも臭気の問題があり、現場を見てほしいと御依頼され、対象の部屋へご案内頂きました。

製品の試運転を行う部屋の中で異臭がしており、従業員からクレームが出ているとのことでしたので、部屋の中を確認すると硫黄系の臭気が部屋の中に充満していることを確認しました。

硫黄臭気を鼻で追っていくと、試運転を行う試験機から発生していることが確認できました。
許可を頂き、試験機を色々と調べると、一部の個所から強烈な臭気を発している個所を確認しました。

原因は、試験機に潤滑油を使用されるのですが、その潤滑油が硫黄を含む潤滑油らしく、長年交換もしていなかった様子であり、潤滑油の揮発した臭気が部屋の中に放出されている状態でした。

この部屋にも置き型の脱臭装置を検討されていたようですが、臭気発生原因がはっきりしたので防臭対策をご提案し、この部屋については無駄なコストをかけず臭気対策を実施することが出来ました。

もともとは排気脱臭装置のご相談でしたが、別の臭気で困っている対象部屋の臭気問題を解決したことから、予算が浮いたため、排気脱臭装置について後日検証テスト実施後、脱臭装置設置が決定となりました。

とりあえず脱臭装置を設置するのではなく、どのような原因で臭気が発生しているのかなど、しっかりと把握した上で最適な対策検討を行う方法を取ることで無駄なコストを削減することが出来た印象深い案件でした。

今年一年を振り返ると、その他にも色々な臭気対策を行わせて頂きましたが、弊社としてもお客様の御要望にお応えできる技術力をもっともっと向上させていかなければと考えております。

来年も1件でも多く、臭気対策についてお役に立てるよう取り組んで行きたいと思います。

それでは、よいお年をお迎えください。
 
 
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におい監視システムDeomoni メッセナゴヤ2019 出展



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こんにちは、

私の担当が回ってきましたよ、いつも締め切りに遅れて怒られている、チーム60hzの臭気判定士山田です。

今年も残すはあと約1か月。

一年早いですね、本当にあっという間です。

今回のテーマも、いつも通り「におい監視システムDeomoni」の話です。

先日、ポートメッセなごやで行われた「メッセナゴヤ2019」に出展させていただきました。
 
メッセナゴヤ2019
 
 
異業種交流展示会なので、大手自動車メーカーから地方自治体まで様々が業態が参加。

展示会への出席は久しぶりで、スーツを着るのも超久々です。

年始の挨拶回り以来ですね。

子供たちからは好評で、お父さんかっこいいね、どこに行くの?って聞かれる始末。

奥さんも惚れ直したと言ったとか言わないとか・・・。
 
展示会でのスーツ姿
 
 
本題です。

協力会社様のブースへ、におい監視システムDeomoniと風向風速制御システムを展示させてもらいました。

非常に来客数も多く、においについての相談も多々ありました。

オープン前のバタバタしてる時の写真しかなくてすいませんが、こんな感じです。
 
メッセナゴヤ2019ブース
 
右のほうにみえるのが、におい監視システムDeomoniと風向風速制御。

においは鼻では感じますが、目に見えません。におい監視システムDeomoniは、においの視覚化、モニタリングとして有効です。

風向風速計を接続することで、どこから臭気が流れてくるかも確認出来ます。

電光掲示盤・パトランプ・pcブザー・メール送信(インターネット環境がある場合)も選択できるので、いつ臭気が発生したかを確認することが可能です。

臭気の監視に興味のある事業主様、デモ機もありますのでお気軽にお声かけください。

日本全国、タイランドまで行きますよ。

 
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日本及びタイの工場の臭気対策あれこれ



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いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。
共生エアテクノの取締役、吉田が今回の担当です。

今、弊社では、技術開発チームを中心に、有機溶剤臭の対策
湿式脱臭でやれるかどうか、鋭意取り組んでおります。

本来、VOC臭気というのは、水溶性ではないという事もあり、
スクラバーやスプレー噴霧システムといった、水や消臭剤での
脱臭・消臭対策は、高い脱臭効果を発揮するのが難しいところでした。

もちろん、今までトライしてきた中で、高効率接触のインジェクションスクラバー
消臭剤としての酸化機能水の組み合わせでは、一定の脱臭効率を発揮しますし、
費用対効果で、そこまで高い脱臭効果を必要としていない場合は、
スプレー噴霧やデオミスト型の消臭方法でも、対応する事は可能でした。

しかしそれで満足してしまっていては、「クサイに挑むプロフェッショナル」失格です。
常に新たなる方式や、より良い脱臭方法を勘案し、開発し、実験し、発売していく事。
それがお客様やマーケットに支持され、「これはいいね!」と言っていただければ、
弊社の存在価値を認めていただけるという事です。

