臭気調査」カテゴリーアーカイブ

臭気調査に必要なこと



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いつも本ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
病理検査室のホルマリン対策をメインに行っている
臭気判定士・作業環境測定士の佐藤です。

臭気調査をする場合、臭気に詳しいこと、嗅覚が正常であることが必要です。
実はそれ以外にも必要な知識があります。
それは、最低限の建築に関する知識です。
それが役に立ったケースをご紹介。

場所は都内の集合住宅。
ほぼ毎日のように異臭が発生するので調査してほしいとの依頼がありました。
現場に到着すると異臭をすぐに感じます。
ピンポイントでにおいがしているので原因はすぐにわかりました。

臭気調査-図面の確認-

 

そこで図面を確認。
においの原因となりそうな怪しい配管がどこにあるのか確認します。
しかし、図面を見る限りでは問題はなさそうでした。

臭気判定士による臭気調査

 

確認した図面の通りに配管が通っているのかを確認します。
図面通りなのは当たり前ですが、これがたまに違うことがあるのです。
今回のケースも、図面と実際の配管が違ったために起こった問題だとわかりました。

このように、臭気調査といっても、その場所に応じた知識が必要になるケースがあります。
こういった専門的な知識がないと調査の原因までたどり着けず、間違った対策をとってしまいがちです。

においのことでお困りであれば、ぜひ弊社共生エアテクノまで

https://www.201110.gr.jp/

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臭気測定のお話



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 こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。
 
  私は家でよくチキンステーキを焼きます。美味しい! 100g単価が安い! フライパンで焼くだけ! という家庭に優しい要素が3拍子揃った最高のおかずと思っています。
そんな登板率の高いチキンステーキですが、先日、調理中に痛い目にあいました。片手間でチキンを焼いていたところ、高温の油を人差し指にかけてしまい、ヤケドを負ってしまいました・・・。
 
2cmくらい水ぶくれができてしまい、消毒や包帯交換での激痛を想像するだけでブルーな気分だったのですが、素晴らしい治療方法に出会いました。湿潤療法というものです。
なんと保護フィルムみたいなやつを貼っておくだけ!張り替えるときも痛くない!あとは勝手に治る!というナイスな3拍子。令和になって一番の驚きです。早く治るのが楽しみになりました。
 
 さてさて、今回は(も)依頼の多い臭気測定のお話です。火災後に消臭したので測定をしたい、近隣の飲食店の臭いが室内に入ってくるので臭気レベルを測定したい、製品に臭いが付着しているのでどの程度の強さなのか測定したい・・・と言ったようなご依頼をたくさん頂きます。
 
 臭気測定の基準は以前よりお話させて頂いている通り、法律でなにか決まった基準があるわけではないのですが、6段階臭気強度表示法9段階快不快度表示法においセンサーによる測定、臭質の判定を行っております。
弊社では臭気判定士の資格を持ったものが測定をさせて頂きます。臭気判定士は臭気を判定する資格ではありませんが、日本で唯一の臭いに関する国家資格となりますので、臭いの専門家という立場から、第三者的に評価をさせて頂きます。
 

臭気判定士による臭気測定
臭気判定士による感応検査

においセンサーPOLFA、6段階臭気強度、においの程度

POLFA値 においの程度 臭気強度
150~200 無臭 0
200~240 やっと感知できる臭い 1
240~270 何のにおいであるかがわかる弱い臭い 2
300~330 らくに感知できるにおい 3
360~450 強いにおい 4
450以上 強烈なにおい 5

9段階快不快度表示法

快・不快度 においの質
4 極端に快
3 非常に快
2
1 やや快
0 快でも不快でもない
-1 やや不快
-2 不快
-3 非常に不快
-4 極端に不快

 
 これらの項目を各地点で測定していき、臭いを数値化していきます。
においセンサーは機械ですので、人間の鼻と一致しないこともありますが、臭気強度、快不快度、臭質は人間の鼻の感覚値ですので、どなたもでも納得いただける評価方法ではないかと思います。
 
