投稿者「kyosei_blog」のアーカイブ

脱臭装置のデモ機で脱臭テスト 2件


今年の夏休みは長男長女の世話を見て、奥さんへ得点稼ぎをしている
チーム60Hzの山田がお届けします。

暑いですね、どうしたらそんなに汗をかくのってくらい汗かきの私にはつらい
時期が続きます。この暑い時期に工場内の臭気コンサルテーションを行いま
したのでその話を少々。

名前は明かせませんが、某自動車メーカーの生産工程の排気臭気対策、
加工食品会社の生産工程排気臭気対策の脱臭テストをおじさんばかりの
チーム60Hzに50Hzの若手のエースに協力してもらって実施しました。

製造工程で発生する独特のフェノール臭気をハイブリッドスクラバー
デモ機で脱臭テスト。

酸化機能水による酸化分解を効率よくスクラバー内部で行う事で臭気を
強力に脱臭します。
結果は良好で見学されていた方々からも良く取れているねと嬉しいお言葉を
頂きました。

キャプチャ

加工食品工場で発生する調理臭気(フライヤー臭、煮込み臭)をゼオガイア
脱臭装置のデモ機で脱臭テスト。
ゼオガイアは不燃性のセラミック無機繊維をハニカム形状型に成型して
捕集効率を上げた脱臭フィルターで、低圧損性能も向上し、使用面風速も
2m/secまで対応可能で駆動部がいらないのがウリです。
こちらも結果は良好。

汗だくになる暑い中の作業でしたが、どちらの脱臭テストも非常に好評
でしたので、納入する為にもう一汗かかなければ・・・。
これが一番大変かも・・・。

実風量で試す事は出来ませんが、デモ機があります。
費用は掛かりますが、脱臭テストで効果を確認してみませんか。
臭気苦情で困っている企業様、まずは臭気の把握からはじめませんか。
声をかけていただければ、日本全国だけでなく外国まで行きますよ。
宜しくお願い致します。

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まだまだ、タイ王国の工場にて、消臭・脱臭の仕事は続いていきます!


毎度お世話になります。
共生エアテクノの技術開発部長、吉田が今週の担当です。

最近は月に1回のペースで、タイへ行っております。
そのほとんどが、工場の排気から出る悪臭の対策です。

しかも、自動車製造にかかわる日本のタイ現地法人工場が
圧倒的に多いのも特徴です。

鋳造ラインから発生する、アンモニアやフェノール、アルデヒド類は
日本でもタイでも、臭いものは臭いので、脱臭対策必須です。

DSCN3092

ここの工場では、アルミ部品の溶解や鋳造からの排気臭対策
既に、消臭剤噴霧システムを1セット、納品させていただき、
設置工事まで当社で請負致しました。

大変効果が良く、工業団地からの臭気苦情もなくなったとの事で、
もう一つの排気ラインにも、消臭剤噴霧システムを納入予定となり、
現地にて現調して参りました。

14072901

タイでの脱臭対策では、日本とは違ったポイントでの注意事項もあり、
消臭設備を輸出したり現地で設置するノウハウも、蓄積出来てきました。
経験が全てですね。

14073105

経験といえば、タイの食事。
どうしても慣れないタイフードですが、この日は現場の食堂にて
昼食をご馳走になりました。
なかなか美味?でしたね。

タイ王国に進出されている日系企業様。
工場の臭気対策でお悩みであれば、弊社共生エアテクノまで
ぜひお問い合わせ下さい。

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平成25年度臭気判定士試験問題


こんにちは! 悪臭スナイパーこと中丸です!

本年の臭気判定士試験の案内がにおい・かおり環境協会様HPにて
発表されております。
http://www.orea.or.jp/about/shiken.html
試験の申込は9/12(金)までですので、ご注意ください。

さてさて、引き続き平成25年度臭気判定士試験問題より、臭気指数等の
測定実務内の計算問題を解いていきましょう。
今回は排出口試料の嗅覚測定の計算問題です。

問53

53

嗅覚測定法による排出口試料の臭気指数を求めましょうという問題です。

環境試料の問題で覚えておかなければならないのは、

①希釈倍数とその対数を計算する事
②各パネルの解答について正誤判定をし、上下カットをする事
③各パネルの閾値を算出し、全体の閾値の平均から臭気指数を算出する事

となります。

①希釈倍数とその対数を計算する事 からみていきましょう。
各希釈倍数とそれぞれの対数を計算します。
3L(3,000ml)の無臭袋に臭いを30ml、10ml、3ml、1ml、0.3mlと注入していく
わけですから、その希釈倍数と対数は、