先日、一酸化炭素のCO濃度を削減するシステムを完成させたのもその一つですが、
その、OSR機能水を、有機溶剤系の臭気への消臭剤として利用する方法も
完成が近づいてきております。

例えば、既存のスクラバーが思ったような脱臭効果を発揮していない工場様であれば、
この、OSR機能水を投入してみる事で、脱臭効果がアップする可能性が高いと思います。

もちろんスクラバーの中身を改造するのは簡単ではないので、本来であれば
インジェクションスクラバーハイブリッドスクラバーを新設いただき、
そこにOSR機能水酸化機能水といった、デオドプロシリーズをマッチングさせれば
よりしっかりと脱臭効果を発揮させられるでしょう。

しかし費用面や設置スペース、工程等、いろいろな問題が多くあるでしょうから、
まずは周辺への悪臭飛散を少しでも減らせるかトライしてみたい!

というケースでは、OSR機能水を消臭剤として投入していただく方法も
弊社では対応していけるように準備を進めております。

もし、日本の工場及びタイの工場で、悪臭苦情を解決したい!ですとか、
排気臭の脱臭対策を検討中ですとか、自工場の臭気を把握したい等、
臭気対策に関するご検討事項等ございましたら、まずは弊社共生エアテクノまでお気軽にお問合せ下さい。

脱臭装置 脱臭装置

 
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スクラバー脱臭装置消臭剤添加による効果について



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、臭気判定士の原田が担当です。

今回は既存スクラバー脱臭装置消臭剤添加による効果について
ご紹介させて頂きます。

弊社では、対象臭気に合わせて様々な消臭剤を取り揃えており、
各工場様より発生する臭気に対して都度最適な消臭剤を選定しております。

某化学工場様より、新たな化学物質を合成し、製品化する際に発生する臭気に対して有効な方法がないかご相談を頂戴しました。

弊社内でも聞いたことのない、過去に臭気を嗅いだことのない臭気であったので、
どのような特性、臭質なのかが不明な状態でした。

現在は水スクラバーで排気処理を行っているが、敷地内の事務所からクレームが出るほどの臭気が発生し、困っているとのことでした。

脱臭装置に対する新たな予算も取れないため、既存スクラバーを有効利用した脱臭方法をご希望頂きましたので、まずは「消臭剤の選定テスト」を実施しました。

本テストは、対象臭気と消臭剤を99.99%接触させて、効果を検証するテーブルテストとなり、
様々な消臭剤を通過させて一番効果の高い消臭剤を選定するテストとなります。

そもそも、消臭剤が対象臭気に対して効果があるのかを事前に確認しておく必要があり、
効果のない消臭剤をスクラバーに投入するといった無駄な時間、費用の発生を抑えるために必要なテストとなります。

対象臭気があれば、弊社オフィス内でも実施が可能ですが、今回はどのような施設からどのような臭気が発生するかを確認するために現地訪問をさせて頂き、テストを行わせて頂きました。
 
 
消臭剤接触装置概要
 
 
5種類ほどの消臭剤をテストし、効果の体感を実施し、最適な消臭剤がどの消臭剤であるかを比較することができました。

最適な消臭剤が選定できた後、次回は実際に既存スクラバーへ消臭剤を投入し、効果の検証を実施することとなりました。

過去に臭気測定を実施したことがないとのことでしたので、スクラバー通過前、通過後の臭気を採取し、三点比較式臭袋法により臭気濃度(臭気指数)を算出しました。
 
 
臭気判定士
 
 
測定を行いました結果、原臭臭気濃度が1,000,000を超える高濃度臭気であることが判明し、
仮にスクラバーで90%の脱臭を行っても、臭気濃度100,000が残る臭気が発生していることを確認致しました。

結果としては、高濃度臭気のため、既存スクラバーの改良だけでは目標とする脱臭効果を得ることができないため、その他脱臭方式を見直す必要がある結果となりました。

今回のテストでは、消臭剤だけでは対策をすることが困難な結果となりましたが、事前に本テストを実施することで対策目標を達成することが出来るか検証することが可能です。

本結果をもとに、新製品の製造に伴い脱臭装置の予算案の見直しを実施するために社内で検討することとなったとのご報告を頂戴しました。

ご要望にお答えできる結果とはなりませんでしたが、臭気測定を行い、臭気を数値化し、
目標をクリアできるか検討を行い、弊社では様々な脱臭装置のご提案が可能となりますので臭気対策でお困りの際は、弊社へご相談頂けますと幸いです。

 
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