投稿者「kyosei_blog」のアーカイブ

臭気判定士への道vol7


本ブログの中でも、トップクラスの名シリーズとなりつつある
という噂のこの企画。

中丸がお届けする「臭気判定士への道」シリーズも
今回でvol7です。

改めましてみなさんこんにちは、中丸です。

お盆休みだからといって、実家に帰ってビール片手に
オリンピックを見ている場合じゃないですよ!(汗)
勉強あるのみです!

さてさて今回は「過去問から読み解く悪臭防止法その2!」でしたね。

早速、におい刑事の奥さんでもある、<におい婦警>式○×クイズです。

[23年度の過去問 B:悪臭防止行政より]

Q11.悪臭防止法第4条第1項第2号(気体排出口)の規制基準値が
定められている特定悪臭物質は、トルエン等12物質である。
A11.×
第1号(敷地境界)は22物質、第2号は13物質、第3号(排出水)は4物質です。
覚え方は「ちょっと兄(2 1)さん(3)、見(3)て寄(4)って」です!

Q12.悪臭防止法第4条第1項第3号(排出水)の規制基準値が
定められていない特定悪臭物質は、アンモニア等18物質である。
A12.○
その通り、メチルメルカプタン等硫黄を含む4物質が第3号で定められています。

Q13.市町村長は、改善勧告等の対象となる事業場に対する住民からの
苦情が発生していることを前提として、改善勧告等の発動について、
総合的に判断する。
Q13○
第8条にある、「不快なにおいにより住民の生活環境が損なわれていると
認めるとき」か否かは、Q13の問題文通りに苦情が発生していることを
前提として判断します。

Q14.市町村長は、規制基準が強化された日から1年間は、
悪臭原因物の排出が、強化される前の規制基準に適合していれば、
その排出を減少させるための措置をとるべき
ことを勧告できない。
A14.×
勧告ではなく、命令する事ができません。
罰則までの流れは
①[規制基準に適合しない&生活環境が損なわれている]→
②[改善勧告]→
③[改善命令]→
④[罰則]
となっています。

Q15.市町村長は、規制地域となった日から1年間は、
当該地域内にある事業場に対して勧告に係る措置をとるべきことを命ずることができない。
A15.○ その通り

Q16.市町村長は、小規模の事業者に対して改善勧告又は改善命令の措置を
とるときは、その者の事業活動に及ぼす影響についても配慮しなければならない。
A16.○ that’s right!

Q17.市町村長は、勧告を受けた者がその勧告に従わないときは、
相当の期限を定めて、その勧告に係る措置をとるべきことを命じなければならない。
A17.×
正しくは命じる事ができるです。

Q18.悪臭防止法の事故時の措置の定めについては、
地震時の災害による事故については適用されない。
A18.×
事故には人為的な原因による事故に加え、地震、火災等の災害による事故も
含まれます。

Q19.事故が発生し、悪臭原因物の排出が「規制基準に適合しない
おそれが生じたとき」であっても、
市町村長は事故時の応急措置命令を発動することができる。
A19.○ richtig!

Q20.市町村長が発動する応急措置命令に違反した者には、
罰則が適用される。
A20.○
第28条にある通りです!

そうそう、
ビールのつまみに、スルメは持って来いですが、
勉強にもスルメは持って来いなんですよ。

噛むことにより脳にいく血液量が多くなり、頭の回転がよくなったり、
集中力がUPします。

さらに、ニオイ刑事に聞きましたが、スルメを噛む事で、
唾液の分泌が増え、口臭を抑制する効果もあるんですって!!

とある東南アジアの国では授業中にスルメを噛んでいるとかいないとか・・・。
ですが、食べ過ぎて
「あの人、臭気判定士の勉強しているのにスルメくさ~い(ぷぷぷ」
とか言われないように気を付けましょうね!

それでは、次回「過去問から読み解く悪臭防止法その3!」です。
まったく楽しくないですが、お楽しみに!

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは
こちら→ http://www.201110.gr.jp/  です!