臭いの対策をする前後で測定をして、対策の評価をしたい。
・倉庫に荷物を入れる前に現状を測定しておき、倉庫を返す時の基準にしたい
などなど、
 
臭気を測定したいというご要望はたくさんあるようです。

 臭い問題は個人の感覚の問題ですので、ぜひ臭気専門の弊社にお任せください。

 

 

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天井裏の吊りボルトの錆から臭気発生原因を究明



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こんにちは、悪臭スナイパーこと中丸です。

いつの間にか季節は春になりました。ぽかぽかと暖かく、なんとなく散歩に出たけたくなるような明るい季節ですが、この時期、私は自分の嗅覚に一抹の不安感じるのです。

臭気調査現場に行って、臭いがわからなかったらどうしよう・・・。
臭気測定で鼻詰まりしていたらどうしよう・・・と。

そう、何を隠そう、私は花粉症です。

臭気判定士さんは花粉症ならないのですか?とよく聞かれますが、当然、花粉症になります。そして鼻が詰まれば臭いは何もわかりません。
そうならないよう、薬、マスク、家に引き篭もる等、万全の対策をして現場に伺っております。

今年は去年よりも症状が軽いような気がしており、思い当たる節と言えば、カフェインレスです。
昨年からなるべくカフェインを取らないよう心掛けており、今の所、なにか体調が良くなれば、カフェインのせいだった!という事にしてます。(プラシーボ効果含・・・)

朝はスッキリ起きれるようになり、偏頭痛ともおさらばしました。あら不思議、花粉症も良くなったような~。ヘビーカフェインユーザーの方、ぜひお試しください。

さてさて、花粉症などお構いなしに、毎日現場へ出ておりますが、このところ臭気調査のご依頼が増えて来たように思います。

ちょっと変わった原因の臭気調査があったので、ご紹介させて頂きます。

とあるお店で、時折、雑排水系の臭気が店内で発生する事があり調査してほしいという依頼がありました。

お店にお伺いすると、うっすらと雑排水系臭気が漂っておりました。さっそく臭いを追っていくと、店内よりも天井裏のほうが、臭気が強いことがわかりました。

雑排水系の臭気であれば、まず疑うべきは衛生配管です。しかしながら、このお店は平屋建て。天井裏にはエアコンドレン管しか配管はありません。
当然、エアコドレン管からの臭気の逆流を疑います。

しかし、エアコン吹き出し口からは臭気はなく、エアコンドレン管からの臭気の逆流も検証しましたが、逆流はありませんでした。
ここまでなら、どんな水道業者様や空調業者様でもたどり着くところだと思います。

ここからが、臭いに特化した、臭気調査専門会社の腕の見せ所です。

再度天井裏を隈なく確認していくと、ある区画のみ、天井の建材を吊っている天井吊ボルトに錆が生じている事を発見。

新築の建物ではないため、錆が生じるのもおかしくはありません。しかし、なぜこの付近だけ錆びているのだろう・・・と。
錆びている箇所を絞り込んでいくと、外壁側の一部分の区画にだけ錆が生じているようでした。

錆びた天井吊りボルト
錆びた天井吊りボルト

天井裏から見える場所も限られているので、外から外壁を確認する事としました。
外壁には屋根からの雨水を流す、雨樋しかありません。
こんなところから臭気が出てくるはずはないと思いながらも確認すると、雨樋の集水器付近で店内と同じ臭いを確認。

集水器の付近をよく確認してみると、屋根と外壁の境目が腐食でなくなっており、天井裏と通じているのを発見。雨水桝からトレースガスを流すと、天井裏でトレースガスの反応が確認でき、臭気の侵入ルートを発見する事ができました。

集水器と天井裏
集水器と天井裏
腐食により天井裏と通じている
腐食により天井裏と通じている

どうやら、浄化槽で処理した排水の配管に、上記の雨樋の配管を接続していた為、腐食性ガスを含む臭気が雨樋を逆流し、集水器付近で大気開放され、外壁を腐食。臭気が天井裏を通じて店内に漏洩していたようでした。道理で天井裏の吊りボルトが錆びていたわけです。

後日、雨樋の配管にトラップを付けてもらい、店内で臭気がなくなったというご報告を頂きました。めでたしめでたし。

天井裏の吊りボルトの錆から臭気発生原因を突き止めたという、珍しい調査事例でした。

雑排水・汚水臭の臭気なら九分九厘、発生場所を特定できます。発生源不明の臭気でお困りのことがあれば、ぜひ弊社にご相談ください。

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におい監視システムdeomoni(デオモニ)



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いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、臭気判定士の原田が「におい監視システムdeomoni(デオモニ)」について紹介させていただきます!

