衛生配管」タグアーカイブ

日々進化する脱臭装置


人気ブログランキング
人気ブログランキング← クリックをお願いします。

  
共生エアテクノ/チーム50Hzの原田です。
【所持資格:臭気判定士、2級管工事施工管理技士、毒物劇物取扱責任者】

共生エアテクノのスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

突然ですが、皆さんは「古銭」を持っていますか?
古銭とは現在製造されておらず、通貨として使用できない古い貨幣を指しますが、私は知らなかったのですが昔の貨幣は金や銀が使用されていました。

Youtubeのおすすめで出てきた古銭を収集する方のチャンネルを見て今まで見たことがない様々な古銭を見て興味を持ち始めました。

現在の金相場は上昇し続け、金貨を購入するのはお財布事情的にも非常に困難ですが、銀貨であればお小遣いの範疇で気軽に購入できるため、古銭販売所に行って実物を見て触って気に入った古銭を購入してみました。

現在の一番大きな硬貨は500円硬貨で直径26.5㎜、7.1ℊですが、明治時代に使用されていた1円銀貨は38.6㎜、26.96ℊです。
26.96ℊのうちの90%に銀が含まれています。
 
古銭
 
サイズ、重量ともに昔の硬貨は大きく、重いものでしたが、時代が変わることで軽く、小さい持ち運びがしやすい硬貨に移行してきました。

実際に昔の硬貨を持ってみると、重くずっしりとしており、キャッシュレス化が進んでいる現代とは逆行した「古銭」だと感じることができました。

銀相場や古銭の相場が上昇することを願いつつ、大事に仕舞っておこうと思います。

さてさて、お話がかなり脱線してしまいましたが、弊社では数多くの脱臭装置を設計販売させていただいておりますが、脱臭装置にも昔から活躍している脱臭装置がございます。
  
  
燃焼式脱臭装置
 臭気を燃やすことで強制的に酸化分解させて臭気を低減させる方法
 
燃焼式脱臭装置
  
  
活性炭脱臭装置
 臭気を活性炭で吸着することで臭気を低減させる方法
 
活性炭脱臭装置
  
  
スクラバー脱臭装置
 水と臭気を接触させて臭気を低減させる方式
 
スクラバー脱臭装置  スクラバー脱臭装置
  
  
昔から活躍している上記3種類の脱臭装置は今でも色々と形を変えながら活躍している脱臭装置となります。

燃焼式脱臭装置は直接燃焼方式、蓄熱燃焼方式、触媒燃焼方式、最近では電気式燃焼装置など、さまざまな種類の燃焼装置が開発されてきました。

スクラバー脱臭装置は臭気と水を接触させる接触材が進化し、様々な形状の接触材が開発されました。
最近では弊社でも販売しております接触材が不要なインジェクションスクラバーハイブリッドスクラバーなどに進化してきました。

活性炭脱臭装置は臭気を吸着する吸着剤である活性炭自体は変化はございませんが、活性炭に薬品添着することで対象臭気に合わせてカスタマイズすることが可能になりました。

また、昔は活性炭と接触させる層が必要で装置が巨大化する難点がございましたが、現在は弊社でも販売しておりますデオキーパー脱臭装置のようにフィルター形状にすることで装置をコンパクトにする進化をしております。

そのほか、活性炭以外の吸着剤の開発も進めており、近日中には皆様に発表できるのではないかと思います。

昔からある脱臭装置ですが、現代の要望に合わせて日々進化しております。
臭気対策を諦めていた企業様や臭気対策にお困りの企業様がいらっしゃいましたら、進化した脱臭装置を販売している弊社に一度ご相談いただけますと幸いです。

  
  

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

下記のバナーをクリックお願いいたします!
人気ブログランキング
人気ブログランキング

脱臭装置・脱臭機・臭い対策の業務用専門会社|共生エアテクノの公式サイトは こちら→ https://www.201110.gr.jp/  です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→https://ameblo.jp/nioideka/

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

臭気調査は気を抜けない


人気ブログランキング
人気ブログランキング← クリックをお願いします。

  
いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノ臭気調査ホルマリン対策をメインに行っている佐藤です。

