脱臭消臭の技術開発」カテゴリーアーカイブ

風向・風速との脱臭装置の連動システム



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、取締役の技術開発担当である吉田がお届けします。

弊社脱臭装置や脱臭システム、臭気センサーなどは、日々是、進化を続けております。
これももちろん、すべてはお客様のお役に立てるように、より必要としていただけるために、全社全員で常にアイデアを練り続けております。

特に、水平展開がしやすくて、お客様からも「こんな使い方できないかな?」とお声を頂戴するのが、ニオイ監視システム「deomoni」です。

先日も、弊社の若手臭気判定士が「差圧計」を組み込んだ24時間365日差圧監視システムを実現化してくれました。
脱臭装置の圧力損失を把握することで、メンテナンスのタイミングや清掃や交換の時期の把握することが可能になるでしょう。

そしてまた1つ、新しいオプションとして、「風向・風速との脱臭装置の連動システム」が具現化しました。
  
  
風向・風速計
  
  
脱臭装置の設置の目的が、臭気苦情の解決をゴールの場合は、(もちろん悪臭防止法の条例遵守は当たり前としてです)そのエリアへの風向のときは脱臭装置を通して、その以外のエリアへの風向のときは、そのまま排気すればよいわけです。

なぜなら、例えば消臭剤の噴霧であれば、スプレーすればしただけ消臭剤のランニングコストがかかります。
活性炭を用いたデオキーパー脱臭装置であれば、臭気を活性炭に吸着させればさせるだけ、破過がはやまり、交換頻度が高くなります。

弊社では、お客様の目線にたって、ランニングコストを低減する方法も(弊社の利益は度外視して)愚直にご提案しております。

この、風向風速計と脱臭システムとの連動型については、モーターダンパーを用いることで、必要なときだけ脱臭装置を通して、それ以外のときはバイパスダクトを通すことが可能となります。
  
  
脱臭システムとの連動型
  
  
このように、いろいろなオプションや「あったらいいな」について弊社では常にお客様のお声をチャンスやヒントととらえて、進化に繋げていっております。

工場の排気臭対策や、場内作業環境の改善についてでしたら、弊社共生エアテクノ臭気判定士までまずはお問い合わせ下さい。

  
  
  
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いろいろとデオモニに接続できる計測器を検討しております



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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。

季節はすっかり冬ですが、引き続き読書の秋です。今は塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでます。古代ローマの誕生から西ローマ帝国の滅亡まで(たぶん)を描いた作品です。歴史が長いのでまだまだ読み終わりませんが、ユリウス・カエサルが暗殺されて、アウグストゥスに事業が引き継がれていくところまで読み進めました。ここからどのうように共和政から帝政に切り替わっていくのか、楽しみなところです。
歴史にifはないとは良く言いますが、カエサルが寿命をまっとうできていれば・・・と、思いを巡らせるのが楽しいです。
  
  
ローマ人の物語
https://amzn.asia/d/6LYom13

  
  
紫式部の次は、カエサルで大河ドラマをやってくれないかな~と思ってますが、Netflixでそれらしいのを見るしかないか・・・。

さてさて、スタッフブログなので業務につながるデオモニのお話をしておきます。
においセンサーのデオモニは、ニオイセンサーユニットと無線通信ユニットに分かれておりますが、無線通信ユニットにはアナログ/デジタルの入力・出力がありますので、さまざまな機器を繋げ、上位側のPCにデータを送る事ができます。
・風向・風速計
・パトライト
・電光掲示板
をオプションとして展開しておりまして、騒音計・振動計等も接続して運用している現場もございます。

役に立つかわかりませんが、できる事に意味があるのではという事で、いろいろな計測器を入出力繋いでみて、ちゃんと表示できるかどうかを調べてます。お客様にご提案する時に、「できる」・「できない」くらいはわかっていないといけませんからね。
そこで今回は差圧計を繋げてみました。
  
  
差圧計を繋げる
差圧計を繋げる
  
  
差圧の表示
差圧の表示

しっかり繋がり、ソフトで表示できる事が確認できました。(当たり前ですが)

警報システム(画面・音、メール等でお知らせ、パトライト等へ出力)が標準でソフトに備わっていますので、事前に設定した閾値を超えると、いずれかの方法で発報をする事ができます。

