投稿者「kyosei_blog」のアーカイブ

スス洗浄作業


ここ最近、地元名古屋で仕事ができています。
仕事以外の人間関係も、心なしか穏やかです…。
毎日、家に帰る幸せを噛みしめて(嘘?)おります。
チーム60Hzの技術工務課 平山がお届けします。

今回は、火災臭気対策工事のご紹介をします。

近頃、火災のニュースを聞かない日はないほど、火災は増えていると感じます。
弊社でも、焼け焦げたにおい、ススのにおいを消したい、脱臭したい等、多くのお問合せを
いただくようになりました。悲しい現実です…。

さて、弊社火災後臭気対策のスタートはまず「スス洗浄作業」です。
今回の現場では、市販の高圧洗浄機の5倍の吐出圧力のタイプで天井や壁を洗浄しました。
被害の程度にもよりますが、ススを落とすだけであれば充分な威力を発揮してくれます。
ちなみに…弊社高圧洗浄は、市販の25倍の吐出圧力のものまで用意できますよ。
25倍…建物解体できるくらいの圧力ですよ。人なら貫通!? 怖わ~っ

CYMERA_20131118_102409

スス高圧洗浄を終えると、オゾン脱臭装置の登場、「オゾン燻蒸作業」です。
ここでまたちなみに…弊社オゾン脱臭装置、一般的なオゾン脱臭装置の130倍の発生量を誇る機器を筆頭に複数台用意できますので、大型倉庫等の脱臭でもなんでも来いです。

以前、スス洗浄を人力(ワイヤーブラシやグラインダー)で削っていた頃は、オゾン燻蒸作業だけでも1週間程度施工しておりましたが、現在の高圧洗浄としてからは、オゾン燻蒸作業の時間は2/3程度で済むようになりました。

事故等の場合、お客様より復旧工事の工期に余裕がないと伺うことも多く、弊社の脱臭工事でも工期短縮を望まれておりましたので嬉しい発見です。
決して新しい技術ではありませんが…。

CYMERA_20131118_135158  左側が未施工、右側が洗浄済み

今回、写真にてご紹介させていただいている現場(施工面積:約100平米)は、スス洗浄作業2日、オゾン燻蒸作業2日の4日間で完了しました。
人力だと…少なくとも7~9日間くらい必要だったのではないかな?

なぜでしょう?内容が自慢話に終始しているようにおもいますが…。
これも一つのご紹介として受け取っていただければ幸いに思います。

以上、火災後臭気対策工事のご紹介のつもりが、脱臭工事に関わる機材たちの自慢話でした。(汗)

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カルモアハイブリッドシステム


今年も残り1ヶ月をきりました。
1年間って早いもんですねぇ。
共生エアテクノチーム60Hzの山田がお届けします。

弊社は臭気対策設備機器の販売が主業務で、大きく分けると3つの提案先があります。
まず第一に産業分野向け。主に工場等で発生する臭気の対策で、私はこの分野の営業
が主流です。
次に建築分野向け。ビルや商業施設や店舗の臭気対策です。
その次に病院の病理検査室解剖実習室で発生するホルムアルデヒド濃度の対策。
法規制が変わり、ホルムアルデヒド濃度を0.1ppm以下の環境にしなければいけな
くなり、規制値を守るための脱臭対策設備を株式会社カルモアと共に販売しておりま
す。それがカルモアハイブリッドシステム
今期から、こその脱臭対策設備の営業もやることになったのです。
普段は作業着に安全靴とヘルメットという出で立ちでお客さんと接していますが、
久々にスーツを着てネクタイを締めての営業となります。
弊社は松浪硝子工業様とタッグを組んで病院向けに営業展開をしており、
11月に大阪市内で行われた臨床細胞学会の松浪硝子工業様のブースの一部を
お借りして脱臭対策設備を展示PRしてきました。
この写真がこれです。

clip_image001

株式会社カルモアの神谷さんと弊社東京オフィスの佐藤主任。
2人とも独身ですよ!早い者勝ちですよ!
あまり書くと怒られので、このへんにしておきます。
この2人のエースの活躍で沢山の病院関係者様方に説明する事が出来ました。
部屋の大きさや使い勝手によってレイアウトを考えます、オーダーメイドが可能です。
お声かけ下さい、いつでも現調致します。

私の担当は年内最後となりますので少し早いですが年末の挨拶をさせていただきます。
良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願い致します。

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ハイブリッドスクラバーを世界へ!


