調査」タグアーカイブ

プロの調査でも予想外の事はある


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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策臭気調査をメインに行っている、
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

年末年始関係なく、仕事が入れば現場に向かう生活を送っています。
年末はバタバタとしておりましたが、年始はゆっくり休めました。
今回はそんなバタバタの中で行った調査についてのご紹介。

現場は某学校。
階段を中心に臭気が発生するとのことで調査に行きました。
現場では特に気になる臭いを感じませんでした。
いつものように専用の薬剤を使用して排水系に不具合があるか確認。

においセンサーPOLFA(ポルファ)

階段室天井裏でセンサー反応が少しありましたが、においはありません。
追加で色々と試した結果から、ここは問題ないと判定。

ニオイセンサーPOLFA(ポルファ)"

階段室周辺の排水に関する場所でセンサー反応を確認しますが、異常なし。
こうなると考えられるのが、実は異臭は無く設備的にも問題ないという結論。
念のため汚水槽の強制排水を実施しました。
すると階段室周辺に悪臭が。

臭気センサーPOLFA(ポルファ)

汚水槽が関係あり外部にも関係があるのは通気です。
ただし、ここの通気は逆止弁が付属されており、センサー反応も臭気もありません。

階段室も外部もにおいがしますが、特に強い場所がありません。
色々と考え、別の方法も試すため一度出直しとしました。
それでもわからなければ迷宮入り案件となりますが、今回は解決できました。
こちらについては、またご報告の機会があれば。

臭気調査脱臭作業除カビ・防カビ作業病理検査室のホルマリン対策まで。
その他においとカビのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで

https://www.201110.gr.jp/

  
  
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工場内の臭気調査について


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こんにちは、悪臭スナイパーの中丸です。

いつも通りどうでもよい話から・・・

昨年末くらいから読み進めている「ローマ人の物語」もやっと半分くらいまで来ました。ハドリアヌス帝の治世が終わったところです。古代ローマ帝国の勢力圏も最大版図となり、軍隊も連れずに、皇帝が各地を視察できるような平和な時代、パクスロマーナです。
この先はローマ帝国は衰退していくようなので少し読む気が萎えてしまって、若干積読気味です。

ハドリアヌス帝と言えば、少し前に話題になった映画「テルマエ・ロマエ」が舞台としている時代です。
当時観た時は、ローマ人が現代にタイムスリップしてわちゃわちゃするコメディ映画という記憶でしたが、古代ローマの歴史を少しかじってから観ると、さらに面白いのです。

テルマエ・ロマエ
https://amzn.asia/d/7PLDL8h

物語の終盤、「アントニヌス様が死んでしまうと、ハドリアヌス帝は神格化されないんだよ!」みたいな感じの重要なシーンがあります。
唐突に出てきて何の説明もないので、意味がわからずスルーしてしまうところです。神格化に何の意味が・・・と思いますが、今は違います。

後の皇帝、「アントニヌス・ピウス」のピウス(慈悲深い)たる所以のエピソード。要約すると「元老院から嫌われているハドリアヌス帝が死んだあとに、アントニヌス様に元老院を説得してもらわないと、ドミティアヌス帝のように記録抹消刑に処されてしまうのよ!」という意味です。(たぶん)
映画では一切触れられていないので訳が分かりませんが、このエピソードを知っていると、「まじでアントニヌス様を助けないと!」となって盛り上がる場面でした!

この他にもいろいろと古代ローマ帝国やハドリアヌス帝のエピソードが散りばめられており、楽しませてくれる映画です。原作漫画も読み始めましたが、同じ作者さんの「プリニウス」にも手をつけてしまって、漫画も積まれていきます。

少し知っていると、「テルマエ・ロマエ」がさらに楽しめますよという、今更な話でした・・・。

さてさて話を現代に戻します。今回は工場内の臭気調査についてご紹介させていただきたいと思います。

弊社では、臭気調査と言えば、オフィスビルや飲食店、個人様の住戸等で、定期・不定期に発生する異臭の発生原因を特定する調査を業務として行っております。

この調査の発展となりますが、工場内の臭気調査も対応しております。

工場担当者様から、

・工作機のどこから臭気が漏れているのかわからないので、漏洩箇所を特定したい
臭気対策のため、工場内に新しく給排気システムや、集塵機・ミストコレクターを設置したいが、設置前後について、臭気ベースで評価したい
・臭気を屋外にそのまま排気したいが、問題にならないか事前に調べたい
・離職理由に「臭気」があり、工場内の労働環境を改善したい