例えば、脱臭装置に差圧計を設置し、フィルター圧損を常時監視しておくことで、フィルター目詰まりによる風量低下やメンテナンス時期を事前に把握する事ができます。
排気監視ユニットでの排気口臭気の監視や、敷地境界でのニオイ監視と組み合わせる事で、臭気対策も万全と言えるのではないでしょうか。アレシア攻防戦並みの(臭気)包囲網です。

いろいろとデオモニに接続できる計測器を検討しておりますので、こんなのは接続できないの?とか、こういった使い方をしてみたい!というものがあれば、ぜひ弊社までお問い合わせください。

  
  
  
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総合スーパーマーケットの臭気対策



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。
     
今回は総合スーパーマーケットの臭気対策についてご紹介いたします。

新しく総合スーパーマーケットが開業した際に、周辺の住民様から飲食店から発生する厨房排気臭気が臭いとのことで苦情が発生したため、対策を行いたいとご相談を頂きました。

総合スーパーマーケットは複数の飲食テナントが入居しているため、様々な厨房排気臭気が排気される状況となります。

周辺の住居の距離などを考慮し、排気ダクトの位置を選定することで臭気苦情の発生を抑えることが可能となりますが、住居から排気ダクトの距離が近い場合は臭気が拡散されずに住宅へ到達し、臭気苦情となることがございます。

本件では複数の飲食テナントが入居しているため、対策が必要な系統、不要な系統の振り分けを実施致しました。

その後、対策が必要な系統については厨房排気用ゼオガイア脱臭装置の設置を検討しました。
  
  
ゼオガイア脱臭装置
  
  
ゼオガイア脱臭装置は厨房排気専用のフィルター式脱臭装置となり、フィルターを追加するごとに脱臭性能が上昇するため、対策目的に合わせてフィルター段数を設定いたします。

ゼオガイア脱臭装置設置後、更に脱臭性能を上昇させたいなどのご要望にお応えできるようゼオガイア脱臭装置の予備フィルターが追加設置できる仕様も対応可能です。

今回のケースでは、3店舗の飲食テナントの排気系統に対してゼオガイア脱臭装置を設置し、後々脱臭性能を上昇できるよう予備フィルター1段設けて設置させていただきました。
  
  
対策目的に合わせたフィルター段数
  
  
既に開業していることもあり、日中は一般のお客様がお買い物をされるため、設置作業は早朝に実施させていただきました。

商業施設を設計する段階で臭気トラブルを防ぐためにゼオガイア脱臭装置を予め設置されることもありますが、今回のように開業後に対策することも可能となります。

開業後にゼオガイア脱臭装置を設置する場合は、排気ファンの交換が必要になったり、設置場所スペースが確保できないためダクト改良工事が必要になることもあるため、事前に臭気対策を検討し、ゼオガイア脱臭装置の設置の有無を検討されることを推奨致します。

建物を設計する際にゼオガイア脱臭装置が必要か検討することも可能となりますので、臭気にお困りでしたら弊社へご相談いただけますと幸いです。

  
  
  
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ニオイは暑いと寒いで違うのか?



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、代表のニオイ刑事が担当です。

弊社共生エアテクノでは、日本およびタイの工場にて、
臭気対策を対応させていただいております。

そして、1つのある特徴としましては、高温多湿なエリアの方が、
臭気問題が多く発生しているということが挙げられます。

もう1つのある特徴としましては、やはり冬よりも夏です。
もちろん、乾燥する冬は冬で、火災後の脱臭であったり、
結露からのカビの発生であったりと、シーズン特有のニオイ問題は
あるので、決して一概には言えない部分もあることはご了承下さい。

これらはなぜなのか。
それは、ニオイ分子の特性があります。ズバリ回答を言いますと、
「高温多湿になるとニオイ分子は活動を活発化させる」
ということになります。

加えて、ニオイのもとになる菌も、高温多湿の方が活発化するので、
ニオイの元である雑菌の繁殖と、付着しているニオイの揮発という
ダブルでニオイを感じやすくさせてしまうのです。

以前、北海道はトマムにある、アイスヴィレッジに行きました。
旅先では、「スメルチェック」として、ニオイを嗅ぐのですけど、
氷点下も10度とか15度とかになりますと、もう、ニオイなんて
嗅いでる場合じゃなくなります。
  

アイスヴィレッジ

  
  