みなさん、いつも大変お世話になっております。
共生エアテクノの技術開発部長を仰せつかっている、吉田がお届けしております。

弊社では今、タイでの臭気対策脱臭装置消臭システムの拡販を共有の
目的意識として統一しています。

営業は海外事業部長の佐々木が中心となって、そして技術や設計は私が中心
となって、タイの産業工場様のお役に立てるよう、日々体制を整えて行っております。

そんな中でも、既にタイのアルミ鋳造ラインの排気臭対策等々、何件かは実際に
導入していただいたり、設計していたりという段階となっておりまして、
私もついに現地:タイの某工場へ施工管理含めて海をこえて行って参りました・・。

既存の排気ダクトに、消臭剤スプレーシステムを組み込むという対策でしたが、
海外への輸出も含めて、商流や現地の業者さんや職人さんとのコミュニケーション等、
かなり苦労する部分が多くありました・・。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

特に困ったのは、英語すら満足に通じないという部分と、食の部分。
そしていわゆる「タイタイム」というトラップでした。
簡単に現場へ行ける距離ではないので、万全を期して日程を組んだのですが、
何と輸出したはずの脱臭ユニットが、通関出来ない・・。
受け取り人がどうとか、システムエラーだとか・・。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ようやく到着したユニット。
弊社の、ハイブリッドスクラバー(弊社商標登録)デオミスト
のtypeHとtypeDのい良いとこ取りをしたタイ向けスペシャルバージョンです!

予定よりずいぶん到着が遅かったので、職人さんも夜遅くまで
頑張ってくれました。
弊社も、技術開発チーム2名と、パートナー会社の番頭さんは、予定してい
た飛行機とホテルを延長して、きっちり対応してきました。

photo4DSC_0247

 

DSCN3092

初めてのケースでいろいろとありましたが、噴霧量の調整、希釈倍数の調整、
ノズル噴霧位置調整、遠隔操作動作確認等々を、きっちりと脱臭システム
組み上げる事が出来ました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

試運転の時には、無事に予定していたmax量の消臭剤噴霧も確認出来まして、
御客様もたくさん、おそらく10名以上は簡易取扱説明会に参加していただけました。

これからもたくさんのタイビジネスが続きます。
技術開発チームは、日本、そして東南アジアをフィールドに、
<ハイブリッドスクラバーを世界へ!>を合い言葉に、躍進していきます!

 

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ハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」


みなさんこんにちは。
最古参の楽天男です。
いつのまにか季節は秋となり、今年のカレンダーも残すところあと2枚。
本当に年をとると一年が早いですね。私は来年年男です。

弊社共生エアテクノは第11期に突入しました。
私、佐々木も常務取締役海外事業部長となりまして、ますますタイでの
脱臭ビジネスに邁進しております。

弊社代表取締役の、<
ニオイ刑事>こと、松林とも、今後の弊社の主要マーケットが、
タイを含めた東南アジアになっていく事を、会社としての共有目的意識の統一としました。

そんなわけで、タイでの活動も活発になり、本日はバンコク近郊の工業団地・ウエルグロー
でのハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」の設置です。

アルミ関連の工場なのですが、ある工程で臭気が発生するため、その工程の稼働時に
ハイブリッドスクラバー「デオミスト」を運転させ、臭気対策を行うものです。
排気風量が大きいため、通常の排ガス処理装置では設置スペース等に問題が生じ、
なかなか対応に苦慮するものです。

そこでハイブリッドスクラバー「デオミスト TypeS」の出番です。
秘密の部分も多いのですが、排突を反応チャンバーとして活用し、重量物もほとんどない
ため、耐荷重を気にすることもありません。
また、ダントツの低イニシャルコストを実現しているのも大きな特長です。
ランニングコストはタイマー制御や風向風速制御も可能で、運用側の自由自在です。

