脱臭消臭の技術開発」カテゴリーアーカイブ

活性炭デオキーパー脱臭装置



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。
     
今回は活性炭デオキーパー脱臭装置をご紹介させていただきます。

本ブログでも度々ご紹介させていただきましたデオキーパー脱臭装置ですが、本装置を簡単にご説明すると、フィルターケースに活性炭を詰め込み、従来の充填型活性炭脱臭装置に比べて省スペースで設置することが可能な脱臭装置となります。
 
 
デオキーパー詳細
 
 
デオキーパー脱臭装置ですが、省スペースで臭気対策が出来るという最大の利点があるため、弊社でも数多くご注文を頂いている製品の一つとなります。

そんなデオキーパー脱臭装置ですが、現在既にデオキーパー脱臭装置をご使用していただいております企業様より、リピート購入をしていただきましたのでどのような経緯でリピートしていただいたのかをご紹介させていただきます。

アクリル樹脂加工を行っている企業様より、周辺の住民様より臭気苦情があり、臭気対策をご相談
頂き、排ガスの臭質、臭気の強さ、排気風量より活性炭での臭気対策がベストと判断し、事前の検証テストを実施し、実機導入をさせていただきました。

実機導入後、臭気苦情が無くなったとの報告を受け、脱臭装置の性能評価を行うために臭気測定を実施しましたが、敷地境界線で規制値以下の結果となり、問題なく運用していただいておりました。

実機導入から2年後、再度臭気対策のご相談があるとの連絡を頂戴し、導入した機器に不具合があったのか不安に思っておりましたが、ご相談内容がアクリル樹脂加工の製造量を増産する予定のため、現在の脱臭装置では対応できないので脱臭装置を追加したいという内容でした。

現在の製造量の3倍増量させるため、新工場を建設する予定となり、新工場に新たな脱臭装置を設置したいといった相談内容でした。
企業様の増産に伴い、周囲に与える臭気の影響が強くなるため、脱臭装置の設置は必須となり、排気口の高さ、口径、向きなどを考慮し、弊社より排気口の仕様をご指定させていただいております。

新工場を建築する建設会社様、設備業者様と脱臭装置の仕様を説明、打ち合わせを実施し、今年の夏にデオキーパー脱臭装置を10台追加設置することになりました。

製造工場で一気に10台の製作は難しく、5台に分けて製作することになり、先日先行して製作した5台が完成したので完成検査を実施しました。
 
 
デオキーパー脱臭装置
 
 
図面通りの寸法で仕上がっているか、外観、バリ、強度、構造上の不備などがないか等確認し、無事問題なく仕上がっていることを確認しました。

夏まで弊社倉庫に保管し、残りの5台の製作が完了次第、現地に搬入予定となります。

このように事前に臭気問題になる可能性がある排気系統について、臭気対策を検討され、弊社に相談を頂けることは非常にありがたく思います。

引き続き臭気対策において真摯に向き合い、企業様に対して最適な脱臭対策を実施していきたいと思います。

臭気対策でお困りの際は一度ご相談いただけますと幸いです。
  
  
  
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風向・風速との脱臭装置の連動システム



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、取締役の技術開発担当である吉田がお届けします。

弊社脱臭装置や脱臭システム、臭気センサーなどは、日々是、進化を続けております。
これももちろん、すべてはお客様のお役に立てるように、より必要としていただけるために、全社全員で常にアイデアを練り続けております。

特に、水平展開がしやすくて、お客様からも「こんな使い方できないかな?」とお声を頂戴するのが、ニオイ監視システム「deomoni」です。

先日も、弊社の若手臭気判定士が「差圧計」を組み込んだ24時間365日差圧監視システムを実現化してくれました。
脱臭装置の圧力損失を把握することで、メンテナンスのタイミングや清掃や交換の時期の把握することが可能になるでしょう。

そしてまた1つ、新しいオプションとして、「風向・風速との脱臭装置の連動システム」が具現化しました。
  
  
風向・風速計
  
  
脱臭装置の設置の目的が、臭気苦情の解決をゴールの場合は、(もちろん悪臭防止法の条例遵守は当たり前としてです)そのエリアへの風向のときは脱臭装置を通して、その以外のエリアへの風向のときは、そのまま排気すればよいわけです。