また、工場の臭気対策(排気臭・水処理・施設内臭気)の専門公式サイトは
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㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは
こちら→
http://ameblo.jp/nioideka/

消臭剤合致試験


みなさんこんにちは。
最古参の楽天男です。
楽天はというと、夏バテ気味で瞬く間にBクラスへ。
でもお盆すぎからはがんばってくれると思います。
さて、私たちは現場に出ることも数多くありますが、
オフィスでの消臭実験も数多くこなしております。
今回は、プラスチック成型会社からのご依頼で、素材に熱をかけた
時にでる臭気の対策ができないかとのご相談でしたので、弊社の
取り扱うマイクロゲル消臭剤が利用できるかの前段階の試験です。
素材は熱をかけるとすぐに臭気を発生するとのことでしたので、
コンロの上で素材を熱する方法を選択しました。
臭気がでてくるところを、ポンプでサンプリングし、消臭剤合致試験
にまわすわけです。
さて、熱を加えます。
オ~ 出てくる、出てくる白煙と臭気。

そこをポンプで逮捕!

クラレプラスチック テーブルテスト4 ガス採取風景

逮捕後の臭気は消臭剤合致試験にまわされ、適合する消臭剤
見つけることに成功いたしました。

お客様に報告し、実機についての打合せがはじまります。

クラレプラスチック テーブルテスト1 全景

この試験、無料というわけではありませんが、数万円の費用で
実施できますので、まずはというお客様に好評です。
実際に、この試験をお客様の目の前で行う場合も少なくはありません。
素材加工の段階での臭気でお困りの方は、是非ともご一報下さい。
必ずゴールが見つかるはずです。
さて、楽天の応援に行きますか…。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは
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『においの職人』


暑い日が続き、着替えとタオルが欠かせません。

汗びっしょりの洗濯物を出すために、部活帰り?と奥さんに言われる
事もある山田がお届けします。
自分としては新陳代謝が良すぎるだけと思いますが、脂肪を着こんで
いるせいとも言われます。

さて、今日のお題は『職人』

いい響きです。
弊社は、機械器具設置業と管工事業の一般建設業免許があります。
脱臭設備を販売するだけでは無くて、設置工事も一式で請け負う
こともあります。
特に既存工場へ脱臭設備を設置する事が多いので、その場合は
現状の排気口を脱臭設備へ繋ぎこむダクト工事も発生しますし、
既設の脱臭設備を改造したり、交換工事を行ったりする場合もあります。
先日、8月中旬に脱臭設備を設置する予定の某工場へ現地調査に
行ってきました。
工場内に脱臭設備を設置する為、場内作業の妨げにならないように
設置するのはもちろんですが、納まりの綺麗さ・スマートさも重要です。

写真はダクトの納まりと排気箇所の確認をしているところですけど、
この職人さんは背も小柄で腰も低い方ですが、経験値と応用力が
すごく高い方なので現場では一番大きく見えます。

DSC01530

この写真の下側に写っている協力業者さんも経験豊富な方で、
この2人に手伝ってもらっている現場は大きなトラブルはありません。
また、2人の掛け合いは漫才のようで見ていて飽きません。
DSC01529
今回も工場内に機器や柱や梁がたくさんありますが、そこを上手に
ダクトワークを行って脱臭設備に繋ぎこむ事が出来るのは、
経験豊富な職人さんのおかげです。
それと、弊社が得意としているマイクロゲル消臭剤による脱臭設備は
消臭剤による脱臭なので水漏れには細心の注意を図りますが、
この職人さんにお願いした現場は水漏れは起こりません。
ダクトや機械は綺麗に納まっているけど脱臭が出来ていなければ
お話になりませんよね。
弊社のスタッフは「においの職人」とも言えます。
臭気調査臭気コンサルテーションを実施する事によって、
最適な臭気対策の提案が可能です。
臭気でお困りの事業主様、いつでもご相談して下さい。
安心してお任せください。
次回は共生オリジナル脱臭設備のお話をしたいと思います。

工場周辺の臭気判定士による調査の必要性


いつもお世話になっております。
消臭脱臭専門会社、共生エアテクノの原田です。
もっぱら、専任業務である「産業工場の臭気対策」に
8月も奔走しております!