等々の理由で、工場内の臭気調査についてお問い合わせを多く頂いております。

工場内の臭気調査は主に以下の調査項目を実施し、工場内の臭気発生個所の特定や臭気のレベルを数値や図で可視化していきます。

①嗅覚による臭気発生源の特定
工場内をくまなく嗅ぎまわり、臭気発生源を特定します。工作機械やベルトコンベア等、それぞれの機械周りについても確認を行い、どこから臭気が漏洩しているのか等を特定します。
臭気発生源の特定ができれば、それについての対策も検討可能となります。

漏洩箇所の特定
漏洩箇所の特定

②臭気飛散状況の可視化
発煙管で煙を発生させ、流れを追っていくことで、工場内の気流がどのようになっているかを確認します。工場内の風の流れや、臭気が拡散するルートを可視化する事で、給排気の位置・風量の見直しや、局所排気装置の導入等の対策に役立てる事ができます。

発煙管による気流確認
発煙管による気流確認

③臭気の強さのマッピング
工場内を一定の区画に分けて、6段間臭気強度表示法を用いて臭気の強さをマッピングし、可視化していきます。工場内でどこが臭気が強いのかが一目でわかるようになります。
臭気対策前後でマッピングを行い、結果を比較する事で、臭気対策の効果が目に見えてわかるようになり、対策設備導入の評価に役立ちます。
    

6段階臭気強度測定
6段階臭気強度測定
臭気のマッピング
臭気のマッピング

    
どこから手をつけて良いかわからないような臭気対策も、まずは工場内臭気調査からスタートする事で、臭気問題解決に近づくと思います。
臭気でお困りの事がございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
経験豊富な臭気対策コンサルが対応させて頂きます。

 
  
  
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脱臭装置(大型活性炭脱臭装置デオキーパー)の移動



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、お世話になります。臭気判定士の原田です。

過去にも本記事でご紹介させていただきました大型活性炭脱臭装置デオキーパー(以下メガキーパー)ですが、
設置した工場から別工場へ移動させたいとのご相談があり、先日無事設置完了したため脱臭装置の移動についてご紹介させていただきます。

 

以前メガキーパーを設置しましたが、その工場での製造を別の工場で行うことになり、
生産設備一式を移転させることになりました。

その際に、排気脱臭装置として設置されていたメガキーパーも一緒に移転できないか御連絡があり、移転に伴う注意事項、移転後の設置作業について打ち合わせを行いました。

メガキーパー活性炭を充填した装置となるため、そのままトラックで運ぶと細かい揺れによって活性炭同士がぶつかり合い、装置内部に粉じんが大量発生する恐れがありました。

そのため、移送する際は活性炭フィルターを取り外し、活性炭は抜き取ってから移送を行うようお願いをさせていただきました。

もともと活性炭交換時期であったため、充填された活性炭は移送前に産廃処理していただくことになりました。

メガキーパーは200㎥/min対応の大型活性炭脱臭装置となるため、装置本体も分解して移送する必要がありますが、分解方法、設置組み立て方法など図面をもとに打ち合わせを行い、設置作業を実施いただきました。

先日、無事遠方から装置が運ばれて、設置作業が終了したため、活性炭充てん作業を弊社で実施させて頂きました。

 

 

 

活性炭充てん作業終了後、試運転調整を行い、メガキーパーの入口、出口の臭気採取を行い、
脱臭性能を確認させていただきました。

 

前工場に設置されていた際の脱臭性能を無事発揮できており、安心して新工場でもご使用いただける状況となりました。

メガキーパーとなると、大型の脱臭装置となるため移動となると大幅な工事が必要となりますが、
通常ラインナップのデオキーパー脱臭装置は小型装置となるため、架台をキャスターへ変更することが可能となります。

