臭気調査」カテゴリーアーカイブ

突発的に臭気が強くなる時間帯がある?!


 
本ブログをご覧の皆様、いつもお世話になります。
今回は、工場の排気臭対策をメインに行っている
臭気判定士の原田が担当させていただきます。

今回は、ニオイ監視システム「デオモニ」について
ご紹介させて頂きます。

弊社に、ある工場様より下記のような問い合わせが御座いました。

臭気苦情はないけど、突発的に臭気が強くなる時間帯がある。
どのような時間帯に臭気が強くなるか調査してほしい。」

そこで、ニオイ監視システム「デオモニ」を排気の一部から臭気を引き込み、
24時間臭気を監視することをご提案させて頂きました。

また、デオモニのセンサー値が高くなったタイミングで臭気を採取し、臭気濃度
臭気指数も同時に算出し、検量線を作成し、センサー値の数値から臭気濃度、
臭気指数相当値を提示させて頂きました。

※グラフを掲載したいのですが、守秘義務を考慮し、掲載を控えさせていただきます。
もし、どのようなグラフになるか等のご質問のある工場様等がいらっしゃいましたら、
弊社ホームページのお問い合わせフォームより、ご連絡下さい。

24時間監視をすることは人間で実施することはほぼ不可能です。
人間の嗅覚は「順応」といってニオイを嗅ぎ続けるとそのニオイに慣れてしまって
臭気の感度が悪くなり、ニオイを感じなくなります。

そのため、嗅覚疲労を起こさない、順応しないデオモニ等のセンサーが活躍致します。

ニオイ監視システム「デオモニ」

ニオイ監視システム「デオモニ」

監視を行うとある一定のタイミングで臭気が強くなる傾向になることが判明しました。

工場内には4つの窯があり、部品を窯の中で温めて作業が終わると窯が開く工程があり、
4つの窯はランダムに動いている状態でした。

今回の臭気のピークが出た時間帯に、工場内でどのような工程だったかなどを
これから詰めていき、ピークとなった臭気をどのような対策するか、ランダムに
稼動している窯の稼働を調整し、ピークが出ないよう調整できないかなど
対策案を検討していく必要が御座います。

ニオイ監視システム「デオモニ」はこのように敷地境界線に設置して臭気が
外部に飛散していないか監視する使用目的も御座いますが、排気口の臭気変動を
目視で確認できるシステムでもあります。

突発的な臭気の発生があり、どのタイミングで発生するかを調べたり、作業工程中に
一番強くなる臭気のタイミングを計測したりもできる便利なシステムとなっております。

また、弊社は臭気対策専門企業ですので、ただ単にニオイ監視装置を販売するのではなく、
臭気判定士による簡易法にて臭気指数(臭気濃度)を算出し、センサー値との相関を
整える事もご要望に応じて実施しております。。

排気臭気の状態を監視し、適正に脱臭装置を運用する方法などもございますので、
気になった方は是非お問い合わせを頂ければ幸いです。

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■臭気調査いたします


 
いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
今回は、病理検査室のホルマリン対策をメインに行っている臭気判定士の佐藤がお届けします。

今回は臭気調査について少々。
と言っても、嗅覚よりも視覚をつかった調査のお話です。

現場はとある飲食店
ある場所だけ雑排水のような悪臭がするとのことでした。
現場訪問すると、洗剤のような雑排水臭が一部分から強くあります。
気になったのでにおい測定機を使って調査。
すると、あやしい配管を発見。

あやしい配管を発見

あやしい配管を発見

なんの配管かなー、と思い天井裏の確認。
目的の配管がどこにつながっているのか、目で見て確認です。
写真ではわかりませんが、雑排水配管の通気とつながっていました。

雑排水配管の通気とつながっていた

雑排水配管の通気とつながっていた

補修は簡単。
使っていない配管のため、埋めてしまって終了です。

使っていない配管 埋めて終了

使っていない配管 埋めて終了

わかってみれば簡単ですが、そこにどれだけ早くたどり着くかは、
経験とノウハウ、嗅覚と視覚、さらには七つ道具が必要です。
お客さんにも満足いただきました。

臭気調査や脱臭作業・カビ対策はもちろん、
ホルマリン対策でお困りでしたら、
ぜひ弊社共生エアテクノまで!

