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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、
ありがとうございます。
今回は、臭気判定士の原田が担当です。
今回ご紹介しますのは、
「厨房排気臭のゼオガイア脱臭装置」
についてです。
ゼオガイア脱臭装置は、厨房排気用の油などの
調理臭気専用の脱臭フィルターです。
今まで数多くの商業施設や飲食テナント様にご採用頂き、
活躍をして参りました。
そんなゼオガイア脱臭装置の仕様が変更され、
販売開始致しました。
従来品との比較として、変更後のメリットをご紹介致します。
1)フィルター改良による通過風速の変更
フィルターの処理風量が従来品の1,2倍となり、
同風量を処理した場合に装置寸法がコンパクトになりました。
従来品はフィルターの面風速2,5m/secに対し、
新仕様は3m/sec対応になりました。
(m/secとは、1秒間に何m(メートル)進む速さのこと)
この新仕様によって従来品に比べより多くの空気量を処理することが可能となりました。
2)フィルターによる圧力損失の低減
1)の変更により、フィルターを通過する速度が早くなるとフィルターによる圧力損失が上昇するのですが、
フィルター改良により圧力損失も従来品よりも50%削減することが可能となりました。
圧力損失が低減することにより、排気ファンの負荷を軽減することが可能となります。
従来品 2,5m/sec時における圧力損失 約52Pa/段
新仕様 2,5m/sec時における圧力損失 約26,6Pq/段
3)脱臭性能
脱臭フィルターは通常、通過する速度が速くなると、脱臭性能が落ちる傾向が御座います。
しかし、今回のフィルター改良は脱臭性能を維持しつつ、早い風速にも対応できる仕様となっております。
従来品と変わらない脱臭性能を維持出来るため、従来品通りの段数にて脱臭することが可能となります。
4)ケーシングユニットの細分化
フィルターを収める脱臭ボックスのことをケーシングユニットと呼んでおり、排気風量に応じたパッケージ品を展開しておりました。
各飲食店舗様の排気風量に対して、機器を選定していたのですが、今までよりも更に細分化したパッケージ品を設計し、販売を開始致しました。
細分化することにより、ほんの少しの風量の差で大幅に装置スペックが上昇することを防ぎ、風量に最適な機器の選定が細かく設定することが可能となりました。
5)簡易グリスフィルター(アルミ枠付きガラス繊維ろ材)の設置
従来品は飲食テナント様の店舗によって、簡易グリスフィルターの有無を決定し、付属品扱いをしておりましたが、新仕様では簡易グリスフィルターを標準設置仕様に変更致しました。
油を多く使用する飲食店舗様の場合、店舗内に設置したグリスフィルターを通過した油ミストが排気ダクトを伝って脱臭フィルターに付着・蓄積し、脱臭性能を低下させる要因となっておりました。
油を多く使用しない飲食店舗様でも、油ミストの飛散が確認されることが多く、脱臭フィルターの性能維持のために標準採用とさせて頂きました。
上記の通り5項目の新仕様に変更となりました。
新仕様の変更については、実際にご使用頂いたお客様からご意見を頂いたり、設置後のメンテナンスに訪問させて頂いた際に改良点を確認し、新仕様変更のきっかけを頂戴しました。
今後もご使用する際、ご使用後につきまして、感想や要望などを頂戴出来ればと思います。
・・
ちょっと上記の風速とか圧損とか、よくわからないけど、とりあえず
飲食店の料理臭の対策を相談したいんだよね・・というお客様や、
厨房排気臭対策の脱臭装置をご検討中のお客様は、
弊社共生エアテクノまでご相談いただけましたら幸いです。
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脱臭装置・脱臭機・臭い対策の業務用専門会社|共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/ です!
㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/
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