デオモニロゴ

 
 
相談頂きましたお客様は金属加工工場様で、周辺から臭気クレームがあり、
工場内のどのような工程で臭気クレームが発生するのか、
本当に工場からの臭気が周辺に飛散しているのかを監視したいとの相談でした。

におい監視システムdeomoniは無線通信による臭気センサー監視の為、
配線工事が不要なため余計な配線工事費用が発生しないメリットが御座いますので、
比較的簡単に検証テストが可能な製品となります。

設置したい場所に100V電源さえ用意出来れば監視テストが可能となるため、
実際にdeomoniが臭気に反応するのか導入前に検証テストを実施致しました。

deomoni内部のセンサー素子は3種類から選ぶことが出来、
お客様の排出されている臭気に最も反応するセンサー素子を選定させて頂きました。

選定方法は、排気臭気を採取し、deomoniに嗅がせて反応がいいセンサー素子を選定する方法となります。

一番反応の良かったセンサー素子をdeomoni本体にセッティングし、
監視したい場所へdeomoni本体を設置させて頂きました。

デオモニ本体設置

 
 
監視するお部屋まで100mほど離れており、そのままでは電波が届かないことが判明したため、
間に中継器を設置することで電波を繋ぐ事が出来ました。

約1週間ほど監視を行った結果、しっかりと臭気を監視することが出来、
臭気の飛散しやすい時間帯なども把握することが出来ました。

センサーグラフ写真

 
 
今回の結果から、におい監視を行い、工場内のどのような工程で飛散するのか、
敷地外へ臭気が飛散しているかを確認することが出来たため、実機導入をご検討頂いております。

実機導入が出来た際は、引き続き365日24時間においを監視することが出来るため、
より具体的な臭気の飛散状況を把握することが出来ることになります。

大変ありがたいことにdeomoniの納入件数が販売当初からどんどん増えており、
様々な業種のお客様の下で活躍をしております。

においの現状を把握したい、においを監視し、可視化したい等のご要望が御座いましたら、一度お問い合わせを頂けますと幸いです。

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臭気調査と測定



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こんにちは! 共生エアテクノチーム60Hzの臭気判定士山田です。

2019年お初のブログ担当がまわってきました。

今回のお話は、臭気調査と測定にします。

年末から年始にかけて調査や測定依頼が続きました。

  
1件目

近畿地方の研究施設で異臭がするとの事。

OA取入れ口から臭気が侵入して、施設内に臭気が充満するか確認の為、トレースガスを使って調査を行いました。

結果は、排気口臭気が風向きや風速の影響でOA取入れ口へ入り込むことが確認出来ました。

天井裏を確認
天井裏を確認


  
2件目

名古屋市内某店舗で汚水系臭気がする為、臭気調査を実施。

トレース調査の結果、床下の排水桝の隙間から臭気が漏えいしている事が確認できました。

臭気測定
臭気測定


  
3件名

排気口臭気測定

中部地方の3工場で臭気指数測定を実施しました。

1例目は、脱臭対策設備を新設検討。

2例目は、現状の臭気把握。

3例目も、現状の臭気把握。

排気臭対策
排気臭対策


いづれも臭気レベルが高く、排気風量も大きいので対策するには臭気コンサルテーションが必要です。

3月以降も臭気コンサルテーションが続きます。

知っている人もいるかもしれませんが、共生エアテクノ臭気対策業務をしています。

様々な職種の方々から御相談を頂きます。

臭気の調査、発生している臭気の対策まで可能です。

お気軽にご相談して下さい。
  

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