なぜなら、例えば消臭剤の噴霧であれば、スプレーすればしただけ消臭剤のランニングコストがかかります。
活性炭を用いたデオキーパー脱臭装置であれば、臭気を活性炭に吸着させればさせるだけ、破過がはやまり、交換頻度が高くなります。

弊社では、お客様の目線にたって、ランニングコストを低減する方法も(弊社の利益は度外視して)愚直にご提案しております。

この、風向風速計と脱臭システムとの連動型については、モーターダンパーを用いることで、必要なときだけ脱臭装置を通して、それ以外のときはバイパスダクトを通すことが可能となります。
  
  
脱臭システムとの連動型
  
  
このように、いろいろなオプションや「あったらいいな」について弊社では常にお客様のお声をチャンスやヒントととらえて、進化に繋げていっております。

工場の排気臭対策や、場内作業環境の改善についてでしたら、弊社共生エアテクノ臭気判定士までまずはお問い合わせ下さい。

  
  
  
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いろいろとデオモニに接続できる計測器を検討しております



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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。

季節はすっかり冬ですが、引き続き読書の秋です。今は塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでます。古代ローマの誕生から西ローマ帝国の滅亡まで(たぶん)を描いた作品です。歴史が長いのでまだまだ読み終わりませんが、ユリウス・カエサルが暗殺されて、アウグストゥスに事業が引き継がれていくところまで読み進めました。ここからどのうように共和政から帝政に切り替わっていくのか、楽しみなところです。
歴史にifはないとは良く言いますが、カエサルが寿命をまっとうできていれば・・・と、思いを巡らせるのが楽しいです。
  
  
ローマ人の物語
https://amzn.asia/d/6LYom13

  
  
紫式部の次は、カエサルで大河ドラマをやってくれないかな~と思ってますが、Netflixでそれらしいのを見るしかないか・・・。

さてさて、スタッフブログなので業務につながるデオモニのお話をしておきます。
においセンサーのデオモニは、ニオイセンサーユニットと無線通信ユニットに分かれておりますが、無線通信ユニットにはアナログ/デジタルの入力・出力がありますので、さまざまな機器を繋げ、上位側のPCにデータを送る事ができます。
・風向・風速計
・パトライト
・電光掲示板
をオプションとして展開しておりまして、騒音計・振動計等も接続して運用している現場もございます。

役に立つかわかりませんが、できる事に意味があるのではという事で、いろいろな計測器を入出力繋いでみて、ちゃんと表示できるかどうかを調べてます。お客様にご提案する時に、「できる」・「できない」くらいはわかっていないといけませんからね。
そこで今回は差圧計を繋げてみました。
  
  
差圧計を繋げる
差圧計を繋げる
  
  
差圧の表示
差圧の表示

しっかり繋がり、ソフトで表示できる事が確認できました。(当たり前ですが)

警報システム(画面・音、メール等でお知らせ、パトライト等へ出力)が標準でソフトに備わっていますので、事前に設定した閾値を超えると、いずれかの方法で発報をする事ができます。

例えば、脱臭装置に差圧計を設置し、フィルター圧損を常時監視しておくことで、フィルター目詰まりによる風量低下やメンテナンス時期を事前に把握する事ができます。
排気監視ユニットでの排気口臭気の監視や、敷地境界でのニオイ監視と組み合わせる事で、臭気対策も万全と言えるのではないでしょうか。アレシア攻防戦並みの(臭気)包囲網です。

いろいろとデオモニに接続できる計測器を検討しておりますので、こんなのは接続できないの?とか、こういった使い方をしてみたい!というものがあれば、ぜひ弊社までお問い合わせください。

  
  
  
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総合スーパーマーケットの臭気対策



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今回は総合スーパーマーケットの臭気対策についてご紹介いたします。

新しく総合スーパーマーケットが開業した際に、周辺の住民様から飲食店から発生する厨房排気臭気が臭いとのことで苦情が発生したため、対策を行いたいとご相談を頂きました。

