活性炭脱臭装置「デオキーパー」


本ブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
この脱臭くん奮闘記は、弊社スタッフ持ち回りで、
1週間に1話、更新しております。

今週の担当は、臭気判定士&管工事施工管理技士の私、原田です。
今回ご紹介させて頂きます事例は、「活性炭脱臭装置」についてご紹介致します。

活性炭脱臭装置は古くからある脱臭対策の装置として現在も広く使用されている装置です。

脱臭方法としては、活性炭の中に細かい目に見えないほどの無数のポア(穴)に臭気が入り込み、
装置の出口にはほぼ無臭レベルで排気することが出来る優れものとなっております。

臭気の質、強さなどを考慮し、しっかりと設計することにより今現在でも有効に使用できる
脱臭装置の一つとなります。

先日、実際に製品を納めてまいりましたのでご紹介いたします。

今回は遠く離れた北海島からの問い合わせで、私たちの暮らしに欠かせない天然ガスの供給元から
臭気対策相談を受けました。

天然ガスは本来無臭のガスですが、ガス漏れなどが起こった際に人の嗅覚ですぐに気付くことが
出来るよう付臭剤を添加しております。

硫黄系の臭気(玉ねぎが腐敗したような悪臭)を添加することによってガス漏れした場合でも
早期発見が出来るようわざとにおいを添加しております。

写真①

そのため、供給元の工場では天然ガスに付臭剤を添加する部屋(付臭室)がありますが、設備の点検や
付臭剤の入れ替え作業時に多少漏洩してしまい、付臭室内がくさくなってしまうとのことでした。

作業員の作業環境を考え、付臭室内に脱臭装置を設置したいとのご要望があり概要をお聞きした結果、
活性炭脱臭装置をご提案させて頂きました。

付臭室内自体は大きな部屋ではなく、小規模な小部屋であったことから、小型の活性炭脱臭装置
デオキーパーを設計致しました。

写真②

中に入っている活性炭は硫黄系臭気に特化した特殊活性炭を使用しており、硫黄系臭気を
吸着する性質を持った活性炭を使用いたしました。

写真③

余談ですが、出荷前検査を実施し本体完成品をそのまま北海道へ郵送する予定でしたが、運送会社より
分解しないと運送費が高額になるとのことで急遽分解し、北海道へ郵送することになりました。

納品日に別件でちょうど北海道にいたため、そのまま現場に移動し、現地で組み立てて試運転を
実施することが出来、事なきを得ました。

対策内容によって今回のような小型装置でも色々と対応させて頂いておりますので、臭気対策に
お困りでしたらまずはご相談いただければ幸いです。

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