30ml・・・希釈倍数:100、対数:log100=2.00
10ml・・・希釈倍数:300、対数:log300=log(3×100)=log3+log100=0.48+2=2.48
3ml・・・希釈倍数:1,000、対数:log1,000=3.00
1ml・・・希釈倍数:3,000、対数:log3,000=log(3×1,000)=log3+log1,000=0.48+3=3.48
0.3ml・・・希釈倍数:10,000、対数:log10,000=4.00

また、それぞれの希釈倍数の中間の対数値も計算しておきます
(2.00+2.48)÷2=2.24
(2.48+3.00)÷2=2.74
(3.00+3.48)÷2=3.24
(3.48+4.00)÷2=3.74

わかりやすいように、表に計算結果を記入していきます。(①)

続いて、
②各パネルの解答について正誤判定をし、上下カットをする事 です。
各パネルの解答に関して、
正解・・・○ 間違え・・・×
を表に記入していきます。

その後、上下カットを行います。
上下カットでは一番最初に臭いが嗅ぎ分けられなくなったパネルと、
一番最後まで臭いをかぎ分けられたパネルの結果を計算から除くため、
カットする事です。
カットを行い、異常値を除く事で、後の平均値の算出を、より正しい
結果に近づけます。

今回の問題では、
10,000倍の臭気を嗅ぎ分ける事ができた パネルB
300倍の臭気を嗅ぎ分ける事のできなかった パネルE
をカットする事になります。
複数人いる場合は、1人だけをカットします。

53-1

③各パネルの閾値を算出し、全体の閾値の平均値から臭気指数を算出する事
各パネルの閾値は、正解した希釈倍数と不正解の希釈倍数の中間となります。
よって、各パネルの閾値は表より、
パネルA・・・3.74
パネルC・・・2.74
パネルD・・・2.74
パネルF・・・3.24
パネルG・・・2.24

全体の閾値の平均値は、
(3.74+2.74+2.74+3.24+2.24)÷5=2.94 となります。
臭気指数=10×log臭気濃度の公式より、上で求めた平均値はlog臭気濃度に
値する数値ですので、
臭気指数=10×2.94=29.4≒29
臭気指数29となります。

問54

54

問53と同様に、嗅覚測定法による排出口試料の臭気指数を求めましょうという
問題です。
パネルは6人です。
先ほどと同じように解いていきます。

①希釈倍数とその対数を計算する事
各希釈倍数とそれぞれの対数を計算します。
3L(3,000ml)の無臭袋に臭いを30ml、10ml、3ml、1ml、0.3mlと注入していく
わけですから、その希釈倍数と対数は、

30ml・・・希釈倍数:100、対数:log100=2.00
10ml・・・希釈倍数:300、対数:log300=log(3×100)=log3+log100=0.48+2=2.48
3ml・・・希釈倍数:1,000、対数:log1,000=3.00
1ml・・・希釈倍数:3,000、対数:log3,000=log(3×1,000)=log3+log1,000=0.48+3=3.48

また、それぞれの希釈倍数の中間の対数値も計算しておきます
(2.00+2.48)÷2=2.24
(2.48+3.00)÷2=2.74
(3.00+3.48)÷2=3.24

わかりやすいように、表に計算結果を記入していきます。(①)

続いて、
②各パネルの解答について正誤判定をし、上下カットをする事 です。
各パネルの解答に関して、
正解・・・○ 間違え・・・×
を表に記入していきます。

その後、上下カットを行います。

今回の問題では、
3,000倍の臭気を嗅ぎ分ける事ができた パネルE
300倍の臭気を嗅ぎ分ける事のできなかった パネルD
をカットする事になります。

54-1

③各パネルの閾値を算出し、全体の閾値の平均値から臭気指数を算出する事
各パネルの閾値は、正解した希釈倍数と不正解の希釈倍数の中間となります。
よって、各パネルの閾値は表より、
パネルA・・・2.74
パネルB・・・3.24
パネルC・・・2.74
パネルF・・・3.24

全体の閾値の平均値は、
(2.74+3.24+2.74+3.24)÷4=2.99 となります。
臭気指数=10×log臭気濃度の公式より、上で求めた平均値はlog臭気濃度に
値する数値ですので、
臭気指数=10×2.99=29.9≒30
臭気指数30となります。

それでは、次回は最後の問題、排出水試料の嗅覚測定を解いていきましょう!
楽しくないですが、お楽しみに!