現在臭気調査の全国担当となっており、簡単な調査で終わりそうなときは一人で出張することもあります。
一人での調査はだれにも頼れない緊張感がある反面、一人旅のようなざっくりした計画で移動や宿泊できる気軽さもあります。
今年の初めには北陸の某所に行ってきました。
少し前まで大寒波と騒がれていましたが、当日雪はほとんど降っておらず助かりました。

こまつの杜

帰り際に駅前で撮った写真です。
写真だけだとどこかはわかりませんよね。いや、わかりやすすぎるかもしれません。
今回はその時の調査の内容を少々。

場所は3階建の雑居ビル。飲食店などは入っていない、事務所だけの建物です。
事務所の1階部分でカビのにおいがするので調査をしてほしいといの依頼でした。
事務所前のエントランスで雑排水のような臭気を感じました。
そして事務所の中に入ると強い雑排水系臭気を感じます。
テナントさんから怪しいといわれた場所を確認し、点検口からのぞき込むと怪しい配管を見つけましたが肝心のにおいがありません。

点検口からの様子1

自分の鼻でにおいが強いと思う場所を追っていき、部屋の片隅にたどり着きました。
点検口が近くになかったので、少し離れた場所の天井点検口からのぞき込みます。
明らかにこれまでの中で最も強い臭気を感じ取りました。
そして、怪しい配管も発見。

点検口からの様子2

距離が遠かったので点検口を増設して確認してもらうことにしましたが、ほぼ間違いない原因究明となりました。
ホッとして帰ろうとしたとき、エントランスの臭質と先ほど見つけた天井裏の臭質が少しだけ違うことに気づきました。
ちょうどエントランスにも天井点検口があったので確認。明らかに怪しい場所を発見。

点検口からの様子3

しかもこの配管、外部に排水されているほか、どこか別の場所にも配管され、行先不明。
大家さんに聞いても全くわからないとのこと。
ちゃんと末端で処理されていればいいのですが、立ち上げて封がしっかりされていない配管をよく目にします。
そういった場合、においは出てくるけど漏水しないので見つかりにくいのです。

今回は1つの大きな原因を突き止め油断したところで、別の原因を見落としそうになった案件でした。
臭気調査中、常に鼻はフル稼働させていないといけないと改めて感じました。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで!
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。

https://www.201110.gr.jp/

  
  

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

下記のバナーをクリックお願いいたします!
人気ブログランキング
人気ブログランキング

脱臭装置・脱臭機・臭い対策の業務用専門会社|共生エアテクノの公式サイトは こちら→ https://www.201110.gr.jp/  です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→https://ameblo.jp/nioideka/

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

商業ビル テナントの異臭調査



人気ブログランキング← クリックをお願いします。

 
こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

新年あけましておめでとうございます。みなさま冬休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は年末に今話題のニンテンドースイッチ「リングフィットアドベンチャー」を運良く手に入れる事ができたので、冬休みは遊び尽くすぞ!と思っていたのですが、2~3回プレイして飽きてしまいました。

そんな時に飛び込んできたのがニンテンドースイッチの「フィットボクシング」。ボクササイズで痩せる!みたいなゲームで、20分ぐらいプレイしていると汗をかくほどの運動ができます。
アップテンポな洋楽をBGMにジャブ(右)、ストレート(左)、フック(右)、アッパー(左)!!みたいな感じにノリノリで体を動かす事ができ、これなら毎日続けられそうです。(ただし現在4日目)
お正月らしい感じは一切ないお正月でしたが、凧揚げ、コマ回のような伝統的な遊びに代わり、TVゲームが伝統遊びになるのもいいのかなと思います。

あとは息子が「キン肉マン」にどハマリしているので、アシュラマン(こども)にやられる正義超人役を何度もやらせていただいておりました。「カーカッカッカッカッカ! 3つの顔を持つのがこの俺、アシュラマンよー」と、言葉の意味は良くわかりませんが、とにかくすごい自信でした。将来有望です。

あっ!と言う間の冬休みでしたが、しっかりリフレッシュできたかと思います。

さてさて、今回は年末に実施した臭気調査の事例についてご紹介させていただきます。

今回の物件はとある商業ビルにテナントとして入居している娯楽施設様からのお問い合わせで、客室から雑排水系の臭気が不定期に発生し、お客様から苦情が出ており、お部屋を貸し出せないので困っているというご相談でした。