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悪臭防止法の規制への対応


 
こんにちは
先日の健康診断で今年も肥満気味です、運動しなさいと指摘されたチーム60hzの山田大介がお届けします。
今年も残すところ2か月をきりました。本当に1年あっという間です。
春頃はハイハイくらいしか出来なかったうちの娘が、今ではドタバタドタバタと走り回り、おにぎりせんべいを離しません。
子供の成長も早いものです。

さて、今日の話は環境測定
悪臭防止法の規制基準には、1号基準(敷地境界線の規制)、2号基準(排気口の規制)、3号基準(排出水の規制)があります。
敷地境界線で規制値を超えていると、近隣住民や隣接企業からくさいくさいと苦情が来る場合があります。
なので、1号基準値を超えないように2号基準値が決められます。
敷地境界と排出口が遠い場合は敷地境界までに臭気が拡散していきますので、2号基準値も高めで設定が出来ますが、敷地境界と排気口が近ければ2号基準値も低めに設定しないと規制値を守れません。
これは拡散シミュレーションで2号基準の設定が可能です。
先日、某製菓工場に脱臭対策設備を納入してきました。脱臭装置の入口出口の測定はもちろん行いましたが、1号基準の測定も実施してほしいと言われ、敷地境界線測定用機器で臭気を採取しました。
ポンプを使ってタンク内を減圧して、臭気が来た時を狙って採取します。
敷地境界線で感じる臭気は風向き等によって変動します。なので瞬時に採取できるように専用の採取機器が必要です。
採取はこんな感じです。弊社のスーパールーキーが抱えているのが敷地境界線測定用機器(通称バズーカ)です。

敷地境界線測定用機器
敷地境界線測定用機器による測定

このような環境測定から主業務である脱臭対策設備納入、また消臭作業臭気調査と臭気に関する事に対応可能です。
全国ならびに東南アジア(特にタイ国)までエリアを広げて対応しておりますので、臭気についてお困りの事業主様、お気軽にご相談下さい

 

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臭気判定士による臭気判定。


悪臭事件の謎を解け!~悪臭だけの特命係~。
におい刑事と、クサ相棒。
臭気判定士の中でも、臭気調査や臭気判定業務案件を
数多く対応している事から、いろいろなテレビでもその臭気調査の様子が
ドキュメント的に放映されました。

テレビで紹介されようとされまいと、弊社の臭気判定士としての役割は一つ。
悪臭でお困りのお客様を、一人でも一社でも多くお助けしたいというミッション。
悪臭でお悩みのお客様に、深呼吸空間を創造してあげたい事。

そんなこんなで、今やこの、悪臭だけの特命係のコンビは、
日本全国を飛び回るに至っております・・。

DSCN1128

嗅ぐ。とにかく嗅ぐ。異臭調査は、まずは最低限、臭気判定士としての
経験と鍛えられた嗅覚が武器。

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七つ道具は、においセンサーがメイン。

DSCN1145

ニオイ刑事も、嗅ぐ。あらゆるところを嗅ぐ。

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一撃必殺はトレースガス。悪臭には必ず発生源がある。

DSCN1163

核心に迫った。異臭の発生源の一つで、顔をしかめつつも冷静に嗅ぐ。

 

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なぜか重なる臭気調査


なぜか重なる臭気調査

病理検査室への訪問回数が多くなってきた佐藤です。
臭気判定士として、異臭発生源調査もベテランですが、
1月2月と新規訪問の件数が本当に多くなってまいりました。

作業環境測定士でもあるので、来年度のホルマリン対策
多くの病院様の病理検査室や剖検室解剖実習室
HCHA濃度0.1ppm以下を保証するシステムで
お役に立っていけるよう取引先としっかりフォローしていきます!

そんななかで対応している臭気調査の事例を紹介。
場所は千代田区のオフィスビル。
時たま汚水の臭いがする、ということで現場調査。

写真1

調査の基本は天井裏から、ということで早速確認。
古い建物の為、怪しげな配管が多数存在。
ヒアリングの結果から可能性として考えられたのが臭突管。
こちらに的を絞って調査へ。
今回のトレースガスは臭突管から流すことに。

写真2

屋上の臭突管からトレースガスを流すと、室内のセンサーが反応。
やはり天井裏の数値が高い。
ここからは天井裏のどのあたりの数値が高くなるかを調査。

写真3

結果、怪しげな配管を発見。報告書にまとめて提出。
このあと聞いた話では、その怪しげな配管のすぐ近くにもう一本あり、
そちらが悪の根源だった様子。
ほとんど絞り込みまでできたけれど、100%ではない臭気調査でした。
もう3年以上前の現場の悔しい思い出です。

臭気調査や脱臭作業は当然のこと、
病理検査室のホルマリン対策も対応します。
においでお困りでしたら弊社共生エアテクノまで!
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