臭気調査に思い込みはNG



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策をメインに行っている
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

建物の中で排気ダクトは室内の空気を出す、給気ダクトは外部の空気を取り入れる。
そう思っていると解決できないような問題もあります。
今回はそんな事例を紹介。

とある商業施設。室内廊下で臭気がするので発生源を確かめてほしいとのこと。
トレーニングジムが入っているので、そこから臭気が漏れているのではないかと言われていました。
室内廊下で感じたのは芳香剤のようなにおい。
気になったのは室内廊下にあった排気口の1つ。
 
 
室内廊下の排気口
 
「排気口ですよ」と言われたのですが気になってにおいを嗅ぎました。
すると、廊下に漏れているにおいと全く同じ種類のにおいが吹き出してきています。
トレーニングジムに入ってみるとシャワー室があり、排気口が。
 
 
シャワー室の排気口
 
シャワー室の臭気が逆流して室内廊下の排気口から出ていると確信しました。
ではなぜそのようなことが。
これについては、また別の機会に。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
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