さて。今年ももう何件対応させていただいたでしょうか。
工場の排気臭が、近隣住民さんのどこまで拡散しているのか。
どこの排気口からの臭気が最も影響しているのか。
そういった調査をさせていただくのが、
弊社の十八番「臭気対策コンサルテーション」です。

最大の特徴は、現場経験豊富な臭気判定士による調査を
実際に臭気判定士の嗅覚で行ってしまうというところにも
お客様の信頼を得られるヒントがあるかと思っています。

実際の臭気を採取し、その場で簡易パネルにかけてしまいます。
これを1日~数日掛けて、ぶれがないように行うのです。

さらにはコンサルテーション終了後、持ち帰ってからもたくさんの
仕事が待っています。拡散士シミュレーションにて、
どこの臭気がどこまで飛んでいるかを確認していくのです。

でもそれだけでは、あくまで机上の計算ですよね。
弊社はあくまで現場主義。
熟練臭気判定士にて、実際に何度も現場周辺を廻ります。

P7310033

そして臭気が落ちてくる地点を風向きや周辺形状を考慮しつつ、
あらゆる可能性を探っていくのです。

P7300020

大きな工場さんの場合、周辺も広大になります。
こんな時は車。もちろん窓を全開にして、ニオイを嗅ぎながら移動します。
そしてニオイをキャッチしたら、1人は歩きながらクンクンクン・・。
ニオイを鼻で追跡していきます。まさに、「においデカ」。

P7300015

現地パネルや周辺調査組は、原則現場の臭気発生源には入りません。
嗅覚が濃すぎる原臭によって感覚がずれてしまうのをケアしたいからです。

通常、東日本エリアですと、私:原田が臭気判定士として現場作業と営業の
陣頭指揮を執ります。
そしてニオイ刑事やベテラン臭気判定士にパネルや周辺調査を任せます。

原田は弟子の中丸や、先輩臭気対策コンサルタントとともに、
実際の現地で悪臭と戦うのです。

今週も、某所の産業工場で、脱臭装置の設置です。
暑いですが、工場の脱臭設備ならぜひ弊社までお問い合わせ下さい!

https://www.201110.gr.jp/mail_inquiry.html

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは
こちら→ http://www.201110.gr.jp/  です!

また、工場の臭気対策(排気臭・水処理・施設内臭気)の専門公式サイトは
こちら→ http://www.factory-nioi.com/  です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは
こちら→
http://ameblo.jp/nioideka/

消臭剤の選定一つでも、しっかり対応します


消臭脱臭専門企業、共生エアテクノの笹崎です。
最近は脱臭装置のメンテナンス業務と、脱臭作業の技術員として
汗だくになって現場対応している日々です。

先日は、久々に、工場排気対策
マイクロゲル消臭剤マッチングテストを行って参りました。

今回の現場は塗装臭気の対策
前回も紹介しましたが、火災臭、溶剤臭、腐敗臭…等々、
臭気も様々ですので、現場の状態に合わせた消臭剤を
選定していく必要があります。

CIMG3740

まずは排気口から臭気を採取。
三点比較式臭袋法という測定方法により、
臭気指数、臭気濃度を求めます。

CIMG3741

そしていよいよ消臭剤の選定です!

こちらを使用し、希釈させた消臭剤と採取した臭気を接触させます
003

今回は塗装臭気ということなので、トルエン、キシレン、ベンゼン、酢酸エチル等の
臭気に有効なマイクロゲルS-VEを試してみました。

……臭気は軽減しましたが、まだ残っている様子。
フェノール臭と思われる臭気がするので、
今度はマイクロゲルC-TKを試してみました。

今度はS-VEより臭気がとれています。
最適なものを選ぶには、複数の薬剤で比較選定する必要があります。

実際に現場に行かなければ、状況把握や最適な脱臭の御提案ができません。
工場臭気でお困りの方は、是非電話・メールでお問い合わせ
https://www.201110.gr.jp/mail_inquiry.html
下さい。

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