キャスター設置によって設置場所から任意に移動させることが可能となります。

使用したい時だけ移動して使用することも可能な装置となるため、突発的に発生する臭気を伴う業務のみ使用するなど様々な場所でご活用いただいております。

こんな時にだけ使用したい、脱臭装置を移動させて複数個所で使用したいなどご要望がございましたら、
一度弊社へご相談頂けますと幸いです。

  

 

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臭気調査初心者入門



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在宅が続く中、家の中のにおいが気になることがありませんか?
何のニオイだろう、どこからしているのだろうと、気にした経験はあると思います。
自分も自宅で、独自に臭気調査をした経験があります。
そんな人に臭気調査の初歩を少し紹介。

臭気調査をするうえで把握しておきたいことの中に気流があります。
風の流れが臭気の流れになるからです。
それを把握するのに、臭気調査をするときはスモークテスタという道具を使います。
  

スモークテスタ

  
無い場合は線香の煙を使うこともありますし、ティッシュの切れ端でも多少はわかります。
私が臭気調査をするときはもちろんスモークテスタを使用します。
以前臭気調査をした場所では天井裏を調査したのですが、
  

臭気調査(天井裏)

  
少し天井裏から空気が下りてきている程度でした。
しかし、色々と室内の条件が変わった時に再度調査してみると、
  

臭気調査(天井裏)

  
このように気流が変わることがわかりました。
ここから天井裏が臭気発生源であると突き止めることができました。

皆さんも、自宅で臭気が気になった時は気流に気を付けてみてください。
それでもわからないときは、ぜひ弊社臭気調査ご依頼を。
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大掛かりな工事をする前に..



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こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

先日、長野方面に工場臭気対策に伺った際、新幹線の乗り換え時間に少し余裕ができたので、数年前(大河が真田丸の時)から行ってみたいなぁと思っていた「上田城」に行ってきました。
ちょうど紅葉のシーズンで、城内各所で木々が鮮やかに色づいており、紅葉狩りをしてきました。
  

上田城

 
  
上田城は2度の徳川の大軍を退けている事から、落ちない城として有名で、上田城内にある真田神社は、合格祈願にオススメのようです。
電気工事士試験もあったので、しっかり願掛けしてきました。あとお土産屋さんで真田紐もゲットしました!
   

真田神社

 
  
城内の博物館はお休み。真田昌幸の甲冑の展示があるとの事なので、また見に行きたいなぁと思います。
  
  
さてさて、今回はとある飲食店様からご依頼いただいた臭気調査の事例をご紹介させていただきます。

・店内で不定期に雑排水系の臭気が発生する。
・土間に埋設している衛生配管に問題があるとしか考えられないので、コンクリを削って調べようと思うが、本当に原因がそこにあるのか事前に調べてほしい。
という臭気調査のご相談でした。

さっそく調査のご依頼をいただき、店内各所の調査を行いました。
調査に伺った時点では臭いがなく、臭気発生状況のヒアリング結果から床付近を確認していきましたが、特に気になる臭いはありませんでした。また、図面と照らし合わせて配管類を確認するも特に異常は見当たりませんでした。
   

臭気判定士による調査

 
   
調査を進めていく中で、偶然にも臭いが発生!チャンスと思い、臭いの強い箇所を追っていくと、エアコン吹出口から臭いが出てきている事を確認しました。
床下・天井裏には臭いがない事を確認し、エアコンから臭いが出る原因として考えられるドレン配管の行方を追っていく事としました。

ドレン配管は天井裏で壁面まで伸びており、そこから立ち下がり、床下に消えていっておりました。
ここでどうやら、ドレン配管はトラップが組まれる事なく、排水配管に接続され、そのまま公共下水配管につながっているのでは?という事がわかりました。
  

エアコンのドレン配管の行方

 
  
後日、ドレン配管にトラップを設けていただき、様子を見ていただいたところ、無事に臭気の発生が収まったとご報告をいただきました。床を削るような大掛かりな工事をする前に、調査に来てもらって本当に良かった!という有難いお言葉もいただく事ができました。

原因が間違いなければすぐに工事するのが良いと思いますが、少しでも不安がある場合、事前に調査をすることで、無駄な工事を省くことができます。
臭気で気になる事があれば、ぜひ弊社にご依頼ください。
 
  

  
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