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新型酸素クラスター脱臭装置【Levion】販売です


弊社の主力製品の一つである酸素クラスター脱臭装置ですが
この度、カルモアから新型の酸素クラスター脱臭装置が販売されました。

img_levion01_a      img_levion02
        シルフィード                Piccolo     

ブランド名は【Levion】です
http://www.201110.gr.jp/machine/levion.html

現在、【Levion】ブランドの酸素クラスター脱臭装置は
シルフィードPiCCOLOの2種類の製品が販売されており
それぞれ従来の酸素クラスター脱臭装置であるエアホーク型、streamと
同じように御使用いただくことが可能です。

様々な変更点があるのですが、消費者目線で見て大きく変わったのが
下記の点です。

①価格が安い!

なんと、定価が従来の約半分程度まで下がっています!
また、オプション品である取付金具、防振金具も従来品に比べて
お求めやすい価格になりました。

②音が静か!

従来の酸素クラスター脱臭装置と比較し、音が静かになっています。
稀に、ファンの音が苦情にならないか心配される方もいらっしゃいましたが
これでもう安心です。

③異常があった際にすぐに分かる!

従来のエアホーク型はランプがついていないため、異常に気付きにくい
という問題がありました。
しかし、新型のシルフィードは、異常があるとすぐにランプが点滅する
仕組みになっています。

その他、細かい点でも従来の酸素クラスター脱臭装置の問題点が
改善されています。

御質問ございましたら、お気軽に弊社にお問い合わせください。
Levionはまだまだ改良は続いているそうなので、今後も期待です。

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消臭剤噴霧装置


今回ご紹介させて頂きます事例は、「消臭剤噴霧装置」について
臭気判定士の原田がご紹介致します。

消臭剤噴霧装置は工場排気に対してダクト内又は噴霧ボックス内で
臭気に対して消臭剤を噴霧することにより臭気を低減させる方式です。
消臭剤の噴霧量を任意に変更することが可能で、他脱臭装置に比べて
ランニングコストを抑えることができる臭気対策方法となります。

先日、実際に製品を納めてまいりましたのでご紹介いたします。

今回は珍しく、建物を新しく建てる際に脱臭装置を組み込みたいとの
ご相談で、実際にどの程度の臭気が出るのかが不明な状態から設計を
スタート致しました。

対象臭気は焦げ臭気でアルデヒド主体の排気臭気であることしか
わかっておりません。

そのため、消臭剤噴霧装置を過去実績値を参考に最大噴霧量を設定し、
運用していく中で適正な噴霧量を模索する方向で客先と合致致しました。

排気風量が880CMM×4系統と巨大な排気量を対策することになり、
通常の脱臭装置では大型の脱臭装置が必要になりますが、
消臭剤噴霧装置であればダクト中間に噴霧ノズルを取付け、省スペース
での対策が可能となります。

写真①

排気条件として排気口2系統同時稼働なので、脱臭装置も1台の噴霧装置
で2系統制御できる仕様にし、イニシャルコストを抑える事が出来ました。

写真②

実際に設置させて頂き、稼働をした際に敷地境界線にて臭気測定を実施
致しました。
その結果、消臭剤を噴霧することによって無臭レベルまで臭気を低減
させることが出来ました。

写真③

排気風量が巨大だと装置も大きくなり、ランニングコストも膨大になる
傾向がございますが、任意でランニングコストを調整できる消臭剤噴霧
装置は客先に喜ばれるケースが多く御座います。

既存の建物が無い状態で臭気対策を検討する場合、事前調査が行えない
ため臭気対策を検討することが非常に困難ですが、脱臭効果を調整できる
消臭剤噴霧装置であれば柔軟に対応することが可能です。

大風量、複数系統、新築時臭気対策でお困りでしたら
是非ご相談を頂ければ対策提案をさせて頂きます。

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