例えば、ご家庭における生ごみ臭対策の1つとして、
ニオイデカはあまり好きではないですけど)
生ごみ回収日まで冷凍庫に入れておく、というのもあります。
0度前後の冷凍庫では、多くの菌は繁殖できないし、
生ごみのニオイも揮発しにくくなるからです。

このように、温度を極端に下げることによる臭気対策
今後、弊社でも取り組んでみたいな~と思っております。

P.S
アイスヴィレッジにもし、行かれることがあるならば、
思っている3倍くらいの防寒をしていくことをオススメします。
感覚がマヒして、髪の毛や鼻水も凍りますので、覚悟していって下さいね。

  
  
  
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新工場建設時の事前臭気対策相談



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。
今回は新工場建設時の事前臭気対策相談についてご紹介致します。

弊社臭気対策専門会社として20年目となり、創業当初から臭気対策をメイン業務として取り組んできました。

過去の事例では、工場から発生した臭気が周辺住民様、周辺工場から臭気苦情が発生したため、対策を行いたいという内容が多くございました。

ここ最近では臭気発生することは把握されており、苦情が出る前に事前に対策を行いたいという企業様が非常に増えてきていると感じております。

今回ご紹介する内容についても、事前に臭気対策を検討したいという企業様からの相談内容となっております。

依頼者様は香料を製造される企業様で、現在は山奥の工業団地内で操業されており、
現時点では臭気苦情などもなく臭気対策は一切していない状況となります。

香料の増産に伴い、現在の工場では手狭になったことから他県に移り、大きな新工場を建設予定をされておりました。

新しい建設予定地の付近に、住宅、小学校があるため、工場から発生する臭気が周辺に影響を与えないよう設計段階から対策を行いたいと相談を頂戴しました。

建設予定地の周辺状況、工場内臭気発生個所、屋外排気系統数などを確認し、
まずは既存工場の臭気発生レベルを把握することから開始するようご提案させて頂きました。

今まで臭気苦情とは無縁だったため、過去に臭気測定を行った実績がなく、
排気口からどのくらいの臭気が発生し、工場から何m先まで臭気が飛散しているかなど把握できていない状況でした。

弊社ではまず臭気対策コンサルテーションを実施し、工場から発生する臭気の状況を把握することを推奨しております。

実際に既存工場で臭気対策コンサルテーションを実施すると、周辺800mまで臭気が飛散していることが確認でき、新工場を建設した場合、周辺住民様、小学校へ強い臭気が到達することが判明しました。

新工場の敷地境界線で臭気規制の規制値以下を達成するには排気口から発生する臭気を90%以上脱臭する必要があることが判明しました。

この結果を受けて、新工場建設時に脱臭装置の設置を検討することになりましたが、どのような脱臭装置が適切か相談を頂戴し、排気風量、稼働時間、臭気の質、臭気の強さから活性炭による臭気対策をご提案させて頂きました。

その他脱臭装置のご案内も可能となりましたが、お客様のご希望など加味して活性炭での臭気対策を検討することになりました。

弊社では活性炭脱臭装置としてデオキーパー脱臭装置を設計製作しております。
デオキーパー脱臭装置は複数ラインナップがあるため、様々な状況に応じて最適な機器を選定しております。

デオキーパー脱臭装置の紹介

デオキーパー脱臭装置は小型のテスト機がございますので、実際の排気臭気に対して各ラインナップの条件で臭気を通過させることでどの程度臭気が低減するか検証することが可能となっております。

脱臭機テスト

本件でのテスト結果では、一番小型の条件でも臭気がしっかりと除去できたため、
フィルター式デオキーパー脱臭装置を設置することになりました。

現在新工場設計段階となるため、デオキーパー脱臭装置も建設時に取り付けて頂けるよう工事業者様との打ち合わせも実施させていただきました。

脱臭装置設置後の周辺への影響は敷地境界線の外で無臭レベルになる結果となったため、
活性炭を定期的に交換し、効果を維持していただくことになります。

実際に運用段階となった場合は再度臭気測定を実施し、活性炭の交換頻度を見極める作業を実施予定となっております。

今回のように臭気苦情が起こる前に自社工場の臭気発生状況を把握し、場合によって対策を実施されることは企業イメージとしても、実際に周辺に住まわれている住民様にとっても非常に大切なこととなります。

まだ過去に臭気測定を実施したことがない、どのような脱臭装置が必要かわからないなど臭気対策でお悩みでしたら一度弊社までご相談頂けますと幸いです。

  

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