酸素クラスター脱臭装置の保守・点検


こんにちは! 悪臭スナイパーこと中丸です!

26年度の臭気判定士筆記試験が無事に終わり、12/8(月)には合格発表ですね。
受験者の皆様、手応えはいかがでしたでしょうか。
本ブログが試験の役に立った!というツイートもあったようで、皆様のお役に立ててよかったです。

さてさて、今回も臭気判定士の道といきたいところですが、26年度の問題が手元にありません!
という事で、今回は道からそれて、私の主業務である、酸素クラスター脱臭装置の保守・点検を御紹介していきたいと思います。

酸素クラスター脱臭装置は、内部に生成管と呼ばれる、酸素クラスターイオンの発生体があり、発生体に埃等が付着すると、イオンの発生量が低下、脱臭能力も低下してしまいます。
その為、1年に1度生成管の清掃を含めた、装置の点検・清掃を行います。

また、生成管は徐々に劣化していくので、3年に1度は新品への交換が必要となります。

脱臭装置の点検は主に、
・点検前後の酸素クラスターイオンの発生量の確認
・本体清掃
・生成管洗浄、グリスコーティング
・内部点検
を行います。

点検前後の酸素クラスターイオンの発生量の確認は、イオンカウンターを用いて行います。点検前後でイオン量の測定を行う事で、どの程度、イオン発生量が回復したかの確認をします。
ダクトインタイプの装置であれば、空調の吹き出し口にて測定を行い、室内設置型であれば、機器の直近で測定を行います。

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酸素クラスター脱臭装置は給気ダクト内や給気口近くにある為、粉塵がつきやすく、1年もたてば、真っ黒になってしまいます。
しっかりと清掃を行い、イオン量を回復させます。

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内部の点検は主にトランスに異常がないかどうか確認を行います。酸素クラスターイオンは2800Vの高電圧を生成管にかけることによって発生しますので、トランスに不具合があるとイオンは発生しなくなってしまいます。

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本体にも粉塵まみれで汚れてしまっていますので、ふき取り清掃を行います。本体を清掃したからと言って、脱臭能力が向上するわけではありませんが、汚れたままにしておくと、本体の腐食が進み、機器の寿命が短くなる恐れがありますので、綺麗に磨き上げます。

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弊社はカルモア社より酸素クラスター脱臭装置の点検業務委託を受けておりますので、
ほったらかしの脱臭装置があるようでしたら、この機会に是非、点検をお奨め致します!

 

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