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不定期に発生する臭気調査


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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
共生エアテクノ臭気調査をメインに行っている佐藤です。

暑い日が続き、飲み物の摂取量が多くなります。
その分、汗をかきますが、そのせいで自分が臭くならないか心配するようになりました。
汗の量も昔に比べて多いように感じます。もう若くないですね。

今回紹介するのは不定期に発生する臭気の調査についてです。
不定期に発生する臭気といっても色々とありますが、ケースとして多いのは排水系臭気です。
そして排水系といっても色々な臭質があります。
・汚水系(卵の腐ったようなにおい)
・雑排水系(食品残差のようなにおい)
・雨水系(カビのようなにおい)
排水の系統とにおいの質については、あくまで代表的なものになります。
現場によって臭質が違う場合もあるので判断に困ります。
ちなみにお問い合わせは汚水系が多いように感じます。

少し話が脱線しましたが、臭気調査を行った現場を紹介します。
西日本のある高層ビルの1階にあるトイレで汚水系臭気が発生。
設備業者様が色々と調査を行い、思い当たる場所の設備補修はしたとのことでした。
それでも時々臭気が発生してしまい、解決が難しいと判断してお問い合わせいただきました。
問題は臭気が不定期に発生して、長いときは1か月以上臭気がしないこともあること。
そして、臭気調査当日、やはり臭気を確認することはできませんでした。

こういった不定期に発生する臭気調査の場合、においを確認することができないことが多いです。
その場合、専用の薬剤を使った調査に移行します。
方法は、まず薬剤を排水配管内に流し込みます。
しばらくしてから臭気調査用のセンサーを使い、薬剤の反応がどこかから漏れ出てきていないかを確認します。
 
においセンサーによる臭気調査
 
においセンサーによる臭気調査
 
色々なところを確認した結果、排水配管の接続部分の一部でセンサー反応を確認できました。
 
 

 
つまりセンサー反応があった場所から配管内の臭気が漏れる可能性が高いということです。
設備業者様に報告書を提出し、修繕してもらうことができました。
後日、再度同様の調査を行った時にセンサー反応が無くなったことも確認しています。
不定期に発生する臭気で、当日臭気が発生しなくても調査をすることができました。
ただ、この現場、これで終わらなかったのですが、またそれは次の機会にでも。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤がご相談を伺います。

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フロアで不定期に発生する汚水臭



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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。
  
引き続き読書の秋です。前回ブログに引き続きですが、塩野七生さんの「海の都の物語」を読んでました。「レパントの海戦」は、スペイン&ヴェネツィアの連合軍とオスマン帝国の一大海戦のお話ですが、理系専攻の私からすると、大国であろうスペインと肩を並べるヴェネツィアって何ぞ・・・となるわけです。
文庫本を読むと、最後のページは出版社おすすめの小説紹介がでてくると思います。そこで見かけたのがヴェネツィア共和国の興隆と衰亡までをまとめた「海の都の物語」です。あらすじとかはamazonで・・・。秋の夜長にピッタリなお話ですので、手にとってみてください。
  

   
さてさて、今回は臭気調査のお話です。
飲食店で不定期に異臭が発生してお客さんが帰ってしまう、オフィスビルで悪臭が発生して仕事にならない等々、どこからともなく悪臭が発生して、不定期に臭いが発生するので、原因が特定できない・・・という臭気問題について、弊社では異臭発生源の特定調査(=臭気調査)を行っております。

今回は、オフィスビルの管理会社様からお問い合わせを頂きました、フロアで不定期に発生する汚水臭について、お問い合わせから調査、その後の対応までの流れをご紹介したいと思います。

① お問い合わせ
管理会社様から「オフィスビルの1フロアで汚水臭が発生しており、原因が特定できないので調査を検討している」とのお問い合わせをお電話にて頂きました。お話をお伺いしながら、調査方法のご説明をさせていただきました。
調査を実施したいとの事でしたので、「メールでのお問い合わせ」にお客様の情報をご入力いただき、メールで図面や見積等の書類関係のやり取りを進めていきました。
  

  
② 現場お打ち合わせ
現場に訪問して臭気を確認する事で、異臭の発生場所・原因が予測できてしまうケースもあり、現場訪問=臭気調査となってしまう事から、調査前の現場確認は実施しておりません。しかしながら、テナント様やオーナー様と調整が必要等の理由により、現場でのお打ち合わせを実施する事もございますので、必要に応じてご相談ください。
今回のケースでは、現場にて管理会社様とお打ち合わせさせていただき、調査方法の詳細説明や、臭気発生状況のヒアリングを実施し、調査実施に向け調整を行いました。
週明けの早朝が一番臭気が発生しやすいとの事でしたので、弊社からいくつか調査候補日を提示させていただき、調査日を決定しました。

③ 調査当日
さて調査当日です。現場に訪問すると、事前の情報通り、オフィスフロアで汚水系の臭気が漂っている事を確認致しました。臭気が強いところを辿っていくと、オフィスフロアに隣接するトイレにたどり着きました。トイレ内洗面台、大便器周辺、天井裏と確認していくと、天井裏で最も臭気が強い事がわかりました。
汚水系臭気の場合、汚水配管系統からの臭気漏洩が疑われます。天井裏を確認すると、上階からの汚水配管がPS内に落ちてきているが確認でき、汚水配管を目視で確認してみると、腐食により穴が開いてしまっている事が確認できました。PS内に潜り込み、該当する配管に鼻を近づけると、強烈な汚水臭が確認できました。
  