総合スーパーマーケットは複数の飲食テナントが入居しているため、様々な厨房排気臭気が排気される状況となります。

周辺の住居の距離などを考慮し、排気ダクトの位置を選定することで臭気苦情の発生を抑えることが可能となりますが、住居から排気ダクトの距離が近い場合は臭気が拡散されずに住宅へ到達し、臭気苦情となることがございます。

本件では複数の飲食テナントが入居しているため、対策が必要な系統、不要な系統の振り分けを実施致しました。

その後、対策が必要な系統については厨房排気用ゼオガイア脱臭装置の設置を検討しました。
  
  
ゼオガイア脱臭装置
  
  
ゼオガイア脱臭装置は厨房排気専用のフィルター式脱臭装置となり、フィルターを追加するごとに脱臭性能が上昇するため、対策目的に合わせてフィルター段数を設定いたします。

ゼオガイア脱臭装置設置後、更に脱臭性能を上昇させたいなどのご要望にお応えできるようゼオガイア脱臭装置の予備フィルターが追加設置できる仕様も対応可能です。

今回のケースでは、3店舗の飲食テナントの排気系統に対してゼオガイア脱臭装置を設置し、後々脱臭性能を上昇できるよう予備フィルター1段設けて設置させていただきました。
  
  
対策目的に合わせたフィルター段数
  
  
既に開業していることもあり、日中は一般のお客様がお買い物をされるため、設置作業は早朝に実施させていただきました。

商業施設を設計する段階で臭気トラブルを防ぐためにゼオガイア脱臭装置を予め設置されることもありますが、今回のように開業後に対策することも可能となります。

開業後にゼオガイア脱臭装置を設置する場合は、排気ファンの交換が必要になったり、設置場所スペースが確保できないためダクト改良工事が必要になることもあるため、事前に臭気対策を検討し、ゼオガイア脱臭装置の設置の有無を検討されることを推奨致します。

建物を設計する際にゼオガイア脱臭装置が必要か検討することも可能となりますので、臭気にお困りでしたら弊社へご相談いただけますと幸いです。

  
  
  
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ニオイは暑いと寒いで違うのか?



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、代表のニオイ刑事が担当です。

弊社共生エアテクノでは、日本およびタイの工場にて、
臭気対策を対応させていただいております。

そして、1つのある特徴としましては、高温多湿なエリアの方が、
臭気問題が多く発生しているということが挙げられます。

もう1つのある特徴としましては、やはり冬よりも夏です。
もちろん、乾燥する冬は冬で、火災後の脱臭であったり、
結露からのカビの発生であったりと、シーズン特有のニオイ問題は
あるので、決して一概には言えない部分もあることはご了承下さい。

これらはなぜなのか。
それは、ニオイ分子の特性があります。ズバリ回答を言いますと、
「高温多湿になるとニオイ分子は活動を活発化させる」
ということになります。

加えて、ニオイのもとになる菌も、高温多湿の方が活発化するので、
ニオイの元である雑菌の繁殖と、付着しているニオイの揮発という
ダブルでニオイを感じやすくさせてしまうのです。

以前、北海道はトマムにある、アイスヴィレッジに行きました。
旅先では、「スメルチェック」として、ニオイを嗅ぐのですけど、
氷点下も10度とか15度とかになりますと、もう、ニオイなんて
嗅いでる場合じゃなくなります。
  

アイスヴィレッジ

  
  
例えば、ご家庭における生ごみ臭対策の1つとして、
ニオイデカはあまり好きではないですけど)
生ごみ回収日まで冷凍庫に入れておく、というのもあります。
0度前後の冷凍庫では、多くの菌は繁殖できないし、
生ごみのニオイも揮発しにくくなるからです。

このように、温度を極端に下げることによる臭気対策
今後、弊社でも取り組んでみたいな~と思っております。

P.S
アイスヴィレッジにもし、行かれることがあるならば、
思っている3倍くらいの防寒をしていくことをオススメします。
感覚がマヒして、髪の毛や鼻水も凍りますので、覚悟していって下さいね。

  
  
  
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