臭気調査の方法や調査費用をお電話でしっかりとご説明させていただき、さっそく臭気調査をご依頼いただきました。

現場にお伺いし、客室内を確認すると、たしかに薄っすらと雑排水系の臭気がある事を確認。天井裏でも同様の臭いがある事を確認しました。室内には排気用の換気扇のみがある第3種換気方式をとっておりましたので、室内側が負圧となっており、天井裏から臭気が入り込んできている事が明らかとなりました。

気流の確認 天井裏→室内側の空気の流れ
気流の確認 天井裏→室内側の空気の流れ

雑排水系臭気の場合、衛生配管(洗面台、トイレ等の排水)から臭気が漏洩している場合がほとんどですので、天井裏でそのような配管がないか探していきます。天井裏を確認すると、付近には衛生配管はなく、唯一あるのはパッケージエアコンのドレン管のみでした。ドレン管付近には漏水の痕があり、冷媒管等からの結露によるものなのか、ドレン管に不具合が発生して水が漏れたのか判断が難しいところですが、付近になにも衛生配管がない事を考えると、ここから臭気が漏れているのでは?と疑いたくなります。

エアコンドレン管からの漏水痕
エアコンドレン管からの漏水痕

エアコンドレン管からの臭気漏洩もよくあるケースですが、ここからが臭気調査を専門に行っている弊社の本領発揮です。
まずは各所の天井点検口から天井裏の臭気を確認し、臭いの強い箇所・方向を追っかけていきます。

薄い臭いでしたが、しっかりと臭いを嗅ぎ比べると、エアコンドレン管とは別の方向から臭いが流れて来ている事がわかりました。臭いがする方向にある点検口から天井裏を確認していく事数回、少し離れたトイレの天井裏方向から臭気が流れ込んできている事がわかりました。
トイレには天井点検口がなく、天井裏を確認する事ができません・・・鼻が良い人ならここまでは絞り込めるかもしれませんが、万事休すです。

ここで重要な調査となってくるのがトレースガス調査となります。
トレースガス(疑似臭気)を発生させ、専用のセンサーを使って臭気の発生源を特定する調査方法です。
さっそくトレースガスを衛生配管に流し、センサーを使って臭気発生源を探したところ、やはりトイレ天井裏方向からトレースガスが流れ込んできている事がわかりました。
トイレ天井裏になにかあるのは間違いありませんので、少し離れた天井点検口から、天井裏に潜り込み、空調ダクトや電気配線をツイスターのように身をかわしてくぐり抜け、やっとの思いでトイレ天井裏に辿り着きました・・・。

腐食がある配管
腐食がある配管

梁の裏側に隠れていましたが、腐食した怪しい配管を発見、トレースガスの反応もここから出ていました。
図面に記載はありますが、リニューアル後の図面でなんの配管かわかりません。そこで上階の空きテナントを確認する事にしました。

腐食したグリストラップ
腐食したグリストラップ

対象配管の真上付近には蓋の錆びたグリストラップがありました。
原因は定かではありませんが、長期間使用されていなかった影響で配管との接続部分が腐食し、臭気が漏洩する事となってしまったようです。
配管を修繕していただき、臭気問題を無事に解決する事ができました。

雑排水系臭気や汚水系臭気の場合、臭いがないので大丈夫と思っていても、突発的に臭いが発生するケースがほとんどですので、このような娯楽施設様や飲食店様においては、お部屋が貸し出せなくなってしまう等の死活問題になってくるのではと思います。

臭気問題でお困りのことがあれば、ぜひとも弊社までお問い合わせください。必ず原因は見つかります。

 
 
弊社への共生エアテクノへのお問い合わせはこちらから御願いします。

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

下記のバナーをクリックお願いいたします!


人気ブログランキング

脱臭装置・脱臭機・臭い対策の業務用専門会社|共生エアテクノの公式サイトは こちら→ https://www.201110.gr.jp/  です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→https://ameblo.jp/nioideka/

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★