  
平日は空調が動いているので、PS内で漏洩した臭気は、トイレ内の換気扇から外部へ排出されていたようですが、休日になると空調が停止し、臭気がオフィスエリアにまで漏洩してしまうので、週明けの早朝が一番臭気が発生するという状況になっていたという事がわかりました。

④ 報告書
調査結果を報告書にまとめ、修繕を担当する工事業者様へ共有していただきました。報告書には、臭気発生原因と解決(修繕)方法のご提案をまとめております。弊社では修繕工事はできませんが、報告書を修繕を担当する工事業者様が報告書を見ていただければ、対策方法がわかるよう、記載をさせていただいております。
不明な部分があれば、工事業者様と直接やり取りを行い、ご説明させていただく事も対応しております。

⑤ 結果ご報告
修繕後、臭気の再発生がないかどうか、一定期間様子を見ていただきました。修繕後にピタッと臭気の発生がおさまったとの事でしたので、無事に解決となりました。

このような流れでお問い合わせから解決までの臭気調査は進んでいきます。現場状況や調査の進み具合にもよりますが、ご相談をいただき、調査を実施してから、早い場合は調査当日に原因箇所の特定・修繕が終わってしまう事もございますが、おおむね1~2か月以内に臭気問題の解決が図れると思います。

異臭の不定期発生にお困りの方は、ぜひ弊社にお問い合わせいただければと思います。

  

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臭気調査に思い込みはNG



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策をメインに行っている
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

建物の中で排気ダクトは室内の空気を出す、給気ダクトは外部の空気を取り入れる。
そう思っていると解決できないような問題もあります。
今回はそんな事例を紹介。

とある商業施設。室内廊下で臭気がするので発生源を確かめてほしいとのこと。
トレーニングジムが入っているので、そこから臭気が漏れているのではないかと言われていました。
室内廊下で感じたのは芳香剤のようなにおい。
気になったのは室内廊下にあった排気口の1つ。
 
 
室内廊下の排気口
 
「排気口ですよ」と言われたのですが気になってにおいを嗅ぎました。
すると、廊下に漏れているにおいと全く同じ種類のにおいが吹き出してきています。
トレーニングジムに入ってみるとシャワー室があり、排気口が。
 
 
シャワー室の排気口
 
シャワー室の臭気が逆流して室内廊下の排気口から出ていると確信しました。
ではなぜそのようなことが。
これについては、また別の機会に。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
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大掛かりな工事をする前に..



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こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

先日、長野方面に工場臭気対策に伺った際、新幹線の乗り換え時間に少し余裕ができたので、数年前(大河が真田丸の時)から行ってみたいなぁと思っていた「上田城」に行ってきました。
ちょうど紅葉のシーズンで、城内各所で木々が鮮やかに色づいており、紅葉狩りをしてきました。
  

上田城

 
  
上田城は2度の徳川の大軍を退けている事から、落ちない城として有名で、上田城内にある真田神社は、合格祈願にオススメのようです。
電気工事士試験もあったので、しっかり願掛けしてきました。あとお土産屋さんで真田紐もゲットしました!
   

真田神社

 
  
城内の博物館はお休み。真田昌幸の甲冑の展示があるとの事なので、また見に行きたいなぁと思います。
  
  
さてさて、今回はとある飲食店様からご依頼いただいた臭気調査の事例をご紹介させていただきます。

・店内で不定期に雑排水系の臭気が発生する。
・土間に埋設している衛生配管に問題があるとしか考えられないので、コンクリを削って調べようと思うが、本当に原因がそこにあるのか事前に調べてほしい。
という臭気調査のご相談でした。

さっそく調査のご依頼をいただき、店内各所の調査を行いました。
調査に伺った時点では臭いがなく、臭気発生状況のヒアリング結果から床付近を確認していきましたが、特に気になる臭いはありませんでした。また、図面と照らし合わせて配管類を確認するも特に異常は見当たりませんでした。
   

臭気判定士による調査

 
   
調査を進めていく中で、偶然にも臭いが発生!チャンスと思い、臭いの強い箇所を追っていくと、エアコン吹出口から臭いが出てきている事を確認しました。
床下・天井裏には臭いがない事を確認し、エアコンから臭いが出る原因として考えられるドレン配管の行方を追っていく事としました。

ドレン配管は天井裏で壁面まで伸びており、そこから立ち下がり、床下に消えていっておりました。
ここでどうやら、ドレン配管はトラップが組まれる事なく、排水配管に接続され、そのまま公共下水配管につながっているのでは?という事がわかりました。
  

エアコンのドレン配管の行方

 
  
後日、ドレン配管にトラップを設けていただき、様子を見ていただいたところ、無事に臭気の発生が収まったとご報告をいただきました。床を削るような大掛かりな工事をする前に、調査に来てもらって本当に良かった!という有難いお言葉もいただく事ができました。

原因が間違いなければすぐに工事するのが良いと思いますが、少しでも不安がある場合、事前に調査をすることで、無駄な工事を省くことができます。
臭気で気になる事があれば、ぜひ弊社にご依頼ください。
 
  

  
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