この世に出るまでに長い年月を要しましたが、各種の経験を重ね、
この度上市した装置システムです。

大風量、低中濃度ガス処理に最適のハイブリッドスクラバー「デオミスト」シリーズ。
お気軽にお声掛け下さい。

荷物が届くまでに大変な思いをしましたが、輸出入もかなり勉強しました。
これからは大丈夫です。

タイなんかでは特に最適と思われます。
それではまたサワディクラップ。

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施工中のタイ人スタッフ。よく働いてくれました。

DSC_0037

紆余曲折でギリギリに到着した荷物たち。

 

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臭気判定士の道:試験が11月9日でした


みなさんこんにちは、
悪臭スナイパーこと中丸です。

今回は久しぶりの企画、臭気判定士の道ですよ。

臭気判定士の試験が11月9日にありましたが、
皆様どうでしたでしょうか。

12月9日の結果発表までドキドキですね。

3度目のチャレンジの私にとっては、
合格発表が待ち遠しい1ヶ月となりそうです。

さてさて、
回答は某掲示板に書き込まれていたりしますが、
計算問題の解き方がわからんという方も
いらっしゃるかと思いますので、
私なりの解釈で適当に回答していきます。

平成25年度臭気判定士試験問題より、

問27

単一成分の閾希釈倍数(臭気濃度)=物質濃度÷閾値濃度ですので、

A・・・1ppm÷0.001ppm=1000    臭気濃度1000 指数30
B・・・1ppm÷0.002ppm=500     臭気濃度500  指数27
C・・・1ppm÷0.01ppm =100     臭気濃度100  指数20
D・・・1ppm÷0.2ppm =50     臭気濃度50  指数17

です。
答えは27ですね、
パッと見でBだけ計算するのがよいと思います。

image011

問28

与えられた条件から、排出ガスの水分量をもとめる問題です。
求め方は、
[水分量の容積(ℓ)÷(水分量の容積(ℓ)+乾式ガスメーターで吸引した
吸引量(ℓ))]×100=水分量(%)
ですが、
温度の補正と圧力の補正をおこなう必要があります。
下記の公式にあてはめると、

Xw=[(3.6g/18g・mol^-1)×22.4ℓ・mol-1]÷[「20ℓ×(273/273+27)×
((100+1.3)/101.3」+「(3.6g/18g・mol^-1)×22.4ℓ・mol-1」]×100%
≒20%

となります。

image012

問29

臭気排出強度(OER)を求める問題です。
OER=臭気濃度×乾きガスの風量より求めます。

与えられた条件より、
臭気濃度・・・臭気指数30=臭気濃度1000
乾きガス風量・・・風量の単位はm^3/分なので、単位を作り出します。
煙道の断面積・・・1m×1m=1m^2
排出ガス流速・・・10m/秒=10m/秒×60秒/分=600m/分
湿り排出ガス風量・・・1m^2×600m/分

水分が10%含まれるので、乾きガスの風量は
600m^3/分×(1-0.1)=540m^3/分

ガスの温度を補正すると
540m^3/分×(273/(273+127))=368.55m^3/分

よって
臭気排出強度=1000×368.55m^3/分=368550m^3/分
となります。

image013

image014

問30

(入口臭気濃度-出口臭気濃度)÷入口臭気濃度×100%=脱臭効率を
用いて計算します。

A~Eを比べるとDだけ明らかに脱臭効率が低いのが分かりますよね。

ちなみに臭気指数が
-10されると、90%の脱臭効率
-20されると、99%の脱臭効率です。

D以外のものは指数で10以上すくないので、
90%以上の脱臭効率を持つことは明らかですね。

Dを計算してみると、
臭気指数30(臭気濃度1000)、臭気指数23(臭気濃度200)
脱臭効率=(1000-200)÷1000×100%=80%
となります。

image015

それでは、次回は分析統計の計算問題を見ていきましょう!

楽しくないですが、お